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《10月14日(金)-1》
大震災から218日目……
11日の夜の僕のツイートの話です。
「体の大きい人は小さい人よりも放射線を浴びる量が多いのではないかしらん。それなのに同じSvなのは何故?」
さて、いったい何がどう疑問だったのかを、少し噛み砕いてご説明する必要がありそうです。まず前提として内部被曝のことは考えていません。外部被曝に限っての話です。それも放射能まみれの水溜りに足を突っ込んだというような局部への被曝のことではなく、空間線量が影響する外部被曝です。
だいたいSv(シーベルト)という奴が分かっているようでよく分からない。つまり……

※この先は後日落ち着いて時間のある時に書きたいと思います。今日のところは、いったいツイッターでどんなやり取りをしたのか、そのツイートをとりあえずご紹介しておくことにします。

【一連のツイッター】

《11日》
22:46、板垣陽太
「被爆量は放射能の強さに体重と時間を掛け合わせたもので測るそうです。なので、同条件で被爆した場合、確かに身体が大きい方が被爆量は多いでしょう。ただ、放射線障害は確率的推論で成り立っており、個体差がありますので、大きさよりも個体差の方が影響するのではと考えます。」
22:59、板垣陽太の連投
「答えになってませんね(苦笑)要はぶれがあり確定的な事が言えないので、体重差まで割り出すサンプル不足とかですかね。んま、僕の言う事なんであてにしないで下さい。」

《12日》
8:26、Ilovemanaさん(稲城市で継続的に空間線量を測っている方)
「たしかSvは重量当たり(1kg)だった気がします。」

《13日》
12:03、板垣陽太君への返信
感謝。でも、空間線量なら体重じゃなくて体の表面積じゃないのかねえ。素人考え。
12:07、Ilovemanaさんへの返信
返信感謝です。しかしそれだと、体重倍だと倍の影響があるってことになっちゃいますよねえ。分からん……


12:16、板垣陽太
「僕も表面積だと思ったんですが、被爆量となると体重をかけるみたいです。僕も素人なのでハッキリと言えずすいません。身体の一部分しか露出してない時などはどうなるんでしょうね。ダメだぁ、こういうの気になってしょうがない(・ω・`)」

12:37、Ilovemanaさん
「体重で割るから体格差は消えませんか?物理学者の田崎晴明さんのHPが参考になるかも。」

板垣陽太君への返信
20:12
陽太はやっぱり理系だね。まあ理系って、役者としては成功しそうもないけど、僕は基本的に理系の役者好きなんだ。だから僕もダメなんだけど。
20:15
ちょっと勉強したのだが、γ線は服なんか関係なく、体を通り越しちゃうから表面積じゃなくて質量なんだな。

Ilovemanaさんへの返信
20:26
ありがとうございました。表面積ではなく質量に比例することはよく分かりました。Svを算出するのに質量で割る数式も分かりましたが、であるなら尚更、人体への影響を考えるとき体重を考慮しないのかがよく分からないのです。僕、何か根本的に勘違いしてますか?


20:55、Ilovemanaさん
「すごくおおざっぱに言うと総量に対しては体格に比例して耐性があると考えていいのかなと。なので、単純な総量でなくて質量当たりの量が基準になると理解しました。ただ、あくまで標準人を想定してるので実際は個体差はあるんだと思います。」

20:57
Svが個体の体重と関係ないのは、火傷と同じように(火傷は表面積だが)細胞の何パーセント被曝したかによるということなら納得できるのだが。
21:00、Ilovemanaさんへの返信
僕もそのように想像しました。


21:08、Ilovemanaさんからの返信
「私もよく理解できてませんが、等価線量と実効線量について調べるといいかもしれません。」

以上、やり取りの詳細解説は後日。
あとはおまけです。

《14日》
8:50、板垣陽太君からの返信
「僕はメチャクチャ文系です(笑)ただ、すぐに答えが出ない事を考えるのが好きです。だから、今回の事も僕にとっては哲学と似ていて、仮説だてで間違っていても良いから自分の納得する結論を出す作業そのものが好きなんです。でも理系に間違えられたの初めてなんでちょっと照れます」

早川由紀夫氏が、否定が重なるような分かりにくい日本語を暗に批判するようなことをツイートしていました。早川由紀夫氏らしいといえばそれだけのことなのですが、ちょうど理系とか文系とかのやり取りをしていたので、ちょっと気になったのです。そして昔読んだ小林秀雄を思い出したのです。
8:56
小林秀雄の「常識」に「反自然的でない道徳など無意味であるという事を失念してしまわなければ」という一文があり、若い頃ワケがわからなくてノートに書いて分析しました。 @HayakawaYukio 「原発由来じゃない可能性も低くないんじゃないかのう」この文を私は理解できない。


もちろん、ツイッターではほぼ緊急事態に対応することしかしていない早川由紀夫氏が、こんな僕の呟きに反応するはずもありません。
(※この小林秀雄の「常識」については、ずいぶんと昔の日記に書きました。いずれ“社長とは呼ばないで”に転記しようと思っています。そうしたら、この記事にもちょいと追記しようと思っています。)

そこで板垣陽太君に向けてツイートしました。
9:27
例えばショーペンハウエルは文系だけど、カントは理系。僕は理系の哲学が好き。文系の役者は放射線の影響は人体の表面積に比例するのかあるいは質量かなんて問題には決して興味を示しません。違うかな。この点を議論するためだけにまた稽古見に行っていい?


事務所へ行く途中のことです。ああ、昨日に続いて今日もです。
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いったい何が正しいのでしょう。僕、どうすればいいのでしょう。

事務所に着いて、まずゴーヤーを植えていたプランターの土の上に直置きして線量を測ってみました。ビニール袋に入れるのは、線量計に放射性物質が付着するのを避けるためです。
これで何が分かるわけではないのだけれど。
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え? 0.11μSv/h?

外は0.08μSv/h、高めだけれどいつもと左程変わりはありません。
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事務所の中は0.06μSv/h。
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やっぱり今年くらい、川崎でもあんな小さな子供に土いじりさせちゃいけないんじゃないだろうかと思ったのです。

12:31、板垣陽太君からの返信が届きました。
「あぁもう是非来て下さい!毎日ひとり答え合わせみたいな日々ですが、ディスカッションするの大好きなんです!」

さあ、ボチボチ出かけなければならない時間です。
昨日のこと、ブログに書こうかどうか迷っていることがあります。そのことを、少しだけ呟いてみることにしました。

12:34
昨日、多賀城の親戚がオヤジに線香をあげるために車で来てくれました。元気でよかった。東北道を通ってきた車のフィルターをRADEXで測ってみたいと思ったのですが、言い出せなかった。現実を確かめたいという純粋な知的好奇心だったのですが。明るく頼んでみればよかったと後悔しています。



今日のこの記事は、全て暫定です。いつかきっと、書き直します。


《10月12日(水)~13日(木)》
大震災から216日目……
昨夜11日の寝しなに呟いた「体の大きい人は小さい人よりも放射線を浴びる量が多いのではないかしらん。それなのに同じSvなのは何故?」という僕のツイートを、何人かの方がリツイートしたようだ。でも、その方々は僕のフォロワーではない。どうして僕のツイートにたどり着かれたのだろう。ともかく、どうやら僕と同じような疑問を密かに持っていた人がいたらしいということか。なんだか初めてツイッターの面白さに触れたような気がする。
さらに、川崎の市民劇で一緒だった板垣陽太君も、このツイートに反応した。それも昨夜のことだが、その後色々とやり取りが始まったので、それについては話が落着したところで、まとめてご報告ということにしよう。

しかし、シーベルトがどうのこうのと、本当だったら考える必要のない阿呆らしいことなど全部おっ放り出して、一介の表現者に戻りたいとつくづく思うのだが、そんな希いも「フクシマ」に押し潰される。怖れずに言う。被災地ではなく「フクシマ」に、である。その意味を理解しない愚かな者たちの群れ。

“RADEX_RD1706”で、初めて喜多見を測る。
22時27分、M.A.P.事務所内。
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0.06μSv/hと0.10μSv/h、自宅と同じような傾向。

22時46分、M.A.P.事務所入口の外。
null
0.08μSv/hと0.10μSv/h、事務所の中よりは高めだが二つの機種の差の比率はいつもと同じ。つまり、RADEXが拾うβ線の影響は、今のところどこの場所でも差異は見られないということか。全ての場所にあるのか、あるいはないのか、不明。アルミ板をどっかで調達してこなきゃいけない。

数値の正確さについては、初めからそれほど期待してはいなかった。しかし、もし最初に手にしたのが“RADEX_RD1706”だったら、いったいどんな気分だったろう。

本部。
null

0:41
DoseRAE2:0.11
RADEX:0.15

null

1:10
DoseRAE2:0.12
RADEX:0.10

null

1:28
DoseRAE2:0.11
RADEX:0.13

やはり書斎と同じような数値。
気がつくと僕は、“RADEX_RD1706”が高い数値を示すという情報を、ネットで探しまわろうとしている。
この手のガイガーカウンターは、特定の放射性物質のみを測定した場合に正しくなるよう校正されている。今流通している線量計の場合、その特定の物質とはセシウム137に限るのだろうと僕は思っていた。しかし、こんな記述を見つけた。
「多くの機種はセシウム137で校正されていますが、コバルト60で校正されているものもあります」
さらに……
「RD1503のSBM20-1は“Co60”で構成されているため、今回の事故では“Cs”が多いので、表示された値に0.772をかける」
RD1503は“RADEX_RD1706”の下位機種。もしかするとRD1706もそうなのではないか。きっとそうに違いない。

0.15×0.772=0.1158

先入観にとらわれず、あくまでもニュートラルに正しい判断をしたいともがいている。だが、知らず知らずに心穏やかになれる情報だけを拾ってしまう。未だ喉の奥に微かないがらっぽさが残っているのだが、これで今夜は、この部屋に漂っているかもしれない得体の知れぬ「何か」を気にすることなく、ゆっくりと眠れるのかもしれない。

“DoseRAE2”と“RADEX_RD1706”と、それぞれのサブカテゴリを作った。M.A.P.after5におけるこれらの記事は、線量計の正しい評価や使い方について説明するためのものではない。放射性物質の専門的な知識なんか全く持っていなかった人間が試行錯誤している記録を綴る連載ブログである。
 ⇒“DoseRAE2”について
 ⇒“RADEX_RD1706”について
きっと、誰の役にも立たない、僕だけの「フクシマ」の記録。

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11月27日日曜日: (取り急ぎのご案内)

《11月26日(土)》
大震災から258日目……
今日は着付け教室の2回目でした。
20111127-sikii.jpg
一ヶ月ぶりです。この一ヶ月で分かったことがあります。それは国弘志保ちゃんが高山正樹の高校の後輩だったってこと。びっくりです。志保ちゃんのお友達もやっぱり後輩。というわけで今日は3人で記念撮影です。
駒場高校出身3人
わが母校は、女性の方が出世するんだよね。

あれ、そういえばみなさんの着物姿を撮影するんじゃなかったっけ。先月の第一回の着付け教室の時、宇夫方さんそう言ってなかったっけ。確かに、でも、今日は忙しかったんです。何故って、明日の準備が大変だったんです。それは……
愛地球博のチラシ
 ⇒大きな画像で見る
 ⇒地球愛祭り2011in神奈川ホームページ

山猫合奏団で出演しちゃうんです。
 ⇒出演者のページ
そして、色々と販売しちゃうんです。
 ⇒出展者のページ

しかし、あと数時間後、今さら告知案内してもねえ……

《10月22日(土)》
大震災から225日目……
※この記事は、わたくし高山正樹が11月26日に書いています。小生はこの日、10月22日は京都にいました。鞍馬の火祭りなのです。そのことについては、いつものようにまた後日。
一方東京の事務所では新しいことが始まりました。その報告が宇夫方女史からとっくに届いていたのですが、時間がなくてそのままに、これじゃあいけないと、数ある未投稿記事を差し置いてアップすることにいたします。


【宇夫方路の報告】

M.A.P.の事務所が、新しくスタジオ(※ちょっと「スタジオ」は気が引ける、「フリースペース」くらいがいいんじゃありませんこと)として動き始めました。
既に9月から琉球舞踊や三線の教室はここを使っていますが、今月から着付けの先生が毎月1回勉強会を開いてくださることになりました。
今日はその記念すべき第一回目です。

先生は京都きものコンサルタント協会、ハクビ京都きもの学院師範会の平賀陽子先生です。
平賀先生は川崎や渋谷でも着付け教室をお持ちで、また週に一回洋裁も教えていらっしゃるのだそうです。また、もんぺ会という会の会員でもあり、もんぺをはいて足尾銅山に植樹をしに行ったりするそうです。

ここの教室は、各教室の交流を目指しているのです。琉球舞踊や三線と、何か一緒にできることはないか、難しそうだけれど模索してみたいと思います。

初日の記念に、生徒さんと記念撮影。
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この次は着物を着た所を写させていただきますね。

※皆様お美しい。あら、国弘さん親子もいらっしゃるじゃありませんか。実はこの教室は、お母様の泉さんのコーディネートで立ち上がったのです。
生徒さん大募集!もしかして、男はダメなのかしらん?
詳細は次回、って次回は11月26日、だから焦って記事にしたのでありました。はい……


《10月11日(火)》
大震災から215日目……
ずっと書斎。
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下駄箱の上。東電の電力使用明細とガイガーカウンターとシンチレーション。
ガイガーが0.08μSv/hでシンチが0.12μSv/h、こんなこともあるにはあるが、基本的にガイガーカウンターの方が高い。そして揺れる。

シンチレーションは“DoseRAE2”、その仕様については、8月24日の記事に書いた。
 ⇒http://lince.jp/hito/keisokutai…
ちょっと追加。
ユーザーズガイドにはこう書いてある。
「半導体ダイオードとシンチレーション結晶をセンサーとして採用したデュアルチャネル検出器が搭載されています。幅広い範囲で放射線を迅速に検出できると共に、エネルギー補正済みなので表示が正確です」
また「技術仕様」の“センサー”の項には……
「シリコンPINダイオードとCsI(TI)結晶+PINダイオード」とある。

さっぱりわからない。

ガイガーカウンター“RADEX_RD1706”には、ガイガーミューラ管が2本使われている。
日本語取り扱い説明書にはこう書いてある。
「電離した放射線レベルの数値化」
「この機器はベータ線粒子源による汚染物やガンマ線を考慮し、H*(10):周辺線量当量の規模で環境線量を検出します」

ふーん……。

だから一般的なハナシとして。
安価な線量計は、ガイガーカウンターだろうがシンチレーションだろうが、基本的には空間線量を測るための機械だ。β線は透過率が低いから、外部被曝の影響は殆どない。したがって空間線量を測定する場合、β線を除外して、体を突き抜けるγ線だけ測ればいい。

ガイガーカウンターは近くを飛んだ放射線を検知して、その数を数えている。もっと厳密に言うと、ガイガーミューラ管に放射線が入って来た時に発生する電流を捉えて、電流が発生した回数をカウントしている。しかし、ガイガーカウンターはγ線とβ線とを区別することができない。

β線を出すモノ(放射性物質)が辺りに存在しなければ、β線のことは考えなくてもいいのだが、しかし建材の中にラジウムが含まれていたり、土壌が汚染されていたり、元来自然に色々あったりする。そういう場合には、β線が計器に進入してこないようにしなければならない。

まず、β線はせいぜい1mくらいしか飛ばないので、β線を除外するためには地上1mくらいで測れば、殆どβ線の影響を受けることはない。
また、食物以外で問題になるのは、放射性物質から放出されるγ線である。それを測定をする場合、β線はアルミニウムで遮断できるので、アルミ板で線量計を囲ったりして測ることになる。

そうしてγ線を検出するのだが、ガイガーカウンターは、γ線を全て捉えることができるわけではない。むしろ取り逃がすほうが何倍も多い。また、γ線を出した核種が何であったかなんて判別できない。核種によって放射線のエネルギーが違うのに、みんな同じ一個なのである。
つまり、γ線を何%くらい拾うことができるのかというガイガーカウンターの能力と、どんな核種(どんな強さ)のγ線を拾ったかが分からなければ、放射線を拾った回数(Cpm)を人間への影響を示すSvに変換できない。

じゃあどうするか。

現在の空間に存在するγ線の殆どがセシウムから出てきているものなので、全てセシウム137から出てきたγ線であると仮定してCpmをSv換算すればだいたいよろしいということになっている。そこで、あらかじめ正確に測って線量が確定しているセシウムを、各々の線量計で実測してみて、正しい値を示すように線量計を調節する、これが校正。なんとアナログな。

(※因みに、γ線とβ線を一緒に測るとどういうことになるのか。ガイガーカウンターはγ線を捉えることは苦手だが、β線の方は殆ど全部検知する。でもβ線をγ線から区別することができないので、β線もγ線と同じセシウム137から出てきたγ線として計算してしまう。だから拾ったβ線が混ざると、とんでもない大きな数値が表示されることになる。“RADEX RD1706”がシンチに比べて若干高い数値を示すのは、その所為かとも思ったが、地上1mで計測した場合も同じような傾向があるので、今のところ身近にβ線を出す「何か」はあまり存在していないと判断しているのだが、さて……)

一方、シンチレーションはどうか。
ある種の物質に放射線が入射すると、入射放射線のエネルギー付与により物質を構成する結晶や分子が励起状態になり、励起状態からもとの基底(安定)状態に戻るときに光を放出する。光の強度(明るさ)は放射線のエネルギーに比例するので、この光を測定すれば比較的正確なSvの数値が割り出せる。
この発光する物質をシンチレータと呼び、それを使った線量計を一般にシンチレーションというのである。

(※“DoseRAE2”の場合は、高線量の場合は半導体ダイオード「シリコンPINダイオード」で、低線量は沃化セシウム(CsI(Tl))結晶のシンチレータシンチレータの発光をフォトダイオード(PINダイオード)で受光して計測するデュアルセンサーのシンチレーションということらしい。因みに、“DoseRAE2”はα線及びβ線については一切検知しない。そしてこの書斎(M.A.P.の本部も同様なのだが)では、“RADEX_RD1706”だけではなく、この“DoseRAE2”も同じように他より高い数値を検出するということは、その原因になるγ線が存在しているわけで、しかし、その正体は依然不明である。)

さらに……。

“DoseRAE2”、どうしても自分で確かめたくて、空間線量を測るために色々と調べて購入したのだが、実はこれ、正確には空間線量計ではなく、個人の被曝した積算放射線の量を測るパーソナル線量計なのである。空間線量計と個人線量計、その違いは何なのか、個人線量計では空間線量を測ることはできないのか、もう少し勉強してみたい。

また……。

β線の存在を確かめたくて購入した“RADEX RD1706”、こいつは低線量を計測するのが苦手だという。

なんたることだ。こんな二つの線量計を比較してみて、いったい何がわかるというのか。なんの意味もないのではないか。こんなことをしている間に、僕はこの部屋で、着々と被曝しているのかもしれないのだ。そう思ったら、無性に腹が立ってきた。だがそれは、被曝したかもしれないからではなく、それを知るために、こんな時間を費やさなければならないことに対して、憤りを覚えているのだ。

【そして呟いたこと……】

※ちょっと頭を切り替えて、前々から疑問に思っていたことをツイッターで呟いてみることにした。
22:03
素朴な疑問です。体の大きい人は小さい人よりも放射線を浴びる量が多いのではないかしらん。それなのに同じSvなのは何故?どなたか教えてください。70人ちょっとのフォロアーじゃ無理か。#genpatsu #原発


※まさか、返事がくるなんて思ってはいなかった。だから……
22:05
ああ、沖縄のことが考えられないでいる。 #沖縄

※そして、とっとと寝ることにしたのだが……



《10月10日(月)》
大震災から214日目……

【この日呟いたこと……】
15:03
暫定基準が500Bq、でもそれに近い数値が検出されたという発表は極めて少ない。殆どが50Bq以下。ならば暫定基準を50Bqくらいにすればいいのにそうしない理由は何か。どっかに行ってるんだよねえ、きっと。加工食品とか、西とか、大手~とか……?


外食はダメだよな。
京都に一人住む娘、大丈夫かなあ。それにしてもとんでもない国になっちまった。

昨日に引き続き、あらためて……
今日も書斎。“RADEX”の数値が一時的に高く出ても驚かなくなったが、“DoseRAE2”が0.12μSv/hを表示するとちょっと嫌な感じがする。
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この書斎の放射線量が高いのは、やはりこの建物由来のラドンが原因なのだろうか。そこで、ちょいとラドンについて調べようと思った。
ラドンはコンクリートなどの建材から放出される。建物の換気が悪く、気密性が高いほど室内ラドン濃度が高くなる。そして、ラドンは肺がんのリスクを高めるらしい。

さて、ここからが厄介なのである。

広義のラドンはその質量の違いで色々あるのだが、ここで問題にするのはラドン222(Rn-222)。こいつはラジウム(226Ra)のα崩壊で生成する。その後順次連鎖的に壊変を繰り返して最終的に安定的な鉛(Pb-206)になる。

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(日本アイソトープ教会の手帳より)

上図によると、ラドン222は、まずα崩壊してポロニウム(Po-218)になる。ラドン222の半減期は4日にも満たない。3.824dayである。そして半減期がおよそ22年の放射性の鉛(Pb-210※図中の真ん中の核種)に到るまで、合算しても僅か数10分の半減期である。

あら、ということはさ、ラドンなんか古いマンションには全く存在しなんじゃないか。いやいや、どっこいそうはいかない。問題なのはラドン222の親核種であるラジウム(226Ra-226)が建材に含まれているということ。このラジウムの半減期が1622年だから、つまり寿命が100年足らずの人間にとって、ラドンは建材の中で半永久的に生成され続ているということなのである。

ラドン222は、鉛210に到るまでに、合計α線3本とβ線2本の放射線を出すのだ。あー、おっかない。しかし、ラドンは原発とは関係のないこと。線量計を使い始めて色々と調べ始めたら、今まで全く気にしていなかった別の危険の存在に気がついてしまったらしい。ともかく、まず知りたいのは、この書斎で、我が線量計たちが拾っている高めの数値の原因である。ラドンなのか、原発由来のものなのか、あるいは別の「何か」なのか。

“DoseRAE2”はγ線しか測れない。ラドンからの一連の核種はα線とβ線しか放出しない。ということは“DoseRAE2”の高目の数値は、建材由来のラドンとは無関係ということか。
“RADEX”のほうはβ線を感知するけれど、いつも“DoseRAE2”とはこのくらいの比率で違いが出ているので、やはり建材由来のラドンの影響を感知しているわけではないということになる。

だが、上の図をよく見直すとちょっと気になる文字がある。「γ」とか「(γ)」とか、はて、なんだろう。一生懸命ネットをあちこち調べてみた。
その結果、どうやら(γ)と書かれている時には、γ線も放出されるのだということが分かった。さらにこの図には間違いがあって、Pb214→Bi214とBi214→Po214でもγ線が出る。
どういうことかというと、β崩壊の際、光・熱・磁場などの影響によって励起状態(Excitation)とやらになるとγ線が出るのだ。また各々の場合でγ線が出る比率も半減期と同じように決まっているらしい。「励起状態」の反対は「基底状態」、ああ、もうこうなるとお手上げである。

実はもう少し勉強したのだけれど、ふと机の上の線量計に目をやると、「なんだよ、オモチャじゃないか」、こんなオモチャと「励起状態」なんて、似合わないこと甚だしい。そこでこのハナシ、今日のところはここまで、とすることにしたのだが、さて……。

と、ツイッターで“測ってガイガー!”というサイトがTVで紹介されるという情報が流れてきた。そこでTVをつけてみた。震災に関わる民間の活動を色々と紹介する番組。“測ってガイガー!”で登場してきた人は、“DoseRAE2”を使っていた。

続けて別の活動、と、どこかで見たことのある顔が。
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NPO法人“みんなのことば”の代表理事の渡邊悠子さんじゃありませんか。
今、被災地に音楽を届ける仕事をしていらっしゃるらしい。
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演奏しているメンバーはどんな人たちなんだろう。ボランティアなのかな。まさか渡邊さんも無給っていうわけじゃないよね。それじゃあ生きていけないものね。僕だって、出来るだけのことはしたいと思っているのだけれど、やっぱり生きていかなきゃならないから、ボランティアをやっている余裕、ないから……。

そしたら、こんなツイートが流れてきた。
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相変わらず、TVの影響力は大きいらしい。
だが、TVも新聞も、営利目的だとなかなか取り上げてくれない。しかし、NPO法人の代表の給与が営利じゃなくて、コンサートなどを企画する会社の社長や音楽家の決して多くない報酬が営利だという区別がわからない。つまり、それが「法律的な理念の違い」ということか。

東電から莫大な広告料を受け取っているメディアは、僕らの知る権利を圧迫し続けている。だから僕らは、自分で調べるしか手立てがないのである。


《10月7日(金)-1》

鈴木雄介から、こんなツイートを見つけたぞというメールが来た。
「原発関連でおバカ発言を連発している経営学者の池田信夫は『熊楠KUMAGUSU』撮影当時 NHKの社員で担当者だった うざかったんで打ち合わせで殴った事がある 改めて当時の俺を褒めてあげたい」
呟きの主は、映画監督の山本政志氏。6月30日、下北沢でお見かけした智内さんのお知り合いである。
 ⇒なんでもない下北沢の夜
M.A.P.after5でも、いつの間にか“池田信夫”のことを何度か取り上げてしまった。ウンコを踏んづけてしまったようなものである。
おっと失礼、M.A.P.after5のポリシーに反する発言であった。しかし、3.11以来、少しばかりハッキリとモノを主張しないと、きっと後で後悔すると思い始めたのである。だから、ツイッターでの突発的な無遠慮な呟きも、M.A.P.after5に転記することにしたのだ。
大震災から211日目の午前2時である。

【この日呟いたこと……】

※ミュージシャン鈴木慶一氏が入院した哲っちゃんについてツイートしていた……
「心配です。私の生涯初レコーディングは“されど私の人生”でした」
そこで僕はメンションとやらを送ってみた。
2:13
先日のライブで、哲っちゃん、皆さん体に気をつけてって言ってました。僕は「ちょっと太ったんじゃない、ダメだよ」って言われた。札幌まで見舞いに行こうかなあ、と。 @keiichi_suzuki


※いったい何時に眠ったのだろう。いったいいつ起きたのだろう。いつのまにか出掛けなければいけない時間が近づいてくる。フォローしている沖縄関連の呟き……
「基本的に沖縄の方言は「ア、イ、ウ」の3母音で構成されています」
まただ、と思いつつまた「メンション」してみた。
2:13
「沖縄の言葉は音素が少ない」と勘違いされがちですね。でも実際には少ないが「エ」も「オ」もあるし「エー」「オー」はたくさん。「声門破裂音」や「ディ」や「ファ」、音韻は日本語よりずっと豊かです。@okinawa2go



ツイッターなどというものに関わっていると、ほとんど眠っているような状態なのに、世界のいたる場所、全ての人間と繋がっていると勘違いすることがあるらしい。極めて危険である。早く、ここから離れよう……


《10月6日(木)24時40分》
大震災から210日目……
17:54、0.07μSv/h
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計測機器:DoseRAE2 PRM-1200
(フォートダイオード及びシンチレータを使ったダブルセンサーの測定器)
※γ線のみを計測
※簡易放射線測定器による計測値。
 ⇒詳細はこちら
 ⇒評判はこちら

もちろん、何らかの異常には気がつくだろう。喜多見近辺を測るということだけなら、他にもたくさん測っている人たちがいるようだ。問題はここより先なのだが、なかなか進めないのである。

さて、どうしたものか……

【この日呟いたこと……】

20:16
例えば、10年後に、放射線の影響によって癌で亡くなるのが100人のうち一人なのか10人なのか、ではなく、100人のうち一人死ぬことをどう考えるのか、という対立。その意味するもの。

20:16
勉強することはいいことだと思っていた。しかし、放射能の影響を知れば知るほど、頭の中が統計に染まっていく。そして、ひとりひとりの人間の死というものに対する想像力が薄れていく。100人のうち10人死ぬとしても90人は死なないのだ、というふうに。


大震災から211日目……
気になっていた東京と神奈川の航空機モニタリングの測定結果が発表され、また少し地図が拡がった。地表面から1mの高さの空間線量率だという。
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24:39
そういえば今日(もう昨日か)一日、ゴーヤーのプランター以外、土を見なかった。あのウソっぽい東京の航空機モニタリング結果、もしかすると、それほどウソじゃないのかもしれない。




《10月5日(水)~6日(木)》
大震災から209日~210日目……

【この日呟いたこと……】
17:02
しかし、東京はいつまで航空機モニタリングの結果を出さないつもりなんだ。神奈川はその後だよなあ。東京より先はおかしいもんなあ。やっぱりさ、こんな状態で安心してる奴の気が知れない。嫌な予感がする。杞憂であることを願う。


M.A.P.三線教室で、エイサーの曲を練習することになった。チョンダラーの歌に触発された僕個人としては願ったり叶ったり。しかしエイサーの曲というものがあるわけだはなく、たくさんの曲がエイサーに使われているということらしい。少しばかり甘く考えいたようである。いったい何曲くらい覚えれば、エイサーを深く楽しめるようになるのか。

『沖縄大百科事典』より。
エイサー:(沖縄の)盆踊。旧暦7月15日の盆の夜、各戸でウークイ(精霊送り)をすませたころ、それぞれの村落の神アシャギ(村々において神を招請して祭祀を行う場所)の庭に集まり、円陣舞踊を奉納し、そのあと各戸を巡回する。エイサーは在来のエサオモロという集団舞踊に念仏形式が加わったものとみられ、はやしことばの<エイサー>から来ている呼称。本来は(中略)村の大切な宗教行事、旧盆に欠かせない魂祭として演じられた。三味線、太鼓・踊子が行列をつくり道行きの歌をうたいながら、辻々や各戸を巡回する。必ず継親念仏などの念仏歌を冒頭にうたい、祖霊の供養をおこなう。そのご<スーリー東><久高万寿主><ダンク節>など、各地の民謡歌を選んで全体的構成をとっている。(後略)

実際にどんな稽古をしたかは三線教室の専用ブログに任せるとして、練習が終わったら一杯やるのが恒例っぽくなってきた。それも持田明美、鈴木雄介両人がいればということなのだろうけれど。

今日は酒菜へ。
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豚足には手をつけなかった。
昨日の今日、真剣に健康ゲーム再開を誓ったのに。
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少し先を急いでいるので、ここから先はやっぱり後日。
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店を出たのは午前1時半であった。


《10月4日(火)》
大震災から208日目……
本部のベランダ。今年の2月13日以来である。
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その間、殆ど富士山は姿を現さなかった。キーンと音がするような空気。水分が目に見えるわけなどないが、湿度の少ない空気は、しっかり見ただけで分かるものだ。ずっと東京あたりで暮らしてきた。アウトドアとは無縁な俺だが、それでもこの程度の感受性は持っている。やっぱり子供の頃の経験が大きいのだと思う。

決して見ることのできないものに穢された自然。怯える人間たちは、自然との正常な交流を放棄する。
「これからの子供はどうなっちまうんだろう」
「親によるさ」

自然の中で自然と共に生きる、そんな考えがずっと嫌いだった。自然を征服できるなどと勘違いしたことは一度もないが、自然に抗って絶望的な思索を続けることが、人間となってしまった存在の運命なのだと思っていた。

妙な屁理屈に聞こえるかもしれないが、欲望深き人間が、原発のようなものを生み出してしまうことは、至極自然なことだと思っていたのだ。だからこそ人間は、そんな自然に抗い続けなければならないのだと信じていた。
「若い頃のことさ」

自然と共になんて言っている人間に、原発を作りたい人間を止める力などありはしない。なぜなら、どちらもただ自分の思いのママに生きようとしているだけなのだから。自分が邪魔されない限り、相手の生き方には干渉しない輩。

「人間如何に生くべきか」、大きなお世話だと、誰もがそう思っていたのではないか。
今や、ある者が「オレの行き方の邪魔をした」とある者を責め立て、またある者たちは「大きなお世話だ」とある者たちに向かって罵っている。

被災地の人たちのために、という、良き人々の一群。
「怪しいものだ」
「なぜ?」
「沖縄に向ける眼差しを持たぬ者たち」
「沖縄を絶対化するのはやめること。彼らは『フクシマ』を知って変わるだろう」
「福島を『フクシマ』と呼ぶことに嫌悪する偽善者たちに、『オキナワ』に対する眼差しはない。彼らは、被曝して命を失った原発作業者から目を背けたがっている」
「お前は何者なのさ」
「息子の、父だ」
俺は、富士に一度も心動かされたことはない。

事務所。
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もう、終わりかな。
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外は0.07μSv。
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中は0.05μSv。
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薬が切れた。
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どうやら僕の腎臓が悲鳴を上げているらしい。

現実はややこしいハナシだから、後ほどゆっくりと。

【この日呟いたこと……】

16:20
そういえば最近ポックリ病って聞かなくなった。あれは核実験時代の放射能の所為で、だから低線量被曝は危ないみたいなハナシも最近チラホラ。これからまたポックリ病が増えるぞと。しかし、あのころ中年の人たちはよくこう言っていた、「ポックリ死ぬのがいい。ポックリ死ねたら幸せだ」って。

16:24
三線弾いて、「かぎやで風」歌ってたら眠くなってきて、思わずウトウトした。歌聴いて眠ってしまうことはしょっちゅうだが、楽器弾きながら唄歌いながら寝たのははじめてだ。三線の古典、おそるべし!

16:25
もしかしたらポックリ死ぬ寸前だったのかもしれない。




例えばチェルノブイリ事故の後、日本では心筋梗塞による突然死が頻発したという話も聞く。それが放射能の影響だったのかどうか。チェルノブイリの放射能が減少していくと、突然死もなくなっていったというのだが、ちっとも憶えちゃいない。

妄想もまた……
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相変わらず、緊急で……

2011年11月23日(水)祝日
つまり明日です。
19:00開場、19:15開演
前売り2,500円、当日2,800円
会場は北沢タウンホール(下北沢駅徒歩4分)

<Rosa Rossa & Rosa Bianca 公演>
~小泉八雲の愛と幻想世界~
(山田太一作「日本の面影」より)

松木貴子・花村榮三理津の両女史の企画・主催公演。

僕、ゲストです。
安達朋博君もゲスト?

告知のチラシ
 ⇒クリックすると大きな画像がポップアップ


《10月3日(月)》
大震災から207日目……

【この日呟いたこと……】
10:02
臭いものには蓋。原発推進の人たちや無関心の人たちばかりではなく、反原発・脱原発の人々の心の中にも。僕にも貴方にも。それに気づけないと、世界は変わらないような気がしてきた。


今日の線量。
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ありゃ、0.08μSv/h……

なんでも今日から“かぎやで風”だけを習う特別クラスが出来たらしい。
 ⇒M.A.P.琉球舞踊教室のブログ:10月からの稽古予定
 ⇒かぎやで風(かじゃでぃふー)についての記事
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ちょっと遠目から撮影してみた。基本的に、稽古はやたらに見学しない、させない、少なくとも稽古場へ勝手にズカズカ入り込むものではない。プロなら怒鳴られても仕方がない行為。
たとえアマチュアでもそれは礼儀。もちろん平気な人もいるだろうし、もしかしたら今のメンバーは全員OKなのかもしれない。たとえそうだとしても、嫌な人の気持ちを前提にルールを作ること。そのあたりをきちんとやらないと、新しい生徒さんは増えない。

この事務所を使うようになって、これから教室が増えれば、稽古中にいろんな人たちが出入りするようになる。まずは早いところカーテンでもいいからスペースを仕切ることを考えよう。じゃないと、僕としても別の仕事がしずらいからね。
各教室間での見学は自由、それが理想だけれど、その前にまずみんなで話し合って「見学制度」についてのコンセンサスを得ておくことが重要。最初が肝心なんだ。そして新しい人が入ってくるたびにちゃんと確認をすること。

今日も稽古中にお客さんがやってきた。最初から分かっていたこと。奥の部屋でと考えていたのだが、まだ片付いていない。そこで、かぎやで風の稽古を見学してもらうことにした。え?言ってることが無茶苦茶?確かにね、でも、思うところがあって、どうしても見て頂きたいと思ったのである。それは今日のメンバーに甘えたからできたこと。

9月8日以来のお客様である。
思うところとは何だったのか、以下後日。
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三線教室の生徒さん? いやいや違う。ちょいと名前だけご紹介。ピアニストの安達朋博君である。
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安達君は王子様なので、眼鏡のお顔の紹介はできないので、ちょいとデコレーションを施してみた。
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臭いものには蓋? とんでもない。


《9月30日(金)》
大震災から204日目……
今日の事務所の放射線量。
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中も外も0.07μSv/hで同じ。

今日の事務所は以前の事務所みたいだった。
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どっちも、表立って語れるようなハナシではない。

それから、やはり敢えて紹介するような話題ではないのだけれど……
リックちゃんからメールが来た。数日前の京都での反原発行動のビデオ、「すぐにも削除されてしまうと思うが、もし見られたら笑って」という内容。
どれどれ……
ほんとだ、いるじゃないのさあ。
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アハ、骸骨にされちまった。なんかオノ・ヨーコに似てるなあ。リック・タナカとオノ・ヨーコ、名前も共通点あるね。
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左翼かどうかは知らないがチ●ポは正解だ!
 ⇒リック・タナカのチ●ポの記事
※追伸:確かに動画はあっという間に削除されました。
 ⇒http://www.nicovideo.jp/watch/sm…

これ以上は書けないね。リックと付き合っていると、M.A.P.も公安に狙われそうだ。

【そこでこの日呟いたこと……】
12:26
立ちションベンしたら逮捕されそうな気がしてきた


と、智内さんからメールが来た。
「哲夫、脳梗塞の疑いで、札幌の病院に入院した、とのこと。詳細は分かりません」
なんだって!「哲夫」とは、当然、斉藤哲夫のこと。
12:30
哲っちゃんが!

9月19日に会った時、太ったんじゃない、ダメだよと言ってくれた哲っちゃん。
9月22日のライブの時、お客さんに向かってもう年なんだから、くれぐれも体に気をつけてくださいねと言っていた哲っちゃん。
そしてつい先日の9月27日には、ツイッターで哲っちゃんのことをやり取りしたばかりなのに。

午後3時、また智内さんからメール。
「本人から電話あり、昨日突然のめまいでそのまま入院。二・三週間入院。ちゃんと喋っていたので大丈夫だと思う」といった内容。
12:30
札幌の哲ちゃん、大丈夫そうだ。よかった。リックは京都。

ちょっと余裕ができたので、リックのことにもちょっと触れておいた(爆)

明日のための練習を、持田さんの自宅でやることになった。でも僕は、別のところへ、リハーサルを見学に行かなければならなかった。
人に何かを見せ聞かせるということ、それは簡単なハナシではない。技術は持っていなくてはならないのだが、絶対に必要なことではない。ただ、自分の技術に対する評価を見誤ってはならない。その上で、その技術を持ってして、観客との関係において、何をどう表現しようとするのか、場の空間と時間をどう作るのか、それは技術とは別の問題なのである。表出させようとしていることの本質は何なのか、それを忘れた技術は、何ものも伝えはしない。

目礼だけして、表へ出た。
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「しかし、それもまた才能か。だとすると……」
僕は、実に危なっかしいことを語っているのである。

「生じゃなくて、録音でやるって?いったい何を考えているんだ」
昨日、書いた事と裏腹ではない。明日は、稽古ではないのだから。

今日のことは全て、いずれ時期を見て、“社長とは呼ばないで”の方に書こうと思っている。


《9月29日(木)》
大震災から203日目……
だからさ、どーしてそこまでダレることが出来るわけ?
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猫が志の高い動物だとはやはり思えない。

それなりに多きいくなったゴーヤーはあと一個。
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葉っぱも黄色くなってきたし、2011年のゴーヤーも終わりに近い。
あれ、なんだい、黄色くなりかかった三個のゴーヤー(左下にチラッと写ってる)は、昨日のまんま置きっぱなしの野ざらしかい。まあ、お忙しいのでしょう、きっと。
なんだか、今年は早かったなあ。でも、目を凝らすと、まだいくつかあるにはある。
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それから、例のヒンマガリ君も大きくなろうと頑張っている。
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チビって、差別用語なんですかね?
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大っきい奴は収穫。
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さっそく切ってみた。
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ほったらかしゴーヤーも一緒に台所へ。
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「もう事務所じゃないなあ」
「床磨いて、鏡を立てて、いろいろやることがあるわけよ」
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【この日呟いたこと……】
15:20
門仲天井ホールから閉館決定の案内が来た。お金の問題というよりも消防法の方がハードルが高そうだ。あの非常階段ではNGなのだという。何か起きたら責任が取れないか。歴史、文化、リスク、責任、フクシマ……


“門天”には何かとお世話になってきた。なにか僕らに出来ることはないかと思案しているのだが。
2011年、変ろうとしているものは一見して哀しいことばかり。
「前を向いて再生!」と、素直に言えない諸々の事情。門仲天井ホールも、いま少し抵抗してみるらしい。

本日の室内線量。
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M.A.P.琉球舞踊教室。やっと少し形に。
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今日は持田明美師匠が地謡。こんな教室、滅多にあるもんじゃない。生の演奏で踊ることによって、その楽しさは倍増する。このM.A.P.の特徴を、どう宣伝していくか。それを考えるのが僕の仕事なのかもしれないが、しかしそれはひとりで出来るものではない。通ってきてくれている人たちに、まずその特異さを感じてもらうことが必要なのだ。
そして、地謡さん一緒に練習することを、システムとして構築しなければならない。そうでないとホントの武器にはならない。
 ⇒M.A.P.琉球舞踊教室専用ブログの記事

ただ、気をつけなければならない重要なことがある。
ひとつは、一時の盛り上がりがずっと続くと勘違いしないこと。度を越してはしゃいでいると、近いうちに必ず弊害が出る。その対策が出来ていないとしたら、通常の稽古は、生の三線を入れないと決めておくほうがずっと落ち着いていて安全である。

もうひとつ、録音された演奏で反復練習することの大切さも忘れてはならない。「教室」なのである。ましてやそこに初心者がいるのなら、ある段階までは録音でやるべきかもしれない。多少進んだ後も7割程度は録音のほうがいいのかも。でないと、余程きちんと指導しないと、指導の揺らぎが、生徒さんがこの先苦労する種となりかねない。「教室」であることを捨てるなら必要のない配慮だが、そうではないのだから。

ちょっと余談だが、時々違う録音を使うというのもきっと面白い。生の三線で踊るのとは違った、はっきりした発見があるに違いない。

こうした気遣いが、最終的に生演奏で踊ることの本当の楽しさを深く知る基礎となるはずだ。
志は高く、なのである。

すぐにやること、急ぎ過ぎないこと、躊躇すること。そして責任者自身がその仕分けをきちんとすることが大切なのだ。宇夫方女史、分かってくれているだろうか。

僕は、持田さんの唄三線を聞きながら、溜まった古新聞の整理をしていた。
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「ふーん……、“花水木”に行こう」

“花水木”のお弁当のウィンナー。
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後日、志の高いハナシを……

» 続きを読む

11月20日日曜日: コンケン・アイ

当ブログは全面的に引っ越しました。
コンケン・アイの食べログからいらした皆様、下記記事へどうぞ!
 ⇒コンケン・アイの紹介記事へ

 ⇒コンケン・アイのカテゴリ全記事表示
 ⇒新ブログTOP:mapafter5.blog.fc2.com































・・・
《9月28日(水)》
大震災から202日目……

【この日呟いたこと……】

10:32
かじゃでぃふう練習中。だからよく分かるのだが(こんなこと呟きたくはないのだが)、沖縄から帰ってきてから始まった喉のいがらっぽさがまだ消えない。もう50日以上。書斎の線量0.12μSv/h。

17:54
日本人はみんな、シュレーディンガーの猫になりました。この思考実験の成果は、50年後、貴重なデータとなるでしょう。


シュレーディンガーの猫はM.A.P.after5三度目の登場。
 ⇒【自転車が作った京都御所の轍の心理学的考察】
 ⇒【京都出町幸神社(さいのかみのやしろ)の猿】



ここ数日、相変わらず線量の高い自宅の書斎に篭って、ずっと放射能に関する情報の整理をしていた。原発推進とレッテルを貼られた専門家の提示するデータ、反原発派が危険の根拠とする資料、相反する情報。細切れの事実をたくさん拾い集めていると、だんだんと全体がおぼろげに見えてきたりする。まだ三合目といったところだが、続けるしかない。

しかし、原発事故から200日を越えてようやく三合目では、真実を見渡せた時には既に時遅しなんてことにもなりかねないのではあるが。

あらためて思う。正確なデータを小出しにする東電と保安院と官僚と(当初は政府ではなかったような、今は同じ穴の狢だが)に、ここに至ってますます憤りを憶えている。

今日は“沖縄語を話す会”があるので数日ぶりに事務所へ。だからリハビリのため、朝方ちょっと三線をいじくったりしてみたのだ。

事務所入り口外のスペースに置いたテーブルの上に、黄色くなってきたゴーヤーがみっつ乗っかっていた。
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なんだ、もう少し早く採ればよかったのに。そして写真でも写してくれればよかったのに。連続性の中で考える、それがM.A.P.after5の基本方針。それには、途切れないことも重要なんだ、なんてね、わけのわからないブログのこと、誰も聞いちゃあくれない。というより、書斎に引きこもっていて、そんなこと言えるわけもない。

喜多見地区会館へ。
 ⇒第39回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)の記事
8月24日に1階の部屋のソファーの上で調べた時は0.1μSv/hあったのだが、今日は2階の部屋のテーブルの上。
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0.05μSv/h、何かが言えるわけもなく。

勉強を終えて、事務所に戻る。五日ぶりに事務所の線量を測る。
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変わらず。

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“コンケンアイ”と“ぎま”のことは後日書く。まだアップしていない記事を順番に。

孤独な連続性の中で。


《9月27日(火)25時》
大震災から201~202日目……

名護公演の新聞記事をツイートしてくださった方の夜の呟き……
「視聴中。斉藤 哲夫/グッド・タイム・ミュージック」
何だかうれしくなった。そこで……

【僕も深夜に呟いた……】
9/28、1:20
斉藤哲夫お好きですか?実は僕のブログに斉藤哲夫のカテゴリがあります。今も素敵なミュージシャンです。今度なんか一緒にやろうと企んでいます。



グッド・タイム・ミュージックの“ようべつ”は既に下記記事に貼り付け済み。
 ⇒http://lince.jp/hito/mapinfo/tanaka……

朝、返信が届いた。
「アルバムを二枚持っていただけなんだけどかなり愛聴してました。いまでも時々、ようつべで探して聴いてます。」

そこで、当時の時代をちょっと懐かしんで……


この時は、あんなことになるなんて、露ほども思っていなかった……


《9月26日(月)》
とうとう大震災から200日目になった。

【この日呟いたこと……】
9:21
東電が電気料金値上げ案を撤回して企業年金の減額やのリストラを開始したとか。でも人員削減なんかしないで、その分給料減らして、被災地のために働けばいいのに。(原発に疑問を抱くような社員から肩叩かれるのかなあ)



※実はこの記事は、11月18日に書いている。
基本的にツイッターは僕にとって情報獲得ツールである。気になるツイートは、とりあえず“お気に入り”にしておいて、後で時間のある時に再度チェックすることにしている。ところがなかなか時間が取れず、それがすごい数になってしまった。やっと昨日、整理し始めたのだが、本日午後1時にして、ようやくこの日9月26日までのツイートの処理を終えた。チェックした情報は結局殆どが原発関連のものである。

東電を批判するツイートも、目に付いたものは拾う。どうやら僕自身の腹立たしさをなんとか沈めるためにやっているみたい。東電を擁護するツイートも、あれば区別無く拾おうと思っているのだが、なかなか出会わない。そうして集めた呟きのいくつかは、《友たちよ、聞いているか》という過去の記事に、コメントという形でくっつけて紹介する。そしてこの手のツイートは、読んでしまえば全て“お気に入り”のチェックをはずして消すだけだ。

ちょいとしたおまけ。コメントには画像が乗せられないので。東電に対する賠償請求に対して、支払いできませんという返信である。

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今日の東京の放射線量が高かったとかいうようなツイートは、当該日の記事のコメントにその旨を書いて投稿しておく。そうすることによってこのブログが、あの事故以来の、個人と原発を結ぶ記録ともなっていく。

だが、そうしたことより重要な効用がある。はたして今、何がどこまで安全で何が危険なのか、さっぱり分からないという状況の中で、全く心配無用という意見から絶望的な見解まで、様々な情報をより分けることなく網羅的に集めていくと、朧げながらも自分としてはこのあたりを落としどころにしようという行動の指針が決められるようになるのである。

例えばこの日、ツイッターを通じて、僕はこんな情報を見つけた。

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しかし、これだけを見ていては、今の日本の基準値は、考えられないほど高いものだという作成者の見解まで引き受けなければならない。僕は一旦そのあたりを保留にして、ここに書かれたデータだけを取り出して、自前で準備した表に付け足していくのである。その表には、これまでに得た他の情報や、例えばどんな学者がここまで安全と言っているかというようなデータも並べてあって、それらと比較対照できる。これ、ちょいと面白い。でも現段階でそれを公開するつもりはない。なぜなら、まだまだ不十分なデータなので、それらの情報をどのように集めたかという実感のない他人様には使えないものだと思うからだ。

それにしても、大手メディアだけでは何も見えない。

しかし……

僕がまだ生まれていなかったあの頃。大本営発表で国民が政府国家から騙されていたといわれる時代。だが本当にそうだったのか。当時、大本営発表を信じない人たちもたくさんいたのである。つまり、今と同じ、あの頃も本当の情報を得ようと思えば得ることが出来たのではなかったか。ただ多くの人々は、真実を知ることを拒否していたのではなかったか。人々は、信じたいことをひたすら信じようとしていたのではなかったのか。

今の日本を見渡すと、僕にはそうとしか思えなくなる。
あの戦争の責任は、一部の戦犯にあったわけではなく、福島原発がもたらした未曾有の事態の責任も、東電や官僚たちだけにあるのではなく、彼らの行状を敢えて見過ごしてきた全ての者どもにあったのではないか、そんなふうに思えてしかたがないのである。

だがその中に、少なくとも子供たちだけは含まれていない。子供たちを、大人のクローンに育ててはならないと、心から思うのである。

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《9月15日(木)》
大震災から189日目……
昭和49年築の鉄筋(HPC造)マンション9階、M.A.P.本部室内の放射線量。
 ⇒前回(8月25日)の報告
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0.1μSv/h、相変わらずの数値だ。マスクを必要とするものではなさそうだが、ともかく原因が知りたい。しかし0.1μSvくらいでガタガタ言っていると、非国民扱いされそうな御時勢だ。自分のことしか考えていないのか、福島の人たちを慮れと。なんともキナ臭い。
別の部屋(5階)を測らせてもらった。
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同じであった。全部の部屋を調べたくなった。しかし、そんなことを言い出したらきっと大顰蹙だろう。

マスクをして事務所に向かう。
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0.05μSv/h、変化は見られない。もう逐一報告することはなさそうだ。だが問題はα線とβ線を放出する核種の存在。この線量計では測れないが、γ線の動向を監視することでその影を捉えることが出来るのかもしれない。今後しばらくは、中よりも外の線量を重点的に報告しよう。
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0.05μSv/h、今日のところは中と同じ。ということはつまり……、さて、さっぱり分からない。分かったことは、明らかに本部のあるマンションの室内線量が高いということ。

線量に問題のない事務所は、少しずつだが違うものに変わろうとしている。
コンケン・アイのアイちゃんがやって来た。今日は琉球舞踊教室の日なのである。
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 ⇒M.A.P.琉球舞踊教室の専用ブログ記事

僕は邪魔にならないように、部屋の隅で黙ってPCに向かっていた。聞こえてくる琉球のメロディーの中で妄想に耽っていた。

宇夫方先生は、生徒さんの上別府さんと花水木に行くらしい。
「一緒に行きませんか?」
「うん、先に行ってて」

【そして黙って呟いたこと……】

21:22
日本の流通システムに沖縄が組み込まれているとしたら、それを拒否する沖縄独立への動きが本格的になってもおかしくない状況になってきた。もしそうなったら、今の日本は、きっと沖縄に軍隊を送るに違いない。

21:25
いつだったか、息子に聞いたことがある。「沖縄が独立したら、お前は沖縄人になる権利があるのだが、お前は日本に残るか、それとも沖縄に行くか」すると息子はあっさりと答えた。「沖縄」

21:26
娘はフランスに留学したいらしいのだが、なんとかイタリアにまからんかなあ。そんで、僕を呼んで。

※つまりさ、フランスで原発事故があって、あちらの原発国家フランス政府の発表では空気中に放射線はないということだったんだけれど、一昨日の13日のNHK朝のニュースで、職員が測定していた線量計がアップに、なんと8.1μSv!さらにプルトニウムだという話も。マルクールの線量は6.3μSv/hという情報もある。



お通しはカツオ。
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「上別府さん、食べ物、気にしてる?」
「昔は気にしてましたけど、今は……」
「そうじゃなくてさ、放射能」
「ああ、全然」
嫁入り前なのにね、とは言わなかった。

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狛江で、農業を営む青年に会った。
そのハナシは後日に回すが、彼から聞いたことをひとつだけ。
「今年は、ゴーヤーが変です。」


《8月26日(金)》
大震災から169日目……

事務所で沖縄。安心果物。今日も元気に仕事ができる?
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午後1時30分。
小田急線、喜多見駅前の広場で、放射線量を測ってみました。
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ふーん……
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おお……
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0.11μSv/h


使用機種は“DoseRAE2”
詳細は……
 ⇒http://lince.jp/hito/keisokutai…

【追伸1】
喜多見周辺の放射線量というサブカテゴリを作りました。
 ⇒“喜多見周辺の放射線量”

【追伸2】
“測ってガイガー!”というサイトに、喜多見駅前9月11日18時の測定結果がアップされました。
 ⇒http://hakatte.jp/spot/13175
計測機種は“HORIBA PA-1000Radi”、屋外(アスファルト) 地表1mで0.10μSv/hだったようです。「駅から離れると少し低くなるので建造物由来の放射線の影響があるかもしれません」というコメントがついていました。

午後3時、ざっと雨が降ってきました。さっそく事務所内を測ってみました。
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0.06μSv/h。特に変化なし。

退社。書斎にて仕事。と、母屋から電話。
「BSテレビつけて、又吉さんが出てるさ」
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歪められた情報だらけのテレビだが、まだまだ影響力は大きいらしく、特にNHKは全国津々浦々。でもBSはどうなんだろう。
ともかく、うちで扱っている商品が売れるとしたら有難い。
島田紳助あたりがテレビで宣伝してくれたら、ドカンと売れて助かるに違いない。仮にそんな申し入れがあったとして、その条件が原発反対を一切言わないことだとしたらどうするか。
「断固断るさ」
「そんなこと、できるだろうか」
即時全原発停止。しかし、大きな岩から小さな礫まで、障害物は数限りなくあるのだろうと思うわけで。

便乗して宣伝です。
 ⇒M.A.P.販売サイトの“金細工またよし”のページ
 ⇒楽天市場“沖縄map"の“金細工またよし”のページ
他にも色々、選りすぐりの沖縄関連グッズを販売しています。よろしくお願いいたします。

【追伸】
このTV番組で注文が増えたということは、一切ありませんでした。(11月8日)


《9月25日(日)》
大震災から199日目……

【この日呟いたこと……】
※NHKのサイトに本牧亭が閉館になったという情報(もうリンク切れだが)があった。「江戸時代に開場して国内で唯一の講談専門の寄席として親しまれた『本牧亭』が24日で閉場」という記事。
8:36
この記事、間違ってる。本牧亭はもっと広かったが1990年に閉場、今の本牧亭は1992年開場。全く印象の違う寄席。@nhk_kabun

※NHKから返信は無かった。今の日本のマスコミなんてこんなものさってこと。
 ⇒28年の時を隔てて【小金井芦州のこと】(社長とは呼ばないで)


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後日報告。


《9月24日(土)》
大震災から198日目……

【この日呟いたこと……】

1:53
ずっと勉強中。問題は自然放射線以外の内部被曝。刻み昆布はなんと2000Bq/kgを越える。原因はカリウム40。しかし人間はカリウム40をうまく排泄する。自然放射線を出す核種に対応出来なかった生物は淘汰されたってことか。さて、原発由来のセシウムは?騙したり賺したり……

12:15
勉強中(2):一食3Bqまで安心は撤回。総量じゃなくて、少し私的基準緩和して、20Bq/kg(セシウムとヨウ素しか計っていないらしいが)くらいまでの食品だと分かれば食う。数値に間違いないと確信もてれば被災地のものを優先して食べる気持ちあり。

12:21
勉強中(3):フクイチから今もいろんな核種が出ててそれがここ神奈川あたりまで飛んできていることはどうやら確からしい。しかしそれがどれほど人に影響するのかはさらに勉強。ただ、安心を言う理系の人の多くが、セシウムとヨウ素と、プルトニウムくらいのデータのみで語っている。(続く)

12:28
(勉強中3の続き)つまり正体不明の核種がどんな悪さをしているのか僕には分からなくて、だからこんな低線量で症状が出るわけないという主張を俄かに信じることができないのだが、今日は渋谷の反原発デモには行かず、多摩川の河川敷でBQ。食い物は気にしない。歳だし。


※20Bq/kgという僕の判断基準は僕だけのものです。決して影響されないでください。しかし、BqとBQ、なんという符号だろう……



だからさ、お前たちを見ていると健康ゲームを思い出すわけさ。
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[subcate.健康ゲーム]

稲城北緑地公園へ、自転車で向かう。もちろん、マスクをして。
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後日、書く。


《9月23日(金)》
大震災から197日目……
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ちょっと雨が降ったので、プランターの土を測ってみた。
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0.11μSv/h……
9月8日も18日も0.09μSv/hだった。空間線量はいずれも0.07μSv/hだから、その差が0.02から0.04と倍になった。何もかもが正確ならば、この前からの台風や雨で、汚染が進んだってことになるわけだが。

世田谷区民会館へ。
琉球舞踊と組踊「饒辺真山戸(ユフィンメーマトゥ)」特別鑑賞会。
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報告後日。
事務所に戻って室内の線量計測。
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9月28日の計測へ


【この日呟いたこと……】
22:45
今、地球に落下しつつある米国の大気観測衛星。人に破片が当たる確率は3200分の1で、特定の1人に当たる確率は20兆分の1以下。1/3200の数字に注目すれば相当危険。1/20兆なら問題にしないだろう。きっと確率によって判断してはいけないことがある。やっぱり哲学。

23:08
全く科学的根拠ないんですが、現在54歳の極私的安心基準。γ線の空間線量は0.3μSv/h以下なら気にしない。食品に関しては核実験時代でさえ日本人の平均摂取が一日1Bqだったらしいので、一食3Bqまでかな。もっと勉強すれば変わるはずですが、現時点では500Bq/kgはすごく嫌。

23:18
あした多摩川河川敷でBQ。「横浜で女子のトライアスロン世界大会をやるのと匹敵する」と言ったら「気になるならやめたら」と言われた。「いやいやトライアスロンに匹敵するほど健康に良さそうだって意味だ」半分ウソ、半分ホント。



11月16日水曜日: 台風一過(追記再投稿)

《9月21日(水)》
大震災から195日目……
雨。外。
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なので内も測ってみた。
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外と同じ0.07μSv/h、少し高い?
いや、特筆すべきこと、なし。

ちょいと“劇団あとむ”の稽古を見学に行った。
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思い出し稽古のようなものだから、あれこれ言うことはないのだけれど、演じることと音楽を奏でることの違いを、僕はツラツラ考えていたりしたのだ。
そんな僕の感覚を、もしも彼らに話してみたとして、そしたらいったいどういう反応が返ってくるだろう。
「みんな、どんな役者になりたかったの?」
……なんて、今演じているプロの役者に聞いたら失礼だよね。

線量計はいつだって持ち歩いているのさ。
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最初は見えない周りのことを知りたかったからなのだが、今は、決して忘れてはならないことを忘れない用心のための、小指に結わいた紙縒りのようなものになった。
「俺は何故芝居を始めたのか」
もちろん、彼らに話すつもりなど毛頭ない。至極私的な理由なのだと、一生懸命自分に言い聞かせている。「フクシマ」のことも、「オキナワ」のことも。

【この日呟いたこと(その1)】
12:40
食べ物は気をつけたいんだけど、出前頼んじゃったんだけど、雨と風がすごいことになってるんだけど、出前が届くかどうか心配なんだけど、今日の夜は芝居を観に行く予定なんだけど、だけど、だけど……


府中へ、青年劇場の「普天間」を観に行くはずであった。予約もしていた。が、近づく台風の影響で、電車が止まった。東京では経験したことのないような大きさの台風。劇団に問い合わせると、公演を中止する予定はないという。
車で行くことにした。事務所の向かいにある駐車場へ行く間に傘が壊れた。こんな台風で傘を差すのが間違っていると、台風慣れした地方の人には言われそうだが(沖縄の人は言わない、なぜなら沖縄の人たちは台風が来たら表に出ないから)、僕だって放射能のことがなければ、傘なんて開かなかった。
でも結局濡れちまったわけだから、適切なリスク管理ができていなかったということ。情緒に支配された非論理的な行動である。
エンジンをかけた。と数メートル先にあるガレージの屋根が剥がれて飛んで、別の車の上に音を立てて落ちた。傷、大丈夫かな。明日、もめなきゃいいけど。
出かけるのをあきらめた。

事務所に戻った。すっかり濡れた。窓から、壊れた屋根を撮影してみた。
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青年劇場に、キャンセルの電話を入れた。

【この日呟いたこと(その2)】
18:40
電車が止まっているので青年劇場の「普天間」は車で行くことにした。車に乗るまでに傘が壊れた。目の前のガレージの屋根が飛んだ。出かけるのは諦めた。予約をキャンセルした。先方がお金のことを言い出した。まだお金を払っていなかったから問題なかったが、すでに買っちゃった人は?


やがて台風は北へ去った。福島、大丈夫かな。
東京の電車は運行を再開したらしい。

夜のことは後日。
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リック・タナカのことは、まとめて書く。
次の記事(9月22日の計測)へ

《9月20日(火)》
大震災から194日目……
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これで全部。もう新しい実のつく気配はない。

せめて水くらいは、安全そうなものを。
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これ、輸入の水。安いのである。
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このところ話題にしてはいないが、我が家の書斎の線量は相変わらず0.10~0.12μSv/hあたりである。原因不明も変わらずである。

原発事故以来、なかなか過激な発言で物議を醸す火山学者の早川由紀夫氏の連発ツイッター。

「土曜日の郡山ロックフェスは0.35マイクロで1万5000人。きのうの東京デモは0.13マイクロで2万7000人。郡山のイベントを被ばくの面から批判するなら、東京でも批判せねばなるまい。」
「郡山イベントの主催者側は放射能をずいぶん気にしていた。対策もとった。さて、東京デモの呼びかけ人(大江さんたち)は、デモ参加者の被ばくについてどう思っただろうか。なにかしたのだろうか。」
「まさか、東京は放射能に汚染されていないの政府・テレビ・新聞の言い分を鵜呑みにしているのじゃあるまいな。」
「自分の家が火事になっているのに、いままさに燃え広がっているのに、消火することをせず、他者に向かって決まり文句の火の用心を呼びかけているように私にはみえた、きのうのデモ。」
「「残念ながら確実に被曝を防ぐ方法はないのです。それよりも原発をやめて放射能の元を断つ方が早い。」 めちゃくちゃでずさんな論理。これじゃだめだワ。大江健三郎(ただし肥田舜太郎を引用)」

僕は、0.12μSv/hの部屋で寝ているわけで……。
東京の野外が0.13μSvなら、それはほぼ原発由来に違いない。とすれば確かに吸い込んでの内部被曝が心配? 一方、書斎の0.12μSv/hが原発以前からのものならば内部被曝の可能性は低い?

さて、わからない。

しかし、いずれにしても0.13μSv程度の線量を危険だと言い、その数値の中での反原発デモを批判するのは、何とも奇を衒った発言に思えた。昨日のデモには、色んな思いを抱え、様々なリスクを考えた上で参加を決めた人たちもたくさんいたのではないか。0.13μSvが本当に危険と判断するのならば、2万7000人よりはるかに数が多いであろう何も考えずに街をうろつく若者たちに警告を発した方がよろしいのではと思ったのである。そんな若者たちは、今日も明日も街をうろつくであろう。

そこで早川氏にメッセージ(Twitter用語では「リプライ」というらしい)を送ってみた。
【この日の僕のツイッター……】
8:30
@HayakawaYukio 原発を止めることと今の汚染は別問題。デモに集まった人たち、原発を止めれば今の汚染問題も片付くなんて誰も思っちゃいない。早川由紀夫氏が、ひとりひとりの人間の顔を想像してみることを敢えて拒否している理由はなんなのでしょうか。


すると先方からもメッセージが届いた。
「初めの2文と3文目がつながりません。」
評判とは違い、実に丁重なお返事である。(竹田圭吾とはえらい違いだ。)

そこで再び……
9:15
@HayakawaYukio 返信感謝。言い換えてみます。デモに参加した人たちひとりひとりの思いを敢えて想像しないことによって、今の汚染を直視せず将来の原発を云々する烏合の衆が行ったデモとの批判が可能になる。それはホントに「敢えて」なのか、ありがちな「落し穴」か、興味あり。


早川氏からすぐにメッセージが届いた。(今度は「メンション」という奴で)
「どちらも違う。ひとりひとりの思いを想像したつもりです。いや、想像だけでなく、私はきのう午後、新宿と原宿で観察を実施しました。(限られた数ではあったが)ひとりひとりの顔を見ました。対象を観察したうえでの解釈です。」

ほう、早川氏も0.13μSvの中にいたわけだと思いながら(僕も「メンション」で)……
9:27
つまり早川さんが昨日見た人たちは、どうやら今の汚染現状を理解していないように見えたということですか。RT @HayakawaYukio 対象を観察したうえでの解釈です


3分後(「リプライ」で)……
「大多数がそのようにみえました。」

確かに、そう見えても不思議ではない。そんなことはよくあることだ。しかし、ひとりひとり人間がそれほど一律に単純なわけも無い。「デモに参加した人たちひとりひとりの思いを敢えて想像しない」という最初の僕の印象は、案外当っていたのではないか。
9:39
@HayakawaYukio 僕は昨日デモを気にしながら、新宿近くで60~70年台を思い出すアングラ芝居を観て、そのあとは飲み屋で0.08μSv/hを表示する線量計を机に置いて、汚染を気にせずツマミを食いながら長期移住するためにどこの国がいいか、かなり本気の話をしていました。

さすがに、これには早川氏からの返信は無かった。

昨日のデモの参加人数が何人だったとか、なぜマスコミは昨日のデモを報道しないのかとかでツイッターが賑っている。
9:42
デモ何人の食い違い。沖縄では基地反対集会でお馴染み。そして不毛な論争が始まる。どちらが正確かの議論。しかしいつも反対派の発表が受入れ派の発表より多い。正確さってなんなのだろう。

少し冷静さを装って呟いてみたのだが、結局デモの参加人数を話題にするありがちな呟きになってしまった。僕も「烏合の衆」である。

早川氏のツイッターの方は、デモ批判のやり取りが続き、そして……
「きのうのデモ呼びかけ人5人のスピーチを聞いた。このデモはたしかに「原発いらない」デモであって、フクシマ事故による深刻な汚染をなんとかしようとする目的のものではなかったと判断した。」
「別の言い方をすれば、この呼びかけ人たちは、フクシマ事故はこのままやりすごせると楽観している、になろう。」

なるほど独自である。だからフォロワーも増える。しかし、なんかおかしいと感じる。やっぱり「原発を止めることと今の汚染は別問題」なのだと思う。でも、もうメッセージは送らなかった。あんまり普通過ぎるから。
それにしても、東京の線量の話はどこへ行っちまったんだろう。

早川氏で味を占めた僕は、ツイッターで質問してみた。
11:27
参考にお聞かせください。食物の危険性は日本中どこにいても程度の差こそあれ同じ。貴兄は0.12μSv/h(α・β線は計測されないわけですが)の東京は避難すべき場所だとお考えですか?


ありがたく回答を頂いた。
「年齢と食べるものによるでしょう。空間線量だけでは何とも。ただその5倍なら、移住を。(ただ、移住できない事情がある人は多い。そこを考慮せず強制的?に移住を言う人は、ある意味無責任。)海外で難民化するより、一番はこの国を(完全に元には無理でも)マシにすることでは?」
つまり、0.12μSv/hは絶対に大丈夫という線量ではないということか。聞きたいのはそこだけだったのだ。今の日本、分かり合えるはずの人たちがバラバラに分断されている。



娘(と勝手に決めたのさ)と一緒に、久しぶりに鹿島田へ。稽古を見て、それから……
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(ミズノタクジ氏が書いた記事から黙って盗んだ画像)
その記事はこちら……
 ⇒“超電磁劇団ラニョミリの公式ブログ”の記事
で、報告は後日ね。頼朝どの(タクジちゃん)、ちょっと待っててね。でも、そちらの本番までに書けるかな、自信なしだけど。

なお、「見参(げざん)」とは、鎌倉時代、御家人が将軍に謁見して臣従の意を示すことである?


《9月19日(月)》
大震災から193日目……
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かわいいこいつは放射線とは無関係です。これはほぼ間違いない。つまり去年も一昨年も、同じような実が生りましたから。

【この日呟いたこと……】
8:04
九月十九日 あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。 あした、めんど なさいばんしますから、おいで んなさい。とびどぐもたないでくなさい。山猫拝

原点に戻ろう……
原点は懐かしく、そして楽しきこと……


【今日の宇夫方路】

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 ⇒琉球舞踊専用ブログ記事へ

その後……
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報告は宇夫方さんから後日。


【今日の高山正樹】
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娘の(と、勝手にそういうことにした)横澤有紀から「S席とA席でどちらがよろしいでしょうか?」とメールが来たから「普通でいいよん」と返信した。そしたら「できるならば早めに来て並んでくださった方がいい、A席は一番後ろなってしまうとうわわわってなってしまいます」ということなので、少し早めに行って、ちょっと危なさそうなおじさんたちの列の後ろに並んだ。
すると後ろから声がする。「こ、こ、ここ、こ、ここは、と、とと、当日券のれ、れ、列ですか、か」
そこで僕は「さあ、知らん」とつれない返事をしてみたのだった。
続く……
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智内さんが哲っちゃんと新宿で会うというので、向かった。
哲っちゃんは僕の顔を見るなり「太ったね、だめだよ」と言った。
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続く……


《9月18日(日)》
大震災から192日目……

【この日呟いたこと……】
10:48
昨日は神田“やいま”で新城亘さんのライブ「チョンダラーの歌」の案内役を務めてきました。50人満杯。やっていて楽しかった。よくある沖縄居酒屋の三線ライブとは一線を画す内容。客層も違う。そこで思った。この企画をあっちこっち売り込もうかな。


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今日は亘先生の三線教室の日だが、その前にちょっと琉球舞踊の個人レッスン。
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事務所は少しずつカルチャースペースへと変貌しつつあるわけで。
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三線教室の話しは別ブログにて。
http://haisaikomaesanshin.ti-da.…

ウッホー!!
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収穫!
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いちおうさ、測ってみよう。9月8日以来2度目の測定。
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そりゃあさあ。なんとなく気持ち悪いさ。すっかり心晴れやかってわけにはいかないさ。考えることは一切止めようって決めちまえば、きっとすごく楽だよ。会社だって、借りてるこの部屋だって、みんな一緒さ。考えることやめちまえば、全部放棄して、身軽になって諦めて、でもさあ、そうじゃなくてさあ……
「なに力入ってるワケ?食べるってことでしょ?」
そうだけど……

「花水木のかおるさんが、スライスして出してくれるってさ」
じゃ、行こ……

酒は、久米島の久米仙のクースー(古酒)43度です。
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亘せんせいは枝豆をつまんでます。
M.A.P.今年のゴーヤーです。
ゴーヤー持ってはしゃいでいる宇夫方路
かおるさん、三種類作ってくれました。よろしいんじゃないですか、どれもなかなか。でも特に好評だったのは、塩こんぶと合わせたやつ(右上)。これ、美味いねえ。

宇夫方女史がそっと僕に言ったこと。
「かおるさん、料理してくれたからさ、ゴーヤー一個あげてもいい?」
僕は冷たく答えました。
「やめといて」
はたして、僕の真意が伝わっただろうか。しかし、宇夫方女史ちっともこのブログ、読まないからなあ……

昨夜の、ある駅前の閉店間際のスーパーにて……
福島産の安くて甘い桃だけがすっかり売り切れていました。
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明けて今日……
《9月17日(土)》
大震災から191日目……
外……
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内……
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それから、昨日慌てて告知した“やいま”のライブです。
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三線専用ブログにも記事があります。
 ⇒http://haisaikomaesanshin.ti-da.net…

詳細後日。

因みに神田のビル地下一階の線量は……
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» 続きを読む

久方ぶりのリアルタイムのブログです。
本日、荻窪駅北口から徒歩5分、天沼神社で酉の市の奉納舞あり。境内にある舞台で、僕たち、琉球舞踊やります。時間は午後7時半から30分くらいの予定。

踊るのは宇夫方路と生徒さんたち。そして地謡(地方)を鈴木雄介氏と小生高山正樹がやります。
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演目は……

●かぎやで風
●四ツ竹
●貫花
●鳩間節(残念ながらテープ)
●安波節(歌だけ)
●安里屋ゆんた(歌だけ)
●銭掛の花(残念ながらテープ)

え?これでホントに30分で終わるの?
知ーらないっと。




11月10日木曜日: 名月か(追記再投稿)

《9月12日(月)》

【この日呟いたこと……】

※琉球新報のツイッター「鉢呂経産相辞任、耐え難い感受性の鈍さ」を受けて。
10:31
拝啓、琉球新報殿。日頃からお世話になっています。しかし…。お願いです。どうかこの出来事の背景にあるものを、ちゃんと検証してみてください。お願いです。どうか、どうか。

10:39
琉球新報と同じことを、沖縄タイムスには言わなかった。いずれ、直接話す。




中秋の名月である。旧暦8月の15日である。つまり十五夜である。この日の月が満月になるのは、6年に一度なのだという。

はて、「十五夜」とは満月の夜だと思っていた。満月の夜が十五夜なのだと思って少しも疑っていなかった。しかしそうではなかったらしい。

新月を一日(朔・ついたち)として、そこから数えて15番目の日の夜を十五夜と呼ぶのである。そのことは知識として知っていた。ちょっと考えてみれば、新月が満月になるまで15日かかるとするなら、満月は16日ではないか。それなのに、それがなんだかおかしいなんて、今まで思ったこともなかった。

じゃあ何故、6年に一度、十五夜が満月になるのか。

午前0時から23時59分の間に新月になる日を月の一日とする暦、それが旧暦、月の暦である。新月が満月になるまでの日数は、ピッタリ15日なのではない。平均約14.76日と、15日より少し短い。例えば、今年の旧暦の1月と3月と4月は30日まであるが、2月と5月は29日までしかないのは、月の一巡が15日より短いからである。それに月の軌道が楕円だったりというような要素が加わったりして、時々15日が満月になるということらしい。

今年がそうなのだという。だから事務所から表に出て、デジカメで撮影してみた。
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ちっとも美しくない。なんだかな、“ふくいち”のライブカメラみたいになっちまった。と、思ったら、電線がやけに気になりだした。
大震災から186日目。
7度目の満月である。

月あかりでゴーヤーを撮ってみたかったが、ダメだった。
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というより、ゴーヤーはやっぱり太陽が似合う。明日、晴れたら撮ろう。

事務所の線量……
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昼は税金の計算をして、そして支払って。
夜は大城洋子さんと国弘泉さんが来て、そして色々と相談をして。それからコンケン・アイへ行ったのだ。

オヤジさんの釣果。
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考えることあり。いずれ……


《9月10日(土)》
大震災から184日目……
昨日、山猫合奏団の「お問い合わせフォーム」からこんなメッセージが届きました。

金芝河「南」で検索してやってまいりました。
読みたい人はご一報をと(3年ほど前ですが)ブログに書かれていらっしゃったのを見て、メールさせていただきました。

実は私も一時期、学校での音楽・演劇公演に携わる仕事をしておりましたことがありまして、勝手ながら親近感を覚えてしまい、お言葉を真に受けさせていただいた次第です。

門仲天井ホールは音響も素晴らしかったので、なんとか存続してほしいです。(微力ながら、署名には参加しました)

とりとめないですが、「雨」の情報を教えていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


署名欄には内山誠さんというお名前が書かれていました。掲載可否に「可」のチェックを入れてくださってあったので、ご紹介させていただくことにしました。たぶん最後の「雨」は、「南」の間違いだと思われるのですが、もしそうでなければ内山さん、ご指摘ください。

実はこの記事は9月27日に書いています。コメントを頂いた9日から既に3週間近く、ずいぶんとお返事が遅れてしまい、大変申し訳なく思っております。

このM.A.P.after5なるブログは、時系列が無茶苦茶で、大変読みずらいとかねがねアチコチからチクチクと言われておりますが、当方はめげることなく、平気で数週間遅れ、酷いものは数ヶ月、さらには年単位遅れて記事をアップするというやり方を貫いております、というか陥っております。
いろんなところでいろんな方にお会いして、写真を撮らせていただいたりして、「今日のこと、記事にさせていただきたいのですが」などとお願いをして、「楽しみにしています」なんて有難いお言葉をいただきながら、いつまでたっても記事がアップされない、さぞ不愉快な思いをされた方も多いのではないかと、申し訳なく思い、深く反省もしているのですが、どうにもならないのです。

ただただ時間がないのです。ならば記事を簡単にするとか(だいたい長ければ長いほど読んでなんかもらえないわけですから)、どうでもいいことは書かずに飛ばしてしまえばいいのに、それがどうしてもできない神経症。連続性のなかで物事をきっちりと繋ぎながら考えていかなければ、どうにも気がすまないという性癖があるらしく、簡単に済ませることがなかなか出来ないのです。
でも結局、その所為で暫定記事だらけ、かえって歯抜けの櫛状態で、朋友は冷たく去っていくばかりであります。

まあ、読者がいっこうに増えない理由は、記事の並びのややこしさよりも、ややこしい記事を書いている小生自身のややこしさが原因であることは重々承知しております。

「南」は韓国の詩人金芝河の著作ですが、それを“社長とは呼ばないで”という個人的なブログのひとつの記事の中で、ちょっとした小道具として使ってみたのです。その記事はこれです。
 ⇒“「作家の日記」と大説「南」”(2008年6月19日)

頂いたコメントから察するに、内山さんはサイト全体あちこち覗いてくださった御様子、普通なら直帰するような記事なのに、有難いやら恥ずかしいやら、大変恐縮であります。

“「作家の日記」と大説「南」”という記事は、“社長とは呼ばないで”の中の「三太郎」というカテゴリの記事のひとつで、実は小生、我ながら密かに一番気に入っているカテゴリが「三太郎」なのです。その一連の文章の中に、“社長とは呼ばないで”を書き続ける意味のようなものを、そっともぐりこませています。どうか一度お読みください、なんてお薦めするような代物でもありませんけれど。

できることならば、大説「南(ナム)」のような世界を、僕もまた僕なりに構築したいという大それた願望があって、当初は“社長とは呼ばないで”にそれを託し始めたのです。それがいつしか、このM.A.P.after5を含むサイト全体で「大それた願望」を実現したいと思い始めました。

たぶんそうなったのは、具体的な「現実」とどう立ち向かうのかという「誠実な課題」と無関係ではありません。しかしそれは、「現実」を表現世界にどう取り込むのかという「野望」と鏡像関係にあります。もしかすると、共犯関係と言った方が適切かもしれない。

いやいや、どうも語りすぎました。これは“社長とは呼ばないで”の世界、ここではこのくらいでやめておきます。

さて、お問い合わせいただいた金芝河(キム・ジハ)の「南」はこれです。
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大説「南」は、1983年、文芸雑誌「海」の4月号に凡そ70ページにわたって掲載されました。しかしそれは、膨大な「大説」のごく一部にしか過ぎません。大説「南」は、第一部「水山(スサン)」、第二部「巫夫(ミブ)」、第三部「出関」から成り、それらはそれぞれ三場に分かれ、一場はまた三景ずつで構成されているのですが、「海」に掲載されたのは、この内の第一部・第一場・第一景のみです。

和田春樹氏の解説によると、この「第一景」は、「1982年12月25日発行の奥付をもって、ソウルの創作と批評社から出版されようとした」が発行当日に発行禁止処分となり、全冊が「断裁」されたとのことです。
「辛うじて救われた少部数のうちの一冊が東京に届き、日本語訳として、ここにはじめて世に出ることとなったのである。」
その後の大説「南」の出版事情など、小生不勉強でよく分からず申し訳ありません。

反共法により投獄された金芝河ですが、その後は神秘主義的なものに傾倒したり、最近は左派を徹底的に批判したりという噂を聞いています。その思想的な変遷はどうあれ、金芝河の大説「南」の第一景は、今から30年前、悶々と悩んでいた二十代の若造を興奮させたことは事実です。

「ありとあらゆる人間、ありとあらゆる民衆、ありとあらゆる衆生、ありとあらゆる鬼神に ありとあらゆる宇宙まで 生きるにゃ生きたがまっこと生きたのじゃないゆえに ありとあらゆるものどもを あまねくまことに生きさせる真生命が まさしくこの韓半島、それもちょうどこの南の地 南朝鮮から生ずるという 神秘で不思議な伝説 奇異かつ言語道断な予言が絶えることなく伝えられ」

若造は、「このちっぽけな俺の中にも全宇宙に匹敵する世界が内蔵されていて、一生かけてそれを表出させることができるのかもしれない」と勘違いをしました。その悪夢から、未だ目覚めることが出来ずに、脳みその中に三太郎という分身を住まわせているのです。ただ重要な鍵は、この大説「南」の「第一景」以降の、未読である膨大な26景の存在なのかもしれないと、今にして思っているのです。

内山誠さま、よろしければご連絡をくださいますよう。
(高山正樹 拝)


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夜、また京都から画像が届いた。
今日もまた一言だけ。
“京都新聞”

「新聞、何を取ったらいい」
「さあ、東京新聞の系列なんてないよなあ」
「京都新聞は?」
「わからない、自分で調べてごらん」
「うん」



三十数年の時を隔てて……



【この日呟いたこと……】

21:49
あの頃の鳩山・松本・菅・鉢呂。「抱かれたくないタレントNo.1」程度の世論と低俗なマスコミが、ガチンコ力士たち(すごく弱いけど)を次々と土俵から引きずり下ろしていく。なんだか気分は千秋楽。

22:19
「低俗なマスコミ」という言い方は取り消します。そういう言い合いに嫌気が差していたはずなのに、あまりの虚しさに思わず……。何故だか、津嘉山正種さんが嗚咽したことを思い出しています。

 ⇒津嘉山正種さんが嗚咽した日のこと


《9月9日(金)》
大震災から183日目……
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昨日の朝、見落とした子供。
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しゃぼん玉飛んだ、屋根まで飛んだ、屋根まで飛んで、壊れて消えた……

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川崎の新百合ヶ丘へ。
待っている間に、駅前にて。
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切れたもの、繋げるために……。
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たとえこのまま消えてしまったとしても、魅力的なミステリー。

なんでもいいから、時々写真撮って送りなさい。それで、父は安心するのだから。
食べるもの、気をつけるんだよ。

そうして、一枚の画像が届いた。
今日の鴨川。「鴨川デルタ」と一言だけ注釈がついていた。
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【この日呟いたこと……】

17:22
「死の町」発言がなんで不穏当なの?この国、狂ってきたらしい。

17:37
国が決めた暫定基準値を安全とするか否かは個人で判断すべきもの。数値を示さず、ND(不検出)なんて誤魔化す現状で、福島を応援しよう的な販売促進企画には首を傾げるが、そこで買うも買わぬも個人の勝手。しかし抗議した人たちを「心無い」と評したフジTVのニュースのコメントは酷かった。

17:48
何年も前からスーパーに勤めていた友達が賞味期限や産地偽装は業界の常識だと言っていた。息子は、あるスーパーを抱える会社に就職内定したのだが、会社の人から同じことを言われたという。「でも、うちは絶対にやらないって言っていた」という。全てさらけ出さなければ、再生なんかきっとない。

18:00
では本題です。来年、琉球新報社主催の琉球古典芸能コンクール三線の部の新人賞に挑戦することにしました!あー、言っちゃった!僕、安冨祖流です。課題曲は伊野波節。しぇんしぇいは新城亘先生、あー、ほんとに言っちゃった。知ーらねっと。

18:07
なんだか自分の呟きに自己嫌悪。やっぱり140字って、苦手なようです。

22:16
懸命に勉強し、自ら考え、何が分かり何が分からないのかが見えてくると、確固たる覚悟が生まれます。それは芝居も三線も原発も同じことだという気がしてきました。今日、ふじたあさや・新城亘両先輩と話をしてそう思ったのです。ふたりとも原発の話なんかしなかったけどね。




【おまけ】
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特に意味はなし。



《9月5日(月)》
大震災から179日目……

【この日呟いたこと……】

11:24
五日間ネットから離れた。すると世の中の出来事が見えなくなった。その隙間をポケットの中の線量計が埋めた。「顕著な変化なし」だが僕の機種で計れるのはγ線のみ。α・β線は分からない。目の前の食物の正体も不明。精進落としの刺身をつつきながら、僕はそんなことを考えていた。

12:43
腎臓癌の術後しばらく自然食にしていた。仕事に復帰して、仕方なくコンビニ弁当も食べるようになったが、食後いつも気持ちが悪くなった。一ヶ月くらいで慣れた。まだ転移はしていない。直ちに健康に影響などないし、たとえあっても原因なんか分からない。

18:09
疲れが溜まっていて、免疫力を回復するためには保養が必要。というわけで、ボーっとなでしこジャパンの試合をテレビで見ているんだが、女子サッカーって、歓声がないとこんなにつまらなかったんだ。

18:47
実は放射線で壊れた細胞を修復するために保養が必要と言いたかったのだ。喉の調子が一ヶ月経っても戻らない。色々調べたが、放射線の影響の可能性を100%否定しきれないのでいる。α線?β線?因みに、線量計を入手して以来、書斎のベランダで計るγ線の値は、0.1μSvを下回ったことがない。




沖縄からの客人は、僕の書斎に泊まってもらった。そのために徹底的に掃除をした。客人は昨日沖縄に帰った。そこであらためて線量を計ってみたのだが……
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0.11μSv/h、ちっとも変わらない。やはりこのほんのちょっと高めの線量は、建物の素材に由来するものなのか。しかしそれって自然線量なのか人工線量なのか。
 ⇒安全デマか煽っているのか《自然線量を考慮しないと……》
だが、元来放射線自体は、それが自然線量だろうが人工線量だろうが、そこに質的な区別は全くないわけで、よく言われる「一年間に許容される人工放射線量」というのは、人間の健康を考えての絶対的な指標ではなく、人間が寿命で早死にするのは問題にならないが、人為的なことで寿命を縮めることは許されないという倫理規定のようなものなのである。

各地の原発は完全に放射線を管理できているわけではない。ほんのわずかかもしれないが、チビチビとおかしなものを漏らしている。しかしそれをいちいち気にして、不安がったり怒ったりするストレスは、間違いなく漏れている放射線より健康に悪影響を及ぼす。だからそんなちっぽけなことは忘れているほうが体にはいいに決まっている。しかし、原発関係者が「だからいいでしょ」と言うとしたら、それこそ「盗人猛々しい」のである。

例えば1000円盗まれたとする。その犯人探しに時間がかかるとしたら、その時間どっかでアルバイトしたほうがずっといい。しかし、だから犯人をほったらかしにしていいという法はない。本来、犯人は捕まえなければならないのである。

盗まれた1000円をどう考えるのか、これが池田信夫の煙草や交通事故と原発を比較するくだらない理屈の一面の正体である。
しかし事態は、もはやそんな倫理規定の議論をしている場合ではないところまで切迫しているらしい。それを頭から馬鹿にしていた池田信夫は二重の阿呆。今や、誰もが盗まれた額面1000円の、本当の意味を測りかねている。

一週間前の予告の通り、後編が始まった。
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これについては、後日。

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この話も後日、宇夫方女史から。


(※この記事は11月10日にアップしました。)
《9月2日(金)》
大震災から176日目……

沖縄の情報を流しているツイートをいくつかフォローしている。そのひとつから、こんなツイートが流れてきた。
「宜しくお願いします⇒ゆたしく、うにげ~さびら」
つまり、日本語の「宜しくお願いします」を、ウチナーグチで言うと「ゆたしく、うにげ~さびら」だというのである。
どうでもいいかなと思ったのだが、でもちょっと興味があって、返信してみたのである。

【呟いてみた】
12:07
正しくは「ゆたさるぐとぅうにげーさびら」沖縄語を話す会の国吉しぇんしぇいは「こうして本当の美しいうちなーぐちが間違っていく」と嘆いています。さて…


すると、先方から返信が来た。
「方言は大切にしていきたい沖縄の文化のひとつ。正しく伝えていきたいものですね♪ありがとうございます♪」

この記事は11月10日に書いている。実は小生、「よろしく」は「ゆたしく」ではなく「ゆたさるぐとぅ」でなければならないと、「国吉しぇんしぇい」のように頑なに考えているわけではない。ウチナーグチを勉強し始めて、どんどんと「ゆたしく」だって構わないと思い始めているといってもいい。ともかくそう簡単な話ではない。いずれきちんと追記したいと思うが、とりあえず関連したことを書いた記事にリンクを貼っておこう。
 ⇒(ハイサイとハイタイのこと)
 ⇒(藤木勇人氏の色紙)
 ⇒八重山では「ゴーヤー」ではなく「ゴーヤ」ですという話題
 ⇒オジイ・オバアとタンメー・ウスメーのこと
……と、重要な記事を暫定のママにしていることに気がついた。
2010年7月23日の記事。
 ⇒お久しぶりの儀間進先生

いやいや、早いところなんとかしないと、忘れそうだ……

【追伸】
数日後、定期的に自動配信でもしているのだろうか、「宜しくお願いします⇒ゆたしく、うにげ~さびら」というツイートが、全く変更されることなく流れてきたのであった。


(※この記事は11月10日にアップしました。)
《8月31日(水)》
大震災から174日目……
夏の終わり。申し合わせたようにいっぺんに咲き出した。
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野辺に咲く花を手向けよう。
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順番。
親よりも先に子供が死んではいけない。
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そのこと、誰か、忘れちゃいねえか?


【この日呟いたこと】

12:07
オヤジの最後の言葉は、ヘルパーさんに向かっての「ありがとう」だったらしい。俺はオヤジの爪のアカでも煎じようかとその指を見たが、すっかりヘルパーさんによって綺麗にされていた。もうオヤジの爪にアカがたまることは無い。

12:10
放射線廃棄物はもはや福島の高濃度汚染地域に埋めるしかないとして、そこを屋久島のような森にしたらどうなるんだろう。そしてそこで、樹齢何千年の木々を育てるんだ。

※140字では語れるようなことではなく、だからそのうち“社長とは呼ばないで”にて、じっくりと書く。



12時22分。今日は三線の爪と一緒に撮ってみた。
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こんなことでもなければ、なかなか来てはもらえない。そのくらい、沖縄は遠い。それが生きている現実。
羽田まで迎えに出る。
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ついでに計ってみた。
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0.07μSv/h。


“M.A.P.after5”は連載ブログ。是非前の日の記事からお読みください。
《8月30日(火)》
大震災から173日目……
10時52分。本日の事務所の空間放射線量。
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0.06μSv/h。昨日は0.07μSv/h。小数点二ケタしかない高いオモチャ。


昨日と同じ光景?
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いや、花の気配。
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昨日と少しだけ違う今日。

ところが……

西山監督と、ちゃんと取材しているのは東京新聞だけだというようなハナシをしていたのは、もう一年以上も前のことだ。
 ⇒西山正啓監督とハシゴ
その頃からM.A.P.の本部で東京新聞を取りはじめた。忙しくてなかなか新聞を整理する暇がなくて、本部には黄ばんだ新聞紙が堆く積もっている。それを、最近少しずつ片付け始めた。そして見つけた1月28日の記事。

僕は金正男ではありません!
父は世襲反対だった

昨日と少しだけ違う今日。

「不謹慎じゃねえか」
「死は今日突然に訪れたわけではない」

おじいちゃんの亡骸の傍で

「不謹慎じゃないのか」
「決して……。まともな息子なら、親には似ない」

忘れられぬ2011年の春~夏……


※《11月10日に追記》
【この日呟いたこと】

15:41
京都から一時帰って来ている娘は、友達と会う予定をキャンセル、箱根に遊びに行った息子を電話で呼び戻した。後3時間とどまってくれれば、みんなで見送れる。親父、いい人生だったよな。

16:27
4時22分、父、和夫は、自宅にて家族に看取られながら息を引き取りました。長らくご心配をお掛けしました。合掌。


※いずれ“社長とは呼ばないで”に、ゆっくりと書くつもりです。



11月10日木曜日: 日常……(再投稿)

《8月29日(月)》
大震災から172日目……
赤ん坊たち。
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いかん、擬人化することはやめようと決めたんだ。


11時19分。本日の事務所の空間放射線量。
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0.07μSv/h。


【何故か呟きたくなった……】
18:50
昔。毎晩僕は眠りの中で自分が癌であることを忘れた。朝「癌?いやな夢……」スーッと意識がはっきりするにつれ「夢じゃない、俺は癌なんだ」と思い知らされた。そんな毎朝の目覚めが怖かった。今、多くの人が、考えたくないことを朝の来ない夢の中へ追いやろうとしている。

分かりにくい呟きだ。
2009年の6月のこと、ある人の死が契機になって、僕は“社長とは呼ばないで”にひとつの記事をアップした。
 ⇒乗り越えてはいない
そうか、僕はこの文章の要約を呟いたのだ、と、呟いた後に気がついた。
これ、流行の言葉で言えば、正常性バイアスってやつだ!


夜8時帰宅。
やっぱり気になる我が書斎のちょっと高めの線量。
入る前にドアの外で調べてみた。待つこと5分。0.11μSv/hから動かない。
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因みに、鍵にくっついている飾りはサーターアンダギー。
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言われなきゃなんだか分からない。
さて、中はどうなんだ?
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おんなじだ。ということはこの建物全体が高いのか。建材が原因?だとすれば気にすることはなく、ひとまず安心なのだが。

ある人のツイッターで、金城実さんのTV出演情報を知った。BSをつけてみる。
鶴瓶のなんとかという番組。結局今日は金城さん、出てこなかった。
予告編。
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どうやら来週の後編にお出ましらしい。
ナレーションは久米明さん。声は建材、じゃない御健在。ひとまず安心。
だが、洒落ではなく、訓練された俳優の声って、まるで強固な建材のようだななんて思いついて、ひとり部屋の中でニヤニヤしていた。

すると、「日常」という言葉が、ふいに思い浮かんだのだった。
(高山正樹)


宇夫方女史から、この日の報告が届いた。

私がお世話になっているオフィス成城保険の懇親会が、今晩ありました。久しぶりにみんなの顔が揃いました。世田谷支社の担当の方も見えました。そして成城学園前のイタリア料理のお店で、みんなで食事をしました。
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8月17日のS社での記事もそうなのだけれど、今までなら書かなかった類の話題。なぜそんな報告をアップしたのか。
これから、こうした仕事の報告が増えるということかというと、そうではなくむしろ逆で、今書いておかなければ、今後書く機会がなくなってしまうかもしれないから、それで書いた記事なのだ。

いつまでも変わらないと無意識に信じている日常は、いつだって少しずつ変質していっているのであって、そして、なんの予告もなしに突如弾けるのだ。地震のように。



11月10日木曜日: 演劇と居酒屋の関係

《8月17日(水)~18日(木)》
ここをステージにして芝居やったらおもしろそうだな。
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登戸の、とある居酒屋の、フロアの一角にある漁船を思わせるボックス席である。

しかし店は満席に近い。たくさんの客が飲み食いしている。例えばこのような店の店内でわざわざ芝居をやる経済的なメリットは全くないだろう。余裕のあるオーナーが面白がってくれれば話しは別だが、しかし観客に集中力を要求する芝居は、客に酒の量を減らし箸を止めるよう要求する。それを避けるために、軽いコントや音楽に近づけてしまえば、それはもう芝居ではない。言ってみれば、芝居と酒は、どうにも食べ合わせが悪過ぎるのである。

芝居を既成の劇場以外の空間で上演しようとする試みは、60年代からずっとあった。だがそれで儲かったなんてハナシは終ぞ聞いたことが無い。というより、彼らの目的は金ではなかったわけで、魅惑的で刺激的な磁場を作り、そこで挑戦的で破壊的な事件を創出することが、たぶん時代の思索的実験だったのだ。俳優は、全ての常識と対峙した犯罪者であり得た。そして自足していた。

ひとたび、例えば劇場(店)の利益とか、町の活性化などという健康的な方針に芝居屋が協力しようとすると、純粋に劇的な要素たちは、そうした方針には無関心になろうとする。そして、劇場や街との関係が希薄になっていく。今の、多くの舞台がそうである。
確かに、その法則を逆手に取って、劇場や街を有機的に脚本に取り込むことが出来れば、違う展開がありうるのかもしれない。しかし演劇と場の関係の濃密性と、その一般化・簡易化とは常に相反するのであるから、純演劇的満足と経済性は常に反比例することになるわけで、それに俳優がどこまで耐えられるのか、つまりそれはどのように質を保つのかと同義なのだが、きっと課題はそこらあたりにある……。

全てはミステリー。
(高山正樹)


この日、M.A.P.の経済をひとり支える宇夫方女史は、受注先の会社で、朝からじっとPCの前に座っていたらしい。

【文字通りM.A.P.after5的報告】
S社のOさんが企画した勉強会が編集部の6階で行われました。同じ仕事を受注している4社のうち3社の担当者が出席。そのうち1社は大阪の会社で、豊橋で仕事をした時に御一緒した方でした。
長い研修の後、会社近くの居酒屋で懇親会がありました。
この業務のS社の担当は女性が多いのですが、飲みに行くことはほとんどないそうです。忙しすぎるのではないかしら。
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今度は個人的な飲み会しましょうとお誘いしたら「ぜひ!」というお返事。今年中にお誘いしたいものです。
(宇夫方路)


「これから河岸変えて、忠兵衛に行こうと思ってるんだけどね」
「行く行く」
「女性の担当者も一緒?」
「まさか」
「そうだよな」
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このソーキ、うめえ。
かつて、つかこうへいはプロ野球がライバルだと言ったが、現代の演劇のライバルは居酒屋やレストランのような気がする。

日が変わって0時17分。
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左から、宇夫方路、忠兵衛のご主人、神野美奈実海浩気
企みは、犯罪の匂いがするほうが面白いと僕は思うのだが。

» 続きを読む

《8月25日(木)-3》
事務所に戻ることはせず、今日はそのまま自宅へ帰る。
そして、まずは我が書斎を調べてみることにした。特に意味はないが、喜多見の事務所と同じように、線量計は三線の上に乗っけてみた。すると……
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0.12μSv/h、なんてことだ、狛江の本部とこの書斎と、自分の足元で一番高い数値が出た。どちらも鉄筋のマンションである。

ここでもベランダに出て計ってみた。
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室内を徹底的に掃除をしてみよう。それでもし数値が下がればそれでよし、下がらなければ下がらないで原発が原因ではないということになるわけだから、原発由来の見えないα線やβ線の存在を気にする必要がなくなる。と、考えてみたのだが、さて、正しい考察なのかどうか。

いずれにしても、この程度の数値で何を神経質な、である。この数十倍の線量の中での生活を余儀なくされている人たちにとっては、僕の考察など、耐えがたきママゴトに見えるだろう。だが、自らの置かれた状況を出来うる限り自分の手のひらに乗せておくことなしに被災地を気に掛けてみたところで、その眼差しはきっと虚ろである。程度の差がどれほど大きくとも、我々も被災者なのである。それを忘れて、支援などないと、今の僕は思っている。

「書斎の数値」という表題に、あえて「僕の」と付け加えてみた。

【そして呟いたこと】
16:31
いまのところ原発ばかり気になって、ツイッターはその情報収集という意味合いが強くなってしまっています。本意ではないのですが。


原発のことなんか全く気にしていない宇夫方女史は、この日も2箇所で琉球舞踊を教えていた。
 ⇒M.A.P.琉球舞踊教室の専用ブログ
どなたかのお土産……
沖縄東村のマンゴー


《8月25日(木)-2》
午後1時過ぎ、ツイッターから流れてきた情報……
「稲田公園、2.1μSv/h汚泥、探り当てちゃいました。市が早速コーンとテープできっちり隔離されました。今回、とても迅速に対応いただいています。しばらくすると市の計測隊が来られるそうです。」
稲田公園は、自宅の最寄り駅から多摩川へ向かって数分のところにある。

【思わず呟いた】
12:35
ついに我が家の近く

そして僕は「探り当てちゃった人」の“呟き”をフォローすることにした。

百聞は一見に如かず、僕は事務所から車で現地に向かった。
川崎市多摩区菅稲田堤の稲田公園。
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市営プール管理棟脇の汚泥から比較的高濃度(1.7μSv/h)の放射線量が出たらしい。確かに立ち入り禁止の処置は講じられてあったが、その理由については何の表示もなかった。
公的なモリタリングポストと同じ、地上1mくらいの距離で計ってみた。
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僕のオモチャは0.08μSv/hの値しか示さなかった。全く問題のない数値。もう汚泥は処理されたのか。これでは計れないβ線が問題なのか、あるいは1mが遠いのか。

やがて「市の計測隊」と思しき方々が到着して、なにやらゴソゴソと始めている。
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やがて、側溝を開けて調べ始めた。
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その脇を、何もしらない若い母親が、半裸の子供を抱えて通り過ぎた。
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プール目当ての親子がやってきた。
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「あら、今日はお休みなんだってさあ、また明日にしよう」
そう言った母は、すぐ傍の人工のせせらぎで、子供に暫らく水遊びをさせていた。

人影は少ない。でも、それだけに、遊んでいるひとりひとりの子供が気に掛かる。
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でもきっと、「探り当てちゃった人」がきちんと調べていらっしゃるに違いない。だから子供たちは大丈夫だ。親も過度に心配する必要はない。出来る人がそれぞれ自分の眼で確かめて情報を発信していくこと、それはいいことなんだとあらためて思った。なぜ国にそれができないのか、考え続けている。

なお「探り当てちゃった人」のツイッターのアカウントは“@suzusuzu9527”、小5と小1の父親だという。フォローしたあと、放射線についていくつか質問をさせて頂いたのだが、ひとつひとつに丁寧な回答をして下さった。

【追伸】
翌26日の東京新聞朝刊。
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「汚泥から1kg当り16,500Bqの放射線セシウムを検出」
セシウム137の半減期は30年である。汚泥をどこへ持っていこうが変わらない。


《8月25日(木)-1》
大震災から168日目……
本部の線量が少し高い。場所は言わない。鉄筋の8階である。
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ずっと忙しかった。自宅に帰れない日はここで眠る。風呂に入る元気もなく、倒れるように布団にもぐったのも、一度や二度ではない。もしかすると、体や髪の毛についた放射能を、そのまま寝具に擦り付けたのかもしれない。内部被曝?今さらどうにもならないが、あまり気持ちのいいものではない。だが、原因は定かではない。

部屋の外はどうなんだ?中の数値と変わらなければ、少なくともこの部屋に特化した内部被曝はないということだ。ベランダに出て計ってみた。
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微妙な結果である。

一般に鉄筋の建物は線量が高いという。0.12μSv/h、もともとこんなものなら、空間線量の値としてはどうってことはない。ともかく、もう少し調べてみたい。それには、他の部屋の数値を調べるのがいいのだが、親しい付き合いがない。

ちょっと雨模様。そこで事務所の入り口外(2階)で線量を計ってみることにした。
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待つこと5分。
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だからどうなんだって感じ。

もう一個、雌花発見。
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去年みたいに一生懸命探せばもっとあるのかもしれないが、今年はやめた。このちっちゃな奴が、ちゃんと育つかどうかを確かめるのもやめた。うまく言えないが、たかがゴーヤーなのに、育つか育たないかを人間になぞらえるようなことは、なんとなくいけないことのように思えて……、言葉にしてしまうとウソっぽい。

この土が気になる。
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セシウム137はβ崩壊して(β線を出して)バリウム137となるが、94.4%がバリウム137mを経由する。つまりバリウム137mからバリウム137になる時にγ線が放出される。ということは、土がセシウムで汚染されていれば、DoseRAE2でもセシウムの影を捕らえることができるってことじゃないのかね。
いやはや、わからん。

ともかく昨日と同じ条件で、室内を計ってみることにした。
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昨日が0.04μSv/h、そして今日が0.06μSv/h。表は0.07μSv/h
「で?」
「さあ……」
なんだか夏休みの自由研究みたいになってきた。

【そしてなんとなく呟いた】
12:35
ここ半年くらいシャンとしていた精神が、またどうも分裂しはじめた。あんまりな現実が原因で起きる多重人格の、至極軽い症状なのではないかと思い始めた。うん、これでいい芝居が書けそうだ、と今の自分は思っているが、さて。


放射線なんかどうでもいいという俺がここにいるんだぞという虚勢を張ったりして、分裂しかかった精神を、このM.A.P.after5でどうにか繋ぎとめている。


《8月24日(水)-2》
大震災から167日目。

届いた。
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中味。
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一度は要らないかなと思ったガイガーカウンターですけど、買っちゃった。

充電中。
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まずは事務所の中を計測してみました。
2階の机の上の三線の蛇の皮の上です。
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0.04~0.06μSv/hをフラフラして、最終的には0.05μSv/hで落ち着きました。
(※因みに3.11以前の東京の空間線量の平均は0.036だったそうです。但し、それがどういう測り方をしていたのかは不明なので、単純に比較できません。)

●《8月25日追記》使用機種【DoseRAE2 PRM-1200】について
フォートダイオード及びシンチレータを使ったダブルセンサーの測定器
 (※GM管を使った「ガイガーカウンター」ではない。)
放射線量測定範囲: 0.01 μSv/h ~ 10 Sv/h
線量率の精度:
  ±20% (10μSv/h~10Sv/h)
  ±30% (0.01μSv/h~10μSv/h)
(※つまり1μSv/h表示はおよそ0.7μSv/h~1.3μSv/hってこと)
(※しかし製品毎の誤差%は変わらないので、増減や高低の比較は可能)
積算量測定範囲: 0μSv~10Sv
線量精度: ±15%
放射能反応範囲: 20keV~6MeV(X線とγ線)
(※α線やβ線には反応しない。つまりあの有名なプルトニウム(α線)や、最近問題とされてきたストロンチウム90(β線)はスルー。逆にそのことが空間線量を測定するには適しているといえる。
しかしやっぱり気になるのは、空気中に漂うα線・β線を発する放射性物質を吸い込んで内部被曝するんじゃないかということ。この機種を使用している方々は、みんな表面汚染箇所を発見するためのガイガーカウンターが欲しくなるらしい。小生も使用2日目にして、もう一台、ガイガーカウンターの購入を検討しようかなと思い始めた。)
※併せて下記記事もお読みください。
 ⇒http://lince.jp/hito/butubutu…

今後東京世田谷の喜多見周辺を色々と計ってみたいと思ってます。


●《11月9日に【この日呟いたこと】を追記》

11:25
これからは自分の考えを補完するような他人様の呟きをリツイートすることはやめます。でも、違った意見はリツイートするかもしれませんけど。

18:55
狛江市。最寄り駅は小田急線喜多見の事務所で空間線量を計りました。今後継続して喜多見周辺を歩いてみます。


※これで少しはアクセスが増えるかと思ったり、でも、効果は殆どありませんでした。要するに旬が過ぎているのと、なにより情報がシンプルじゃないということかな。でもこれが屈折したM.A.P.after5のやり方、いたし方なしです。ただ丁寧に丁寧に、そして誠実に……



11月 9日水曜日: 一回だけなら大丈夫さ

《8月23日(月)》
あの大震災から166日目……

【この日呟いたこと……】
13:11
京都の娘から電話。「お金節約してる。産地の書いてない桃5個、すごく安かったから買って食べちゃった。とってもおいしかったけど、大丈夫かな」「大丈夫さ。でも若いんだから、もうそんなの買うのやめなさい、お金、送るから」



※この記事は11月8日に書いているのですが、前官房長官の枝野幸男(現在は経済産業大臣・原子力損害賠償支援機構担当大臣・原子力経済被害担当)がこの日の衆議院予算委員会でこんな答弁をしたのです。


【頑張って一語一句テキストに書き起こしてみました】
お答え申し上げます。あの、私はあのー、お、3月11日からの最初の2週間で39回、記者会見を行っておりますが、このうち、直ちに人体あるいは健康に、影響がないということを申し上げたのは全部で7回、でございます。えーそのうちの5回は、これはあの食べ物飲み物について、の話し、でございまして、あの一般的にですね、そのー、おー現在の事故の状況が、一般論として、直ちに健康がないということを申し上げたのではなくて、あのー、お、放射性物質が観測さ、検出された、最初確か牛乳だったかというふうに思いますが、それがですね、一年間、同じ当該、規制値の量を飲み続ければ健康に影響を及ぼす、可能性があるということで定められた、基準値、に、ついてのことでございますので、万が一一度か二度、そういったものを、体内摂取したとしてもそれは、あ、健康に及ぼすものではないと、いうことこのことを繰り返し申し上げたものです。それ以外で直ちに健康あるいは人体に影響を及ぼすものではないと、いうことを求め、あの話して参りましたのは、あの一箇所、非常に、結果的にあのー北西部、が、放射線量が高かったわけでありますが、ここに高い放射線量が出てきた、あー、ことについて、え、これ、が、長時間、を滞在するということではなくて、短時間で影響を与えるような放射線の量ではない、したがって、今その周辺地域の、放射線の量を、おーモニタリングを強化をして、そして、あのそういった地域に、長い時間、はあー、あ、住んだりなんとかして大丈夫なのかどうかということを確認するということを申し上げたもので、結果的にそれに基づいて、計画的避難区域準備区域ということで避難を頂いたということであります。

「万が一1度か2度」って、なんだか腹が立ってきた……
※「直ちに健康に影響がない」と言った当時の枝野幸男を安易に批判はしない。あの状況で、たとえ誰が官房長官であっても、適切な判断と広報が出来たとは思えない。諸悪の根源は、東京電力と安全保安院と関係官僚だと思っている。だが8ヶ月経った今、当時の官房長官がこうした詭弁とも思える弁解をすることは断じて許せない。枝野は結局、東電と官僚を旧態依然のまま残すことに加担している。もはや枝野は、当時の自分の発言を反省することは無いだろう。だからといって、枝野批判にかまけて、東電と官僚の追求を鈍らしてはならない。「直ちに~」発言の責任を枝野幸男ひとりに負わせることによって、枝野幸男に巧妙な蜥蜴の尻尾の役割を果たさせることになっては、東電と官僚の思う壺である。
(2011年11月8日に記す)
……と、勢いに任せて、M.A.P.after5の禁を破って思わず政治的な事を書いてしまった。本当のことは結局わからない。もしかすると枝野幸男は、当時から全てを知った上で、パニックを恐れて国家を守ろうとしたのかもしれない。しかしそれならばそれで、国家存続のために数千人の人柱もやむを得ぬと判断したわけで、そんな棄民を条件に成立する原発というシステムを、僕の美意識が許すことはないであろう。これは、断固政治ではない。優れて文化の問題である。
(あらためて、文責:高山正樹)
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11月 8日火曜日: 美しさを基準にして

《8月22日(日)》
あの大震災から165日目……

【この日呟いたこと……】

11:54
原発推進への流れ。たいして考えもせず、面白おかしく菅直人批判を繰り返していた者たちも、やがて後悔するのだろうか。いや、しないな。やっぱり原発は必要だとか言い出すのだろう。たいして考えもせず、自分が間違っていたと認めたくないばかりに。

12:04
夏風邪だと思うのだが、喉の痛みがずっと消えない。周りにも数人。海外移住を決めた友は間違いなく被爆症状だというが、証明することは不可能。カントは神がいるかいないかは証明できないことだと「純粋理性批判」の中で論じた。反原発か否かが宗教戦争の様相を呈するのはきっとそういうことだ。




それでもカントは、その「実践理性批判」において神の存在を信じるべきだとしたのである。だがその範をもってしても、俄かに反原発か否かを決することなどできはしない。ただ僕は、カントが「純粋理性批判」と「実践理性批判」を結ぶものとして「判断力批判」を著したということを想っているのだ。論理から実践への道は、美的判断によってのみ開かれるということ。もう30年も前に読んだ哲学書。
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今は無き尊敬する演出家加藤新吉氏とのやり取りをふと思い出した。
「高山さん、あなたは、花を美しいと感じたことがありますか」
「僕には、どうやら花の美しさを判断する能力が欠如しているようです」

でも今の僕は、自然の景観の中に突如建ち上がる原発の異様な姿は、美しさから対極にある存在だと判断しているのである。


《8月21日(土)》
あの大震災から164日目……
宇夫方女史は川崎市幸区の小倉神社のお祭りで踊っている。
琉球舞踊専用ブログの記事
M.A.P.after5には“川崎市”のカテゴリがあるのだから、こっちでも何か書かなければと思うのだけれど、さてどうしようかなと考えている。
《アーカイブ》
  ⇒雌花と小倉神社の夏祭り(2009年8月22日)
  ⇒琉球舞踊専用ブログの記事(2010年8月22日)
2010年の時は、M.A.P.after5の方には全く書かなかった。文字通り“後の祭り”。

【この日呟いたこと……】

16:54
一切塾など行かず高校と大学に入り、大学は3年の時にたった一社だけ受けた会社からあっさり内定を貰った息子と、一人京都で最低限の仕送りで学生生活を続ける娘。親がなくても子は育つ、というか、親があっても子は育つというか、誇りと、そして感謝。

17:00
親が子供を思う心なんて、そんなナイーブな話じゃない。様々な情報を自分なりに調べ、分析すればするほど、事態は切迫している。3月末に開いた家族会議を再び開こうか。そして西へ、南へ、の方策を本気で練ろうかと思うのだが、しかし……。僕には家族すら動かす力がないのだ。

17:27
雨に濡れバイクでバイトに向かう息子とすれ違う。内定を貰った息子に移住を勧めても、将来の生活と、彼女と、友達のために彼は拒否するだろう。わかった。何年か後、お前が結婚を考え、子供を作りたいと思った時、また相談しよう。だがそれまで、息子ともども移住できる力を持ち続けていられるかどうか。


そして“後の祭り”にならなければいいのだが……


文部科学省が公表している全国のモリタリングポストの放射能濃度一覧を見ることができるサイトがある。
 ⇒http://atmc.jp
最近ちっとも動きがなかったので、しばらく見に行くことはなかったのだが、久しぶりに覗いてみた。すると……
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東京は新宿。
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なるほど、一昨日のあの雨の夜か。
0.08μSv/h、数値としちゃァたいしたことはない。しかしやっぱり気持ちが悪い。そして、何度でもいうが公式に計っているのはγ線のみ、問題のα線とβ線は埒外。

ある程度予測できているはずなのに、政府(あるいは官僚?)は、事前に予報を発表することはしない。なぜなら、我々は国家のために統計的な死を背負わされた棄民だから。

一昨日のデータをいくら眺めていても“あとの祭り”である。


《8月20日(土)》
あの大震災から163日目……

【この日呟いたこと……】

※「携帯使いません」と契約書にサインしないと入れないレストランがあるらしい。
15:18
ボク、すごく好きかも。

15:22
公演が決まったところの担当の方から「山猫合唱団ですか」という電話が来ると、少し悲しくなります。

※届くかな、僕の呟きが先様に……。

売る側と買う側、店主とお客さんの微妙な関係。一見(いちげん)なら気にしないことなのだが。
具体的に語ろうとすると、実にナイーブで難しい。

あさのさんのところと……
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コンケン・アイに行った。
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ナイーブで難しい記事は後日に回そう。


《8月19日(金)》

雨だけど……
雨だから……

新宿の“かりゆし”へ。

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混ぜる前のタコライス。
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 ⇒混ぜた後のタコライスの記事へ

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この日のことは8月9日の記事8月13日の記事とを仕上げたら書きますが……

鈴木雄介が、こんなオモチャを持って来た。
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小生が買わなかったガイガーカウンター。GM-10。
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「雨だけど、どうなのさ……」

縦軸がCPM。横軸が時間。CPMとは“count per minute”、つまり、一分間に検知した放射線の数。ご覧のように毎分4だったり21だったり誤差は激しい。従って長い時間測って平均を出す。それに0.00833をかけるとμSv/hに換算できるらしい。しかしこれは、セシウム137の場合が120CPM≒1μSvであることを根拠にしている。

「で?」

だいたいこの機械がはたして放射線を100%検出しているのかどうか。そうじゃない安物の場合、性能によって割り増し補正して表示しているわけだが、それが正確であるかどうかがわからない。本来製品一個一個について補正しなければいけないのだが、まさかそんなことをやっているとは思えないし。

「だからさ、正しいとしてさ」

真ん中の青い線を見るとだな、おおよそ平均13.5CPMってところだから、13.5×0.00833で0.1μSvってところかな。

「それって割と高いんじゃないの?」

全部セシウム137だったらってことだからね。それにγ線やβ線の違いをどういうふうに補正してるんだかも分からないしねえ。ともかくだ、この程度なら気にするほどの空間線量ではないだろうってことだけは確からしい。それ以上のことは分かりません。それ以上のことを期待してもダメ。まずはこの程度で十分と思えば結構使える。この認識はけっこう重要だな。

※以上の会話はフィクションです。高山正樹がちょっと勉強して追記してみました。

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カチャーシー。
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沖縄の血が騒ぐ?
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岩手の血でも踊る人はいる。
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やっぱり僕は踊れなかったので、せめてこれくらいはと思って、ピースしてみた。
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沖縄が恋しい。放射線を気にしなくて済む沖縄が……


《8月18日(木)~19日(金)》

【呟いたこと……】

あの大震災から161日目……

※“測ってガイガー!”というサイトに、ある場所の放射線量が報告された。
16:30
0.14μSv/h、息子が生まれた時に住んでいた場所だ。但しRADEX RD1503という機種が正確なのかどうか……


※菅直人応援ツイート発見。「菅直人は、震災以降、大変な激務だった。そして必死に国民へ脱原発を呼びかけても、周囲からは罵詈雑言ばかり。泊原発稼動は止めるために菅直人のフォローを」といった主旨。僕は思わずリツイートした。
16:44
福島県知事、東京でトップセールス。「風評被害」と「安全」の連呼と実食パフォーマンス。なぜ数値を言わないのか。食べる食品の全てが暫定基準値の半分だとしら、総量は恐ろしい数値に。自分で被曝量を管理しなければならない国になったんだよ。


あの大震災から162日目になった……

※川崎市中原区の平間公園内にあるゴミ置き場で毎時0.9マイクロシーベルトを記録。市はこの場所を15日から立入禁止に。
2:03
世界が呆けた日本人を軽蔑している。いっこうに喉の痛みが消えない。しかし僕には日本を棄てる力がない。


※ある人のツイートをRTした。こんな主旨の呟き。「最近のぼくのTwitterを読んで、暗い気持ちになりたくないから反原発のことばかり書くなという人がいる。しかし、事態は僕らが考えているレベルを遥かに超えている気配だ」

※泊3号機の営業運転開始を北海道知事が容認、地元町村も同意した。実は4月に政府がある規則を作ったのである。「原発で発電しなければ、金は出さない」
2:31
「原発で発電しても、金は出さない」という規則作ったらどうなるんだろう。

※補足:そうなればきっと泊3号機は動かないだろう。つまり、原発の稼動容認は民意なんかではない。北海道民は恥ずかしくないのか。

※上杉隆がこんなことを言ったらしい。「放射性物質は外部放出してないと東電は言ってるけど、福一カメラ見てたら夜中に水蒸気出してる、あれベントじゃないの?」
8:29
川下り転覆事故の責任を声高に叫び続けるTV。


※「今朝から線量上がってるみたい。何かあったのか。神奈川だけでなく茨城も東京も」とか、「今日の雨は危ない!東京・神奈川・茨城・埼玉の環境放射線数値が、雨の降り始めとともに跳ね上がっている」とか……
14:44
あっちからもこっちからも線量上昇の情報。GSでバイト中の息子に電話。「雨に濡れちゃったか?」「そりゃあ……」「若いんだから……気をつけろ」「わかった」。しかし、何をどう気をつけろと言えばいいのか。


※ヒタヒタと、目に見えない「何か」に取り囲まれていくような恐怖。ただ、この現実感の欠如は、深夜のB級ホラー映画のようだ。しかし、眠れぬ夜が明けても逃れられずにいる。
こんな時はきっと、一昨日のように、この薄暗い書斎から脱出して、実際に放射能の雨に打たれてしまえば開放されるに違いないのだ。殆どの人々がそうであるように。
書斎に閉じ籠る僕の目には、街を闊歩する全ての人々が、刹那主義者に映るのである。



何日ぶりかの事務所。
ゴーヤーの葉が……
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去年は、こんなに早く、こんなことなんかにならなかったのに……


早く、街へ出よう。雨だけれど。いや、雨だからかな……


《8月17日(水)》
あの大震災から160日目……

【この日呟いたこと……】

9:07
どうしても言わずにはいられない気分。日本はロシア・中国以下。自由な国民がいてこの状態だから、北朝鮮よりも悪いかもしれない。今、日本で起こっていることを知りながら黙っている人々とは、いったい何者なのか。

9:17
昨日、自由奔放に生きてきた親戚のスーパー爺さんの通夜でした。死に至った直接の原因は誤飲性肺炎。繋がれた管を片っ端からはずしてアッという間に逝ってしまった。90歳代とは思えぬ強力な筋肉でどうしようもなかった。一方オヤジは、何本もの管を受け入れて静かに生き続けている。

9:49
「僕がやりたいことは政治ではない」~芝居をやろうと思った僕の原点を見つめ直しています。時の施政者がおそれるトリックスター。ずいぶん遠いなあ……。まずは政治を政治の外側からの眼で相対化すること……。つまんないなあ、なんか違う。

10:00
親戚のスーパー爺さんは親戚中から「しょうがない奴だ」と言われていた。そんなスーパー爺さんが真面目でいい人を絵に書いたような僕のオヤジを一番尊敬していた。一方僕のオヤジは、スーパー爺さんのことが大好きで、あんなふうに生きたいといつも言っていた。

10:32
沖縄からの情報。本日の琉球新報に山猫合奏団の記事が載っていたらしい。さあ来年の沖縄公演のために動き出そう。そして現代のチョンダラーを目指してみるか。

すると、ツイッターでその記事を紹介してくださった方がいた。
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なんとこの方は、シーサーズの持田明美さんの古くからのお知り合いだった。全く不思議な縁である。

15:08
100歩譲って原発が安全である可能性があるとしても、決定的なことが言えず、日本中、世界中でたくさんの人が必死に考えているという現状の中で、北海道の一知事が再稼動を決めてしまう。狂気だ。その狂気すら止められない日本。



あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、でも、こうして並べてみると、結局原発から始まって原発で終わって、なんだか嫌になってきた。

だから、というわけでもないけれど、ちょいとこれから験直しに出掛けるとしよう。

11月 7日月曜日: 過去と未来の人々の間で

《8月15日(月)》
あの大震災から158日目……

【この日呟いたこと……】

11:13
親戚のス-パー爺さん、通夜は明日。葬式は明後日と早まった。火葬場でキャンセルが出たらしい。キャンセルって、死ぬのやめたってこと?

11:19
一方オヤジの話。生と死の境界は曖昧だ。三線の音にも無反応になってしまった今のオヤジは、8割死の領域にいる。まだこちらと交信ができていた時に「さよなら」を言っておけばよかったと思う。

11:32
と、今日、オヤジの意識が戻ってきた。「昨日はどこへいっていた」とか言う。こうなると、「さよなら」なんてとても言えない。あの世とこの世がここで繋がっているという感覚。そういえばお盆だ。もしかしてオヤジ、お盆だから帰ってきたわけ?

11:38
十数年前に読んだ物理の本。ある空間で、突如原子が現れたり消えたり、反世界を想定しない限り説明のできない現象があるということが書いてあった。放射線を出す物質をあちらの世界に全部放り込んでしまうことができれば、日本は救われるのか。しかしあちらの住人には迷惑?


一昨日の8月13日、小出裕章氏は沖縄県での講演で、2004年8月13日に起きた米軍ヘリの沖縄国際大学墜落事故の際、放射性ストロンチウムを焼失まき散らしたと述べた。
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そこで…
17:44
なんてこった……。米軍ヘリ墜落現場へ突入取材画像を持っているから見直してみよう。


小出裕章氏の声明。「日本の国土というのは、すべからく、子どもと妊婦を最優先する責務を科学者も政治家も経済人もマスコミも責任を負っている」
21:49
そして表現の場を持つ芸術家も??!!




死した人々の魂は無限、未だ生まれぬ者たちは虚無、今夜の僕は、その狭間に漂う中間者なのであった。


《8月14日(日)》
あの大震災から157日目……

【この日呟いたこと……】

「泊原発3号機・検査結果は真っ赤な改ざんです」と検査官の下請けの人が、顔を出し実名で内部告発した。そこまでやってデマということはありそうもない。そこで……
13:50
これでも「泊原発を存続するか否かは政治の問題だ」というのか?

15:27
ある琉球舞踊の先生が基地反対の集会で踊ったら、色々と利害の絡む地元の人たちからひどく避難されたという。「基地反対も賛成もなく、ただ私が踊ってそれで楽しんでもらえるならって思っただけなのにねえ」その方は基地推進集会でも、頼まれれば二つ返事で踊るんだろうな。

15:45
誤って鉈で叩き骨まで達した怪我を吸っていたタバコのヤニを擦り付けて治し、90過ぎまで陸稲を作り、脳梗塞で倒れ医者に見離されても三日後に歩き一週間後にはバイクで畑へ、そんな親戚のス-パー爺さんが昨日スパッと死にました。要介護5の父は、細々ながらも懸命に生きています。

15:55
ス-パー爺さんの通夜が17日水曜日で葬式が19日の金曜日、ええ、夏なのにそんなに大丈夫なの?多いんだって、死ぬ人が。火葬場順番待ちで大変なんだって。停電になりませんように。今から帰って親父の枕元で三線の稽古をすることにした。何故か喜ぶんだよな。




ゴーヤー、だいぶ伸びましたけど……
西日を浴びて。
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人もゴーヤーも、命には変わりなし。でもね……

11月 7日月曜日: 深夜の戯言

なんだか眠ることができないで《8月11日(木)》になった。
大震災から154日目……
こんな夜は、考え事ばかりしている。

【そして呟いた……】

1:14
アインシュタインは神様はサイコロを振らないと言ったが、放射線が嫌なのはそれに似ている。被曝して死ぬか生きるかの岐路は確率のみ。因果関係の証明不可能。なんと非人間的な。本当は神様はサイコロを振っているのかもしれないが、そうであってはいけないと神を叱るのが人間の役割。

1:44
あの震災を経験してもなお原発再稼動への流れ。絶望感と虚無感。想像してみよう。きっと沖縄の人たちは、これと同じ感覚をずっと持ち続けてきたのかもしれない。それでもなお人間の尊厳のために基地反対の声を発し続けてきた人たちがいる。




インターネットなんて大嫌いだったのに、3.11以来、眠れぬ夜は、本を読むよりネットをウロウロしていることの方が多くなった。体のためには、無理にでも目を閉じて眠る努力をしなければいけないのだろうけれど。
「あなたはどのくらい沖縄のことを知っていますか」みたいなサイトがあって、ボーっとクイズなんかをやってみた。三択の質問が10個。サイコロ振って全問正解の確率は3の10乗分の1。5万9千49回に一回は満点。
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もちろんプリントアウトなんかはしないが、ガサゴソとカバンからデジカメを出してシャッターを押した。当分立ち上がれそうもないから、ブログネタの保険。
「くだらねえ」
そう思ったら睡魔がやってきた。

やはり一日復活せず。

宇夫方女史は相変わらず元気らしい。
 ⇒この日の琉球舞踊教室の記事

11月 7日月曜日: 老朽化……

《8月10日(水)》
大震災から153日目……

【この日呟いたこと……】
11:46
二週間の沖縄長旅の疲れが出たのか、風邪を引いたらしい。喉がひどく痛い。もしかすると、沖縄生まれの俺のカミサンは、二十数年間、ずっと旅をしているのかもしれない。



「ダメだ、今日は休ませて」
「串かんが閉店したよ」
「デジカメで撮って送ってよ」
 ⇒前回の関連記事(4月13日)

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お隣のお蕎麦屋さんはどうするんだろう。
「聞いてみてくんない?」
「ヤダ」
「まあ、そうだよな……」

沖縄語の勉強会も休むことにした。
第36回ゆんたくぬくゎい(喜多見で沖縄語を話す会)

「なんだか頑張れなくなってきた。老朽化かな……」
「何が?」
「しがみつきたくないってことさ」


《8月8日(月)~9日(火)》
コンケン・アイのマスターが、改造計画中の事務所まで、わざわざ業者さんを連れて見に来てくれました。
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これがアイちゃんのお父さんの本職なんです。
こちらに予算がないから、仕事はお願いできないかもしれないけれど、それなのに色々と相談に乗ってくださいました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
(宇夫方路)


自宅、書斎にて。8月9日になった。
【呟いた……】
0:01
只今午前0時。本日9日、代々木公園で開催されるアトミックカフェ。誘われたのだけれど行けません。だって、僕、新宿のライブハウスで三線弾くんだもん。


ふざけた呟きである。真面目に悩んだ素振りはしたくなかったということ。でも、大震災から152日目、なんともいえぬモヤモヤした気持ちを、残しておきたかったのだ。
「遊びじゃない。他にM.A.P.が生き延びる道はない」
「M.A.P.なんか止めちゃって、ずっと西の方に移り住むことだって出来ないわけじゃない」
東京から少し西に外れた微妙な地域、きっと到る所でこんな風に、毎夜毎夜生まれる小さな「思い」を、現実が押しつぶしていく。
(高山正樹)
次の記事へ


※この記事以降、ツイッターをまとめた記事は、11月7日からアップし始めたものです。
《8月8日(月)-1》
あの大震災から151日目……

【この日呟いたこと……】

沖縄から戻った翌日、久しぶりにゆっくりツイッターを眺めていた。そしてこんな呟きを見つけた。
「政府は核のゴミを捨てる《田舎》を探している。どこかに金で故郷を売るバカな首長がいるはず」
そこで僕は思わずリツイートして呟いた。
11:18
沖縄で嫌な噂を聞きました。近々ブログに書きます。

※僕は、8月6日に高橋進さんから聞いた噂を思い浮かべてこの呟きを投稿しました。でもそれから2ヶ月、未だその噂の真偽ははっきりしていません。なのでここではまだ報告しません。ただ瓦礫の移動については、11月7日現在、東京が岩手の瓦礫を受け入れるなど、拡がりを見せています。

11:51
政府の暫定基準値を越えない肉だとお墨付きを貰って安堵する畜産業者……。僕は食べますが、子供には食べるなと言うでしょう。知りたいのは数値。食べる食べないを判断するのは政府ではなく、あなたでもなく、僕です。

※11月7日現在、「政府の暫定基準値を越えない肉」なんて全く食べる気がしなくなっています。でも結局知らずに食べていて、それを半ば諦めています。たぶん、これって僕が考えていた最悪な状況です。

11:54
しばらく黙っていたのに、また放射能について呟きたくなったのは、沖縄から東京に戻ってきたからではなく、どうやら久しぶりに息子の顔を見て、娘の声を電話で聞いたかららしい。因みに沖縄も結構な線量の場所があるんだとか。那覇空港とか。原因は……

※これも噂、だからこれ以上書くことは控えることにします。


さてと、告知することしちゃわないと……
※とっくに終わってますけどね(11月7日)


(※この記事は9月7日にアップしたものです。)
なるべく時系列を守って書きたい。しかしそうしていると、いつものごとくどんどんと遅れて行く。やっと昨日(9月6日2011年沖縄ツアーの8月3日の記事を書き終えたところ。このままじゃ現実に追いつくのはいつになることやら。せめてゴーヤーの成長状況だけでも先にアップすることにした。また記事の順番がグチャグチャになるが、そのうちきちんと並び替える。
現状はこんなもんだ。
 ⇒M.A.P.after5の9月7日時点での主な記事のリスト

《8月7日(日)》
あの大震災から150日目……
朝の9時。2011年沖縄ツアーを終えて事務所に帰って来た。
「ただいま!2011年のゴーヤーくんたち」
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奥が一昨年大崎で頂いた苗の孫、手前が去年代田橋の沖縄タウンで貰った苗の子供。真ん中が去年のプランターから生えた雑草(?)。

(※9月7日から間もなく2ヶ月経とうとしている11月1日、2011年沖縄ツアーの最後の記事を暫定だがアップして、ようやくこの日の記事に繋がりました。というわけで……)

(※では、だいぶ遠くに行ってしまった現実を追いかけて少しずつ記事を埋めて行きたいと思います。11月7日。)
 ⇒M.A.P.after5の11月7日時点での主な記事のリスト

実は、拝み倒して鈴木雄介氏に空港まで車で迎えに来てもらったのです。ああ持つべきものは古き友であります。感謝感激雨あられ、もう一生彼の住む桜新町方面に足を向けて眠るわけにはいかなくなりました。今晩から寝る前に方角を必ず確かめることにします。ハイ。絶対。

朝食を食べにPushPullへ。
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ああ、なんともこういう軽い朝食、いいなあ。東京っぽくて。


《8月6日(土)~7日(日)》
長く居座った大迷惑台風もようやく去った様子。高橋進さんと那覇で食事をすることに。井上真喜ちゃんも呼んで、パラダイス通りの“CHIKI”に行くことにしました。
ところが……
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「え?どうして?」
真喜ちゃんも、“CHIKI”が閉店したのは知らなかったらしい。

ともかく、仕方ありません。店を変更しました。
久しぶりの“苗”です。
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さっそく“かつを飯”を注文。初めて撮影。
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あんまり上手く撮れなかったけれど。
このお店、何を食べてもおいしいのです。ついつい沖縄っぽくないものを注文してしまいます。
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高橋さんと話したハナシは後日報告。

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なかじんさんも呼んじゃいました。なかじんさんに“CHIKI”のことを聞いたら、なんでもご主人の御親戚の事情だとか、残念だけれどしょうがないですね。
[subcate.なかじんさん]

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“苗”の名物ご主人


白石准と楠定憲は無事羽田に到着したらしい。
さて、なかじんさんと高橋さんはお帰りになり、しかし、我々が乗る飛行機が那覇を発つ午前4時までにはまだだいぶ間があります。
こんな時はやっぱりパラダイス通りです。

ななしん屋でしっかり時間を潰して、ボチボチよき頃合。
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[subcate.ななしん屋]

井上真喜ちゃんは最後まで付き合ってくれて、空港まで送ってくれました。
大々感謝であります。
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このお礼は次回必ずね。でも、今度はいつ来れるのかなあ。
まさか避難なんて、そうじゃなければいいのだけれど。
途端になんだか憂鬱になってきたのでした……。

ともかく、2011年の沖縄ツアーは以上をもって無事(?)終了です!長い間ご愛読ありがとうございました、って、まだ暫定記事ばっかりですけどね。

旅の始まりの記事へ(順番に読むことが出来ます)


《8月6日(土)-3》
FM世田谷“せたがやじーん”以来のラジオ生本番でした。

すいません、ちょっと先を急いでいるので。とりあえず画像だけ。
パーソナリティーの高橋進さんと記念撮影。
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 ⇒高橋進さんのブログ記事
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後日、諸々必ずお話しします。


《8月6日(土)-2》

第46回琉球古典芸能コンクール。

後日書きますが……
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【この日久しぶりに呟いた3連発……】
16:23~54

琉球新報ホールで舞踊コンクールを見ています。新人賞の女踊り。一切拍手禁止、妙な緊張感。

今FM局からのお迎えを待っています。本日6時から糸満のFMタマンの生放送に出演。打ち合わせ無しのぶっつけ本番です。

生放送の後、那覇で2時くらいまで飲んで、深夜4時発のスカイマークで東京へ戻ります。沖縄の皆さま、大変お世話になりました。又来ます。



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11月 1日火曜日: 台風の中を出陣

《8月6日(土)-1》
あの大震災から149日目……
朝6時半、天気予報によると、なんとか今夜の飛行機は大丈夫そうなのだが、しかしいっこうに台風の勢いは収まる気配を見せない。
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嘉手納の銘菓を食べながら……
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こんな感じ。
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本日の予定。
白石准と楠定憲は、今夜の便で東京に帰る。それまではここでしっとり過ごすらしい。致し方なし。
宇夫方路はもう少し明るくなったら、家元の稽古場へ行く。実は本日、関りえ子琉球舞踊研究所のメンバーが、コンクールの新人賞を受けるのである。そのための最後の稽古とコンクール本番の手伝いに琉球新報ホールへ行かなければならないのである。
そして小生、高山正樹は、宇夫方女史を稽古場まで送り、そのまま取引先廻りである。数件回り終えたら糸満までレンタカーを返しに行き、那覇に戻ってコンクールの本番を見ようと思っている。

お目当ての出番が終わったら、また糸満へ。急遽糸満のコミュニティラジオの生本番に出演することになったのである。そして深夜のスカイマークで帰るという予定。

ああ忙しい。

午前8時、風雨は相変わらずだが、だいぶ明るくなってきた。ということで僕らは出発。津堅さんにはマンションをお貸しいただいて、本当に助かりました。感謝感謝です。

一階ロビー。土嚢で水の浸入を防いでいる。
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しかし、町はすごいことになっている。
道の真ん中からは水が噴き出しているし……
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街路樹は倒れているし……
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取引先でのお仕事については後日報告ということで。
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11月 1日火曜日: 台風の散歩は迷惑だ

《8月5日(金)》
あの大震災から148日目……
那覇のビジネスホテル。
朝、目が覚めてトイレに行こうとベッドから降りると、足が冷たい。なんだと思ったら、床に敷かれたカーペットがビショビショに濡れている。

どうやら横殴りの雨がサッシの隙間からしみ込んできているらしい。特にガタついた窓ではない。つまり、沖縄の台風恐るべしなのである。
小さな部屋である。大きな荷物を入れておくような棚がないので、荷物は床に放り出してあった。たまたま窓から離れた入り口の方に置いてあったから助かったが、あと小一時間もしたら、着替えから紙の資料まで、大変なことになっていたに違いない。

今晩も宿泊予定のホテルである。部屋を変えて貰おうとフロントに電話を入れた。しかし、どの部屋も同じような状況らしい。

事の顛末は後日書けることを書こうと思うが、結局、今日も飛行機が飛ばずに東京へ帰れない白石准と楠定憲と、みんなで那覇にある前NHK交響楽団首席トランペット奏者、津堅直弘氏所有のマンションに転がり込むことになったのである。

いたる所で信号が壊れている。
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殆どの店が閉まっているが、ただ一軒、地元のスーパーが営業していて助かった。
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ここで買出しをしてマンションに篭る。
それぞれが、持参したPCをいじくる以外やることがない。
沖縄で10階以上のマンションなんて滅多にない。避難しているらしい船が見える。
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夜になるとますます恐ろしい感じになってきた。
なんとか窓に当たる雨のすさまじさをカメラに収めようとするのだが、なかなか上手くいかないのである。
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「このくらいの台風、どうってことないさ」と、壁に掛けられた津堅のトランペットが笑っていた。
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それにしても時速数キロとは。犬の散歩じゃないんだから、いくらなんでももう少しスピード上げられないもんかいなあ。


《8月3日(水)-2》
名護での本番は夜である。少し時間があるから、今年も、宇夫方女史と高江まで行ってみることにした。日本は震災でとてつもないことになって、みんなそちらにばかり気を取られているが、高江はもっとずっと前から大変なことになっているのだ。

途中、再び辺野古の海を通る。しっかりと写しておこうと車を停めた。
大浦湾は近づく台風の影響でざわめいている。
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しかし、その波が砂浜までやってくることはない。
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波は沖合いのリーフに当って砕け、轟音は風の音にかき消されてここまでは届かず、白波のスローモーションを、まるで別世界の出来事のように眺めるのみである。
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海は、台風の大きさを知らせているはずなのだが、この島のことを知らぬ旅人には、その警告はなかなか理解できない。
 ⇒寄せる波が破壊し返す波が奪い去る

一年ぶりの高江。是非とも去年の記事も読んでいただきたい。
 ⇒高江のこと知っていますか?【米軍海兵隊の北部訓練場】
 ⇒ヤンバルの高江は自然の宝庫《キノボリトカゲ・ノグチゲラ》
 ⇒高江で見つけた看板の表と裏【マングース対策事業で仕掛けたられた罠】
 ⇒危機一髪!アメリカ海兵隊から逃げる

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「お久しぶりです」
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でも、なんだか今日は騒がしい。たくさんの車が並んでいる。
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なんでも、車でバリケードを張っているのだという。
防衛局の職員がウロウロしている。
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彼らはこうして車をチェックし、場合によってはナンバーを撮影して、あとで駐車違反などで摘発するのだと聞いた。
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「やり方が陰湿だよ」

突然今日、ヘリパッド建設工事の準備調査のために現われたのだという。
「もうすぐ台風が来るんですよ。あんたたちがいると、台風の準備しなきゃいけないのに、それができないんですよ。なんで今日来るか。帰ってください!」
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なるほど、そういうことか。今年の旧正月にもそんなことがあったっけ。沖縄の人たちにとって、旧の正月がどういうものか、知った上でのこと。新正月なら日本中から批判されるが、旧正月では多くの日本人は忙しく働いていてニュースにはなりにくい。台風だって、内地のそれとはまったく威力が違う。台風に備えておかないとどういうことになるか、下手すれば命にだって関わるというのに。
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彼らは、本当に日本人なのだろうか。というより、これが日本人の正体なのかもしれない。
しかし、そういう俺は、いったい誰なのだろう。
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今年も夢蘭(むーらん)でお昼を食べることにした。台風は近づいてきているけれど、雨は降りそうもない。でもたとえ雨が降ったとしても、きっともう屋上席にはおじさん手作りの屋根が完成しているはずだ。

あら?
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おや?
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「おじさん、屋根は?」
実はおじさん、ちゃんと屋根を作った。すっごく頑丈なやつ。ところがこの前のでっかい台風の時、それが羽みたいになっちゃって、あんまり頑丈に作っちゃったもんだから、家ごと飛びそうになって、えらくおっかない思いをしたんだそうで。台風が去った後、すぐに取り壊したのだとか。
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「そういうことなわけよ。」
「ふーん」
それにしてもこのおじさん、新城亘先生にソックリじゃありませんか。これから夢蘭のおじさんのことを高江の亘しゃんしぇいと呼ぶことに決めたっと。

お食事は今回もここで。
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今年もパインを頂いた。サービス。
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「ヘリコプター来るの?」
「最近多くなった。真夜中、すごい音でさ。真っ暗だろ。ヘリコプターは明かり点けてないから。家の屋根にライトつけてるんだけど、突然その明かりの中に真っ黒いのが現れるわけさ。恐ろしいよ」
「真夜中、ひでえなあ」
「もう慣れた」

「高江のヘリパッド工事、賛成している人もいるんでしょ」
「農協から金借りてたり、補助金もらってたりするとね、なんとなく反対って言えない」
「みんな反対なんですか」
「基地があったほうがいいなんて誰も思ってないんじゃないかね」
「賛成派の人たちと話したりしないんですか」
「しないさ。でも向こうの集まりに酒もっていったりする、基地の話しなんか何にもしないで一緒に酒飲んでくるだけさ。でもそうしているうちによ、ポロっと本音が出てくるわけさ、ホントは基地なんかいらないってさ」

世界がややこしくなければ、基地など無いほうがいいに決まっている。その至極当たり前なことが、世界がややこしいから、基地のハナシは政談になる。
もともとこのM.A.P.after5なるブログは会社のブログである。政治のハナシはしない、というのが基本方針。それは今も変わってはいない。
ただ、沖縄の基地のことは、日本人の誰もが考えなければならない問題で、それは政治などという表層的なことではないと、僕は確信しているのである。

キジムナーフェスタ開催期間中、どこの会場でも、スタッフの間でも、閉会式においても、沖縄の基地のハナシを持ち出す人は誰もいなかった。もちろん“コザ物語”のように基地に題材を取った作品もあるにはあったが、それは例えば、山猫合奏団が宮沢賢治を作品の材料にしていることと同じレベルのことだ見做される。それはそれでかまわない、というか、それは正しいと思っている。世界の舞台芸術の祭典を、ただ沖縄市という街で開いたというだけのこと、そこに基地問題を殊更に持ち込む必要は全くない。山猫合奏団の僕も、そのスタンスに同意する。

しかしながら株式会社M.A.P.は、様々な沖縄関連の事業を展開している会社である。その代表としては、たとえ沖縄とは無関係な山猫合奏団の公演ツアーとはいえ、ここ沖縄にやってきて、「全ての日本人が考えるべき沖縄の基地のこと」に、一切触れずに帰ることはできないと思っているのである。

何度でも言うが、このことは山猫合奏団とは全く関係のないことである。また、普天間や辺野古をどうすべきかについて、たとえ僕の意見がどうであれ、M.A.P.after5で、つまり会社として何かを言うことも避けたいと思う。ただ見たこと聞いたことの事実だけをご紹介するのみである。それでも、その「事実」の切り出し方が、ある方向に傾いてしまっているということがあるかもしれない。それについてそうではないと確信を持って反論する自信はない。気になったことしか目に入らず聞こえてこないということは十分にある得ることだろう。しかし、決して意図的に事実を選り分けるようなことはしていないと、申し上げておきたいと思うのだ。

もうひとつ、沖縄の基地が福島と決定的に違うことがひとつある。原発はそこに住む人々が拒否すればやってくることはなかった。(そうではないと主張する人たちがいることも承知している。が、沖縄とはやはり違うと思う。)だが沖縄の基地は、どんなに沖縄の人々が反対だと言っても、日本人から押し付けられてきたのである。沖縄県人もまた日本人ではないかという者には、沖縄の歴史を学ぶべきだと言おう。その歴史を知ってもなおそう主張する者どもとは、僕は決別しても構わないと、あの3.11以来公言することにした。
「沖縄の基地についてとてもあれこれ言えないよ」という一見良心的な日本人たち。しかし、沖縄県に対して強権を発動し続ける政府を選んできた責任は、そういう君たちにもあるのだ。そういう君たちにこそ、沖縄の人たちは苛立っている。その「君たち」の中に、僕も含まれている。

何度でも言う。「オキナワ」は「政治」ではない。日本という国に生きる人間ならば決して避けてはならない「何か」であると、せめて何も出来ない僕は言い続けようと思っている。
[subcate.基地のこと・戦争のこと]

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「また、必ず来ます」
「ありがとーねー」

帰り道、こんな看板を見つけた。
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沖縄やんばる海水揚水発電所。去年は全く気がつかなかった。見ていたのかもしれない。でも気に留めることなどなかった。3.11まで、エネルギーという重大かつ緊急の課題が、人類の眼前に横たわっているということにあまりにも無頓着だった。

揚水発電所とは夜間電力需要の少ない時に水を高い場所へ汲み上げておいて、その水を昼間落下させて発電しようというもの。発電施設いうより蓄電施設と言うべきものなのである。
普通は川の上下にダムを二つ作って揚水発電所を建設する。ここ高江にある揚水発電所は海水を使う世界唯一の揚水発電所らしい。作るダムは上だけ、下のダムは広大な海である。

しかし、揚水発電所が蓄電目的である限り、10のエネルギーを作るために、倍の20近い電力を使わなければならないのだ。一般家庭の電力料金を節約しようというような話をしているのではない。水を汲み上げるために必要な電力はどこから来るのか。もし枯渇寸前の化石エネルギーが必要だとしたら、膨大な建設費(もちろんエネルギーもだが)を使って建設すべき施設なのだろうか。

そんな発電所が、ひっそりとここ高江にある。なぜ高江なのか。

去年も撮影した入り江。
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色も波も違う。

さあ戻ろう。なかなか変わらない気分だが、なんとか切り替えて。


高山正樹 Masaki Takayama
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