川崎の市民劇「枡形城 落日の舞い」なるものがあるらしい。
本番は来年5月、かわさき芸術祭の中でやるらしい。

その出演者とスタッフを募集していたらしい。
そのオーディションが、溝の口の大山街道ふるさと館というところであるらしい。

大山街道ふるさと館

枡形城か。僕の家の近くだ。源頼朝が鎌倉に幕府を開いた頃のこと。北条政子の妹。郷土史か……。

オーディションの最初の一組だけ見学して、もう時間がないので、会釈をして会場を出た。
南武線で立川へ向かう。

時代はローカルだ、喜多見の居酒屋情報発信、“FMつやま”でラジオ番組、沖縄のことを学ぼう、そんなふうに毎日を過ごしていた。だが、足元のこと、何にも知らない。町内会のゴミ拾いだって、参加なんかしたことがない。反省をしたわけではないのだが、でも、車窓から、ボーっと武蔵野の丘を眺めていた。

いかんいかん、「紅い手」を読まなければ。今日の本番、あと数時間後。どう読むか、まだ何も決めていないのだから……。