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角筈区民ホール“かがみ”公演終了後、みんなそれぞれ忙しく解散。今年の公演が一区切りしたら、ゆっくりやりましょう。
高山正樹と宇夫方路は下北沢へ。ハンサム・マーキーさんに会うのです。

でもその前に宇夫方路は下北沢タウンホールで結髪のショウを観ます。
入り口で東京琉球舞踊協会の川口喜代子会長に会ってバタバタしているところ。
下北沢タウンホールの入口で

この公演については、いずれ宇夫方女史が琉球舞踊のブログに書くはずです。
タウンホールの前にはスズナリがあります。
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そういえば確か深水みゆきが出てるはず。

小生は携帯を変えることにしました。
XPERIAとかいうらしい。
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おお、しっかり見えるじゃないの。でも、いつでもどこでも携帯を見つめているような人種にはなりたくない。
充電だとか設定だとかをお店でやってもらっているうちに、けっこういい時間になりました。
ハンサム・マーキーさんになんで会うことになったのかというと、PEANUT'Sの宮城さんに作ってもらったS1グランプリの壷屋焼三線トロフィーを渡すため。
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特に飲むなんて約束をしていたわけではないのですが、こういうのは流れというやつです。身体メンテナンス、一時中断。マーキーさんの仕事のお仲間も一緒。というより、おふたりが飲むところに我々が割り込んだわけです。
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若い連中がいっぱいの居酒屋。味よりも油という店。最近少しサラサラしてきた身体がいっぺんにベトベトしてきた感じ。ゴーヤーチャンプルーもあります。沖縄と全く関係のない店なのにね。すっかり居酒屋の定番メニューですね。要するに油炒めだもんね。
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とってもかわいい子がいました。下北だから、きっと役者の卵かもしれないなんて思って聞いたのですが、農大の学生さんだって。
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僕が経堂に住んでいた30年前の頃の農大の女性は……、叱られるからやめておこう。
そういえば昔ほど日本の女優さんって美しくなくなりました。美しさよりも個性。美しさだけで勝負できる時代は終わったということもあるし、一方で女優という職業が昔ほど万人の憧れの対象ではなくなったということもあるみたいです。むしろそこらへんのお蕎麦屋さんなんかで、とっても美しい人がオーダー取りに来たりして、看板娘って言葉は昔からあったけどねえ。

さあ、もう一軒いくぜい。

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台風はどっかへ行ったみたいだ。
雨男の大島君に晴れ男の夢丸師匠が勝ったのです。
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つのはずコンサートVol.58 ~落語と音楽のコラボレーション~

まずは出囃子を恭しく演奏する東京奏楽舎。
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左から……
ピアノ:菅野恵子
チェロ:大島純
オーボエ:桃原健一

三笑亭夢丸“親子酒”
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では反響板の裏からの画像集を交えながら。
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今日はお色直しがあります。
舞台袖に鏡を設えて、着替えの準備は万端です。
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後半のコラボでは、師匠は黒い着物を着ます。
男性陣のタキシードに合わせたんだって。

休憩を挟んで、組曲“かがみ”のコンサート。
一曲ごとに夢丸さんMCが入ります。
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夢丸師匠の出入りのタイミングを測って照明を切り替える高山正樹。
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そうして、いよいよ“かがみ”の本編です。
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新宿で高座を終えて駆けつけた三笑亭朝夢さんが、師匠の噺にジッと耳を傾けていました。(右は宇夫方路。)
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朝夢さんは第一回夢丸新江戸噺の受賞者なのです。その後出版社を脱サラして夢丸師匠の弟子となりました。新江戸噺に応募したのも、落語家になりたかったから、受賞すればその道が開けると考えてのことだったと聞きました。朝夢さんの夢を現実に変える力はすごいですね。

磨かれたスタインウェイは、まるで鏡のよう……
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さて、公演の良し悪しはお客様方が決めてくださること。総合プロデューサーは沈黙です。
ああ、それにしても、自分が出演する方がずっと楽。この感覚はなかなか説明しがたいものがあります。きっと演出家とも違う、もう少し不純物の多い雑多な感じ。

ウメちゃん。今日はありがとう。
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次は役者で来るさ。
重要なことは、そうなるのだという意思だよね。


三笑亭夢丸with東京奏楽舎です。
角筈区民ホールです。
場当たり、音響チェックなどなど。
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ウメちゃんが毛氈を敷いてくれています。
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ウメちゃんは現在ここ角筈区民ホールで小屋付きのスタッフさんをやっていますが、昔は龍前照明にいたのです。

チェロのエンドピン(脚棒)は、本来舞台の床に刺すものなのですが、劇場によっては断られてしまいます。今日もNGでした。そういう場合もままあることなので、大島君はこんなグッズを持っています。
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沖縄の恩納村での山猫合奏団公演の記事にアップの画像があります。)
エンドピンの材質によっても音色が変わるというくらいですから、本当は床に刺すのと刺さないのでは響きが全く違うのです。それなのにそれを禁止する理由ってなんなのでしょう。
劇場の舞台の床板は消耗品、定期的に張り替えるのは常識です。国立劇場でも歌舞伎座でも、大道具さんはガンガン床に釘を打ちます。支木(しぎ)といって、鎹(かすがい)のでっかいものがあって、パネルを立てる時に使うのですが、それだって床にぶっさすのですから。
(参考画像)
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その常識を、行政の人たちがわかっていないのです。劇場のことを良く知らない著名な建築家が設計した使えない劇場が日本にはたくさんあります。いわゆる箱物というやつに多いのです。そして釘打ち禁止なんてことになっている。要するに舞台の板は張り替えるものだということをわかっていない人たちに決定権があるという弊害です。
角筈区民ホールの舞台は一見とってもきれいです。小屋付きのみなさんのメンテナンスが行き届いていることがわかります。でもよく見ると、けっこう傷がある。
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つい最近、床を削ったのだそうです。でももう限界、これ以上削ることはできません。しかし、将来床を張り替える予算が計上されることはないのだそうです。つまり、劇場の専門家ならば床板を張り替えるのは障子を張り替えるのと同じなのですが、お役所の上の方々はきっと改築ぐらいにお考えなのでしょうね。まあ、障子を張り替えるのとは比べられないほどの費用がかかるわけだしね。角筈は普通の区民の方々のための施設です。確かに床を張り替える大金を一般区民の皆さんは無駄と考えるかもしれません。芝居屋の常識は非常識だもんなあ。

ともかく、ちょっとした傷でも、そこからささくれが出来てしまうことがあります。そうなっても、ここの舞台はもう削ることができません。芝居で使えば裸足で舞台を走る事だってあります。だからささくれはとっても危険なのです。それを知っているから、現場の人たちは釘打ち禁止にするしかないのです。

夢丸師匠がMCする時の立ち位置のバミリです。
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見えますか、小さな白いビニールテープ。劇場の床に張っていいのは粘着力の弱いテープだけです。ガムテームは絶対ダメ。紙のガムテープなんて最悪です。これは国立劇場でも同じ。はがす時にささくれができてしまったら大変です。時々素人さんに劇場を貸すと、平気で紙テープを張ったりします。そうなったら、小屋のスタッフさんは、何時間もかけてゆっくりゆっくりテープをこそぎ落とすしかありません。

でもね、音楽家は音楽家で、自分の音に命を賭けているわけです。プロデューサーだって……、それは言わないことにしましょう。違う立場の人たちの苦労は、見えないものだ、という話しでした。
行政には行政の事情がきっとあるのでしょう。逆にそれが僕らにはわかっていないということなのかもしれません。

もうひとつウンチクを。
今日のピアノはスタインウェイのフルコン。
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フルコンとはフル・コンサート・ピアノのこと。フルオーケストラと競演するようなでっかいピアノです。画像をもう一枚。よく見てください。
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胴体はピカピカですが、フタの方はツヤがありません。山猫合奏団の白石准が艶消しピアノのことを書いていましたが、これはそうではないらしい。ピアノの後ろに並んで演奏するオーケストラのプレイヤーが、ピアノのフタに反射する照明の明りでまぶしくならないための処理が施されているのです。といっても、ここは小さな劇場の小さな舞台。このピアノの後ろでオーケストラが演奏するなんてことはないんですけどね。倉庫にはもう一台、やっぱりフルコンのヤマハのグランドピアノがあるというのですからびっくり。お金の使いどころが違うんじゃないかなあと、事情を知らない僕らは思うのでした。

行政の皆様へ。これは決して批判ではありません。現場と対話をしましょうというご提案とご理解くださいませ。

さて、今日は反響板を使うので、照明で大したことはできません。それでも夢丸さんのMC用のスポットを舞台袖で調光できるように、ウメちゃんが仕込んでくれました。
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操作するのは高山正樹、俺だ!
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楽屋でお昼を食べて……
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間もなく“かがみ”の幕が開きます。
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三笑亭夢丸with東京奏楽舎、角筈区民ホール公演日の朝、7時半。
東京文化会館の日もそうだったんですけれどね。なんと今日は台風が来ているのです。雨男大島純恐るべし。

朝だというのに、葉っぱの下のゴーヤーを撮影するにはフラッシュが必要。
小さいゴーヤーのいくつかが、少し大きくなってきました。ちょっと期待できそうです。
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葉っぱの上には、見えない太陽に向かってたくさんの蕾が直立しています。
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もう秋だというのに。雌花もないというのに。
明日のゴーヤーへ
最初のゴーヤーから見る

でも雨は降っていないので、新宿まで自転車で行こうかな。
数日前から始めた肉体メンテナンスゲームです。

角筈区民ホールには9時ちょっと前に到着。まだ誰も来ていない、と思ったら……
調律師の名取さんがいらしていました。
パン屋さんじゃなくて調律師さんです
パン屋さんではありません。
エプロンのデザインはピアノの鍵盤。日本調律師協会のエプロンだそうです。
「これを着ているとどんなホールでも自由に入れるんです。エプロンパスって言うんですよ。あはははは」
まあ、それはないでしょう。楽屋荒しの多い昨今、そう簡単に楽屋口の警備員さんが通してくれることはありません。名取さんが自由にホールを出入りできるとしたら、きっとそれは名取さんの笑顔の所為です。
「ホールに人がたくさんいても、このエプロンしていれば目立つんですよ」
いやいや、名取さんならたとえエプロンしていなくても目立ちます。

きっと、おいしいものをいっぱい食べてるんだろうなあ。いいなあ。
名取さんがメンテナンスするのは、ご自分のお体ではなく、ピアノだよ。

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高山正樹 Masaki Takayama
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