09/11/01
: 来る11月8日のこと
【辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会】
カテゴリ: 沖縄のことを…
M.A.P.after5というブログでは、政治的なことは極力書くことはしないと決めています。特に沖縄に関する時事ネタは語るまいと。
⇒http://lince.jp/hito/jiken…
しかし、民主党が政権を取ったばかりのこの時期、もしかすると沖縄の現状を変えることができるのは今しかないかもしれない、今のこの時を逃したら、また数十年変わらないかもしれない、そんな気がしてきました。岐路は、すぐそこにあるのかもしれない。
だから、今日は少しだけ、自らの戒めを破ります。
来たる11月8日(来週の日曜日)、沖縄で「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開かれます。それに呼応して、東京でも集会等が開かれるでしょう。
反対声明に賛同するのかしないのか、賛同するとして、辺野古その他の沖縄に新しく基地が建設されなければ普天間が返還されなくてもいいのか、県外移設ならばそれでいいのか、あるいは、あくまでも代替なしの普天間基地返還を求めるのか。ここで私達は、何かの立場を表明することはいたしません。ただ、どうか考えていただきたいと思うのです。考えずに、選択の機会を逃すべきではない。
今まで通り、沖縄の人たちが基地から利益を得られるようにする、つまり変えないということもひとつの選択でしょう。でも、今まで変わらなかったのは、選択した結果なのではありません。選択の余地などなかった。しかし、それができるかもしれないのが今だと思うのです。
誰が選択するのか、それを聞かれれば答えに窮します。しかし、日本人の一人ひとりが考える以外に、きっと出口はありません。
その考える材料として「狙われた海」というTV番組がyouTubeにアップされているので、どうかご覧頂きたいと思うのです。(琉球朝日放送が制作し、ひと月ほど前に全国で放送されました。)もしかすると、youTubeにアップされていることが著作権に問題があるのかもしれませんが、今、この時に見てもらうことこそ、きっと制作者の希望であることを信じ、あえてリンクを貼りました。およそ8分の動画3本です。これ以上は申し上げませんが、ただひとつだけ……
辺野古は普天間の単なる代替地ではなかったのです。
※「狙われた海~沖縄・大浦湾 幻の軍港計画50年(1)~(3)は著作権侵害に関する通報により削除されました。通報したのは制作した関係者なのでしょうか。あるいは、著作権侵害が許せない正義の人か、はたまた別の立場の人が別の理由で……。
第一義に考えるべき重要なこととは、いったい何なのか。考えています。(2011/8/19)
県民大会は3万人を目指しているといいます。
県民大会何万人などという話を聞くと、2年前の9月、集団自決の記述を巡る教科書検定撤回を求める沖縄県民大会を思い起こします。主催者は11万人が参加したと発表した。それが実は4万人程度だったとネットを中心に問題になった。
なんだかそういうことではなくて、ことの本質の真ん中できちんと考えたいと思うのです。そのためにこそ、もし2万人しか来なかったとしても水増しなどしないこと。2万人と10万人とに、本質的な違いはないということを、僕は当時たくさんの沖縄の人たちと話をして思ったものです。
「集まった人の数はわからんけど、みんな怒っていたさー」
でも、辺野古の問題はきっと一枚岩ではありません。アジテーションは聞きたくないのです。
今回の県民大会に参加を求めるメッセージで、こんなことばを見つけました。
「日本にある米軍基地の75%を沖縄に押しつけて沖縄問題と呼んできた日本とアメリカが、今度は『世界一危険な基地』を『世界一のちゅら海』広がる辺野古に移すと勝手に合意した」
確かに、日本の1%にも満たない広さの沖縄県に、日本にある米軍基地の3分の1が集中していることは確かです。しかし、それだけが「沖縄問題」ではない。またこの場合は、「日本」と「アメリカ」ではなく、冷静に、「日本政府」と「アメリカ政府」というべきだと思うのです。そうしないと、今解決しようとする具体的な政治の課題を、取り逃がしてしまいかねない。「勝手」とか、「世界一危険な基地」とか「世界一のちゅら海」とか、見方によっては根拠のないことではないし、そう言いたい気持ちも分かるのですが、始まりは「普天間の基地機能を自然豊かな辺野古の海を埋め立ててそこに移すと日米政府間で合意した」でいいと思うのです。その方が、今まで考える機会がなかったニュートラルな人たちにはまっすぐ届くと思うのです.
具体的に状況を変えられるかもしれないというチャンスに、それに向けて手を結べるはずの人たちが、理念によって対立してしまうのは残念なのです。
そして…
カミサンが涙する歌をまっすぐに。僕、矛盾していますか?
(著作権に問題があればご指摘ください。すぐに対処いたします。)
⇒http://lince.jp/hito/jiken…
しかし、民主党が政権を取ったばかりのこの時期、もしかすると沖縄の現状を変えることができるのは今しかないかもしれない、今のこの時を逃したら、また数十年変わらないかもしれない、そんな気がしてきました。岐路は、すぐそこにあるのかもしれない。
だから、今日は少しだけ、自らの戒めを破ります。
来たる11月8日(来週の日曜日)、沖縄で「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開かれます。それに呼応して、東京でも集会等が開かれるでしょう。
反対声明に賛同するのかしないのか、賛同するとして、辺野古その他の沖縄に新しく基地が建設されなければ普天間が返還されなくてもいいのか、県外移設ならばそれでいいのか、あるいは、あくまでも代替なしの普天間基地返還を求めるのか。ここで私達は、何かの立場を表明することはいたしません。ただ、どうか考えていただきたいと思うのです。考えずに、選択の機会を逃すべきではない。
今まで通り、沖縄の人たちが基地から利益を得られるようにする、つまり変えないということもひとつの選択でしょう。でも、今まで変わらなかったのは、選択した結果なのではありません。選択の余地などなかった。しかし、それができるかもしれないのが今だと思うのです。
誰が選択するのか、それを聞かれれば答えに窮します。しかし、日本人の一人ひとりが考える以外に、きっと出口はありません。
その考える材料として「狙われた海」というTV番組がyouTubeにアップされているので、どうかご覧頂きたいと思うのです。(琉球朝日放送が制作し、ひと月ほど前に全国で放送されました。)もしかすると、youTubeにアップされていることが著作権に問題があるのかもしれませんが、今、この時に見てもらうことこそ、きっと制作者の希望であることを信じ、あえてリンクを貼りました。およそ8分の動画3本です。これ以上は申し上げませんが、ただひとつだけ……
辺野古は普天間の単なる代替地ではなかったのです。
※「狙われた海~沖縄・大浦湾 幻の軍港計画50年(1)~(3)は著作権侵害に関する通報により削除されました。通報したのは制作した関係者なのでしょうか。あるいは、著作権侵害が許せない正義の人か、はたまた別の立場の人が別の理由で……。
第一義に考えるべき重要なこととは、いったい何なのか。考えています。(2011/8/19)
(文責:高山正樹)
県民大会は3万人を目指しているといいます。
県民大会何万人などという話を聞くと、2年前の9月、集団自決の記述を巡る教科書検定撤回を求める沖縄県民大会を思い起こします。主催者は11万人が参加したと発表した。それが実は4万人程度だったとネットを中心に問題になった。
なんだかそういうことではなくて、ことの本質の真ん中できちんと考えたいと思うのです。そのためにこそ、もし2万人しか来なかったとしても水増しなどしないこと。2万人と10万人とに、本質的な違いはないということを、僕は当時たくさんの沖縄の人たちと話をして思ったものです。
「集まった人の数はわからんけど、みんな怒っていたさー」
でも、辺野古の問題はきっと一枚岩ではありません。アジテーションは聞きたくないのです。
今回の県民大会に参加を求めるメッセージで、こんなことばを見つけました。
「日本にある米軍基地の75%を沖縄に押しつけて沖縄問題と呼んできた日本とアメリカが、今度は『世界一危険な基地』を『世界一のちゅら海』広がる辺野古に移すと勝手に合意した」
確かに、日本の1%にも満たない広さの沖縄県に、日本にある米軍基地の3分の1が集中していることは確かです。しかし、それだけが「沖縄問題」ではない。またこの場合は、「日本」と「アメリカ」ではなく、冷静に、「日本政府」と「アメリカ政府」というべきだと思うのです。そうしないと、今解決しようとする具体的な政治の課題を、取り逃がしてしまいかねない。「勝手」とか、「世界一危険な基地」とか「世界一のちゅら海」とか、見方によっては根拠のないことではないし、そう言いたい気持ちも分かるのですが、始まりは「普天間の基地機能を自然豊かな辺野古の海を埋め立ててそこに移すと日米政府間で合意した」でいいと思うのです。その方が、今まで考える機会がなかったニュートラルな人たちにはまっすぐ届くと思うのです.
具体的に状況を変えられるかもしれないというチャンスに、それに向けて手を結べるはずの人たちが、理念によって対立してしまうのは残念なのです。
そして…
カミサンが涙する歌をまっすぐに。僕、矛盾していますか?
(著作権に問題があればご指摘ください。すぐに対処いたします。)

高山正樹さんのコメント
僕のコメントが若干誤解を招きそうなので補足します。
2004年8月13日午後2時過ぎに、沖縄国際大学に普天間基地の大型ヘリコプターが墜落し炎上したことは大きなニュースになりました。基地の回りに隣接した住宅地を見て、米軍関係者が「事故が起きないほうが不思議だ」と言ったことは知る人ぞ知る話です。アメリカ本国では全く安全基準を満たしていないので建設不可能な基地なのです。
その意味で、普天間に「世界一危険な基地」という冠がかぶせられ、それが新聞等でも使用される慣用句になっていることは、この問題に少しでも関心のある方ならよくご存知のことなのかもしれません。
しかし、関心のない人たちにも知らせようとする時、事実関係の説明抜きにこの言葉を使うことはどうなんだろう。今や最も危険な基地はアフガンあたりにあるのかもしれないのですから。
また、普天間が危険だから辺野古の海へ移転するということが、今回の移転の一つの方便にもなっているわけです。
これについても、仮に辺野古に基地が建設されたとして、今後なし崩し的に新基地が「世界一危険」なものになるだろうと訴える人たちも多くいますし、それには説得力もあります。(特に紹介した番組をご覧いただきたいのですが、辺野古の海は深いので、核を搭載した原子力潜水艦が寄港できるのです。それが隠されたアメリカの意図なのかも。)
でも、やっぱりきちんと説明したほうがいい。
説明しなければ的確に伝わらない言葉を、スローガンに使用するのは避けたほうがいい、そう考えたというのが、僕が申し上げたかった真意であります。