完全な脱力状態から、どこにどのくらい力を入れればいいのかを、ゆっくりと見極めながら楽しむことができるのかなと思っていたのです。しかし、なんだか初めから立ち位置を決めなければいけないような、回りのことは考えないで、ともかく演技方針を提示しなさいと言われているような。

今日は前回の皆さんに加えて、こんな若者たちと飲みました。
オフィスプロジェクトMの和田くんと小山くんと横澤さん

市民劇なんだからさ、ゆっくりやろうよっていう感じ。
小学校の頃の国語の時間。教科書を気持ち込めて読んだりするの、みっともないことだって思わなかった? その感覚、僕は普通で好きなんだけどなあ。でも、生き馬の目を抜く世界。その中で生きていこうとする若者なら、どんな現場でも精一杯やって当然ですよね。

でも、僕はおっさんなもんで。
とはいえ、天下の民藝さんのような方法論があるわけではないのです。ただ、まず初めは何もしたくなかっただけのこと。ところが皆さん何かしようとなさるので、「しない」ことが却って「している」みたいに見えてきた。それでも我関せず我が道を行くという芸当が僕にはできず、といって何かをする気にもならず、なんとも弱った3時間でした。

ネットのどこかで、M氏が役者の質が見えたみたいなことを呟いていらっしゃったようだけれど、本当かしらん。初見では箸にも棒にも引っ掛からないのに、むしろそうだからこそ本番になると誰よりも生きているみたいな役者さんもいるわけですし。そういう役者さん、今日もいたし。舞台未経験の方なら尚更です。だから半年近くも稽古するんだもんねえ。

僕の参加目的は山猫合奏団の宣伝活動?
いえ違います。そんなこと、口が裂けても言いません。

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