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新宿に、談話室滝沢はもうない。
が、今も同じ場所で、同じような形態の店が、別の名前で営業している。ブレンド一杯880円。要するに、場所代である。
今の新しいお店の名前を紹介するつもりはない。なぜなら、その名前に、談話室滝沢のようなノスタルジーを感じることがないから。
談話室滝沢は、もっと高かった。コーヒー一杯1,000円。それでも、たくさんの人が訪れた。作家と編集者、演出家とスタッフ、時間を気にすることなく静かに打合せができた。ウェイトレスは全て正社員だと、後で知った。場所代だけではない、プラスアルファがそこにはあった。

僕は、しょっちゅう利用していたわけではない。何度か来たことがあるだけである。しかし、それはいつも、人生の転機であった。
ふじたあさや氏の手
880円のコーヒー。安くなった分だけ、今日のこの日には、さほどの「重さ」はない。
はたして、半世紀を生きてしまったこの僕にも、まだ人生の転機がやってくるようなこともあるのだろうか…

…などと考えながら、喜多見まで戻ってきたが、もはや仕事をする気にはならない。

だから酒菜に寄る。
何もかも忘れて飲めばいいものを、「ああそうだ、沖縄で食べたちょっと変わったヒラヤーチーと比較してみよう」などと、ブログのネタするために、ヒラヤーチーを注文してしまう。
新しい泡盛の銘柄を見つければ、そのボトルをキープして、空いたボトルと並べて、デジタルカメラのシャッターを切る。
“ひらやーちー”と“残波”と“まさひろ”

マスターのスーさんは、そういう事情をさり気なく知っているから、帰り際に、取っておきの泡盛を、ちょいとサービスで、やっぱりさり気なく一杯飲ませてくれるし……
泡盛“龍”とお店の女の子1
それから店の女の子の母親が、沖縄出身だということを、こいつもさり気なく教えてくれて…
そうとわかればやっぱり写真を撮って…
泡盛“龍”とお店の女の子2
「ブログに載せてもいい?」などと聞いているときには、もうスーさんは、あっちの方で、さり気なく知らない顔をしているのである。

何故だか今日はそれでもおさまらず、La-Portのドアを開ければ「おかえりなさい」と迎えてくれる。
そうして珍しい泡盛なんかを見つければ、やっぱりそいつを注文して、やっぱりカメラを持ち出すのである。
泡盛“琉球”

最近は、沖縄よりも東京での方が、泡盛っぽい泡盛が飲めるという不思議。
これも、ちょっと考えさせられる……



今日はどうしても癒される店がいいなあ。

ならばと、はん家へ。
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空いていました。マスターにしてみればもっと混んでなきゃ困るのだろうけれど、今日の僕らとしては助かったのです。

友は、喜多見発、桜新町行きのタクシーでお帰りになりました。
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いくら酒を飲んでも、いくら語り合っても、どうにもならないことがあります。

ふと、考えました。
今まで人類って、何人くらいいたのでしょう。猿人の出現が400万年前。新人出現からなら10万年。人口が一億を越えてから、まだ5000年も経ってはいないらしい。
例えばです。人間が20歳で子供を産むとすれば、過去一万年で500世代ということになります。いったい一世代何人いるのだろう。仮に一万年間ずっと5億人の人口だったとして、一世代の数、つまり20年間に生まれる人間の数は5億人より多いのでしょうか少ないのでしょうか。平均寿命が20年で、全員がきっかり20年生きて、子供ふたり作ってすぐ死ぬというのなら、一世代5億人生まれて、いつも人口は5億人で変わらない。でもそんなことはありえないから、きっと平均寿命が20年なら一世代は5億人よりずっと多くなければだめな気がするし、でも平均寿命が長ければ長いほど複数の世代が共存しているのですから、20年で5億人生まれなくても5億の人口を保つことはできるということになりますよね。
ともかく一世代5億人と仮定して、それに1000世代をかけてみても、5兆人にしかなりません。意外と少ないと思いませんか?

人類が誕生してから今までに、天文学的な数の人間が存在して、その人間たちの殆どが既に死んでいった、だから死を恐れることも悲しむこともないのだというようなことを言いたくて、それで計算を始めたのですが、予想に反して出た結果の数が少なくてびっくりしています。なんか計算のしかたが間違ってるのかな。

やっぱり1個の人間の命というものはとてつもなく奇跡なのであって、だから人間は、必死に与えられた生に固執して、潔く死ぬことなど考えてはいけないのかもしれません。

このまま帰る気にもなかなかなれず、店の灯に誘われて、ra-portの扉を開けました。
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キャンディーのようですが、これコン●ー●です。ムッシュのいたずら?
だめだよ、奇跡を遮断しちゃあさ、なんて、現実はなかなかそうもいかないらしい。

ムッシュ越しに、変な客が…
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最高に変です。
振り返ればまともな方が。
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あれ、やっぱり変か。

今日のra-portのお客様は合計8名だったとか。それが多いのか少ないのかはわからないけれど、きっとみんな変なお客なんだろうな。ムッシュが変だから。
いいのです、それで。みんな奇跡なのだから。

なんだか不特定多数のたくさんのお客さんを呼ぼうとすることの意味が、よく分からなくなった夜なのでした。

ra-portを出て、ふと目を落とすと、いくつかの足跡が、青白く光ってそれぞれの塒へ向かって続いていたのです。人生の軌跡のように。


3月12日木曜日: 腕較べ

南方より間もなく正式に新しい仲間がやってきます。
デザインを勉強していたんです。
今日は、喜多見に借りる部屋を決めました。
La_portで、お昼を一緒に食べました。
で、どっちが上手にスパゲッティーの写真が撮れるか、高山氏とバトルしました。
右が高山作品。
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うーん、どっちにしても、たいしたことないね。

販売サイトで使用する画像は、大変重要です!
おふたりとも、肝心なのは自己を伝えることではなく、商品の魅力を写すことですよ。

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3月 2日月曜日: お昼、喜多見を彷徨う。

さてお昼、なにを食べよう。
“テッ平”で豚カツはちょっと重い。

“こむろ家”のちらし寿司。ランチ800円だったかな。
菊地さんが辞めちゃってから初めてだな。
シャッターの閉まった「こむろ家」
でも、月曜日で休み。

" ら りゅぬ " は洋風のお料理とお酒のお店。ランチもやってたけど。
ら りゅぬの入口
ランチは金曜と土曜のみだった。

“ぴより”でカレーなんかどうかしら。
“ぴより”のシャッター
この時間、やってないかなとは思ってたんだけど、やっぱり。

では、La portでスパゲッティにしましょ。
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あれ、どうしてなの、ムッシュ。

ええい、こうなったら多少重くても構わない。
焼肉屋の“ホル狛”も確かランチをやってるはず。
ホル狛も閉まってる
ここもやってない。ランチやめたのかなあ。

最近オーナーの代わった洋食屋さん。
洋食屋さんclosed
おやまあ。 もしかして…
ここまで来たらゴリラビル一階のメガネストアーに寄り道。
使い捨てコンタクトレンズを購入。
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その世田谷通りを挟んで向こう側は
あのホルモン“やま”があった場所。
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とうとう、ぐるっと一周まわってしまった。
結局、とんかつ“テッ平”で野菜炒め定食。
とんかつ“テッ平”
テッ平は混んでました。
ちなみに昨日の犬の名前はToppeiでした。

1月24日土曜日: 初雪

LaPortで食事……
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“スパゲティアマトリチャーナ”と“スパゲティアッレヴォンゴレビアンコ” 絶品ですよ。

水才くんからメールがきたので、「ご馳走様でした。また来ます」と、店を出る。
いつのまに……
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静かな、初雪です。

12月20日土曜日: 朋あり遠方より来たる

歌舞伎町の喧騒……
歌舞伎町の喧騒
ほんとうに不景気なのでしょうか。いや間違いなく不景気なのでしょう。それがまともに生きていれば感じるであろう実感です。だから、この光景を眺めていると、今の不景気は唯の不景気ではなく、日本の解体の前触れであるような気がします。

朋あり遠方より来たる……
朋とは、同じ目的を持って共に活動する同志のこと。ただの友ではありません。

金城君を、12年前、彼が住んでいた南灯寮のある喜多見に、連れてきてしまいました。

「沖縄の景気はどうですか」
「変わりません」
「そうか、もうこれ以上悪くなりようがないということか」
「内地に出稼ぎに行っている人たちが戻ってくるとどうなるか」
(日本など、解体してしまったほうがいいのかもしれないね。)

金城君がいた頃の南灯寮のはなしは、いずれ彼が朋となれば、たくさんご紹介することになるでしょう。今日のところは初対面の礼儀、ここまでにしておきます。というか、過去の思い出を語っているような余裕などない、そんな気もします。

La Portにて
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La Portと南灯寮の寮生たちとのエピソードも、いずれご披露しましょうね。
ちなみに、手前の方は、MIRROR BALLのJINさんのご母堂であります。

また、楽しからずや。
未来に向けた、楽しきミステリー……


12月18日木曜日: 夜の“La Port”

今日はJIN DANCE FACTORYの琉球舞踊教室、今年最後の日。
というわけでお疲れさんの会を、酒菜にて。
前回の酒菜の記事
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片野さん(左)と佐藤さん(ピース)、それに何故か楠氏もいます。
彼女たちの艶姿を見る。(リンク先の一番下の画像です。)
鹿のステーキを食べました。鹿って、最も臭みのない肉だと高山正樹は思っています。さすがにうまい。
話しは沖縄のヒージャー(やぎ)肉の臭さについてへと移りゆく。
フーチバー入れて臭みを消すというけれど、あれは歯が痛い時に脳天に釘打って、頭の激痛で歯の痛さを忘れさせるようなもんだとは高山の言。でも、片野さんは大好きなんだって。きっと片野さんは、子供のころから上等ヒージャー肉を召し上がっているのに違いない。
「そんなことないですよ、市場の冷凍もの」
ほんとかなあ…

来年、みんなで沖縄行きたいね。

さて、
「JIN DANCE FACTORY LIFE 5」のチラシは前にご紹介しましたが、その裏表紙には、こんなリストが印刷されていたのです。
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当ブログでご紹介したお店もいくつか並んでいます。一番下にはM.A.P.
上から3番目は“DINER & BAR La Port”! そうです。昨日ご紹介したお店です。

そして、中のプログラムを開いてみると、打ち上げの時にご紹介した、今人気沸騰中のATSUSHI君が4番目に踊っていたり、11番目がコマレンジャー、その後が宇夫方路の琉球舞踊だったり、そしてです、17番目の「ソウルステップブラザーズ」という演目のダンサーの中に、“ムッシュ&マンマ”の文字が…

そうなんです。La Portのムッシュとマンマも、実は踊っていたんですねえ。

だからというわけではないのですが、琉球舞踊のお疲れさんの会をお開きにした後、夜のLa Portへ。

高山正樹はこのところ付き合いが重なって飲み過ぎ。会社の存亡を賭けて命かけて飲んでるんだと言いながらも、さすがに弱った胃腸を考慮して、カシスソーダなんかをマンマに注文したのです。
すると奥から出てきたムッシュ…

「なに飲んでるの?」
「カシスソーダ」
「軟弱なもの飲んでやがんなあ」
「てやんでえ、だからカクテルなんか頼みたくないんだ。人生見透かされるようで。でも優秀なバーテンなら、『カシスソーダに何か素敵な思い出でもおありになるんですか』ってな気の利いたトークをするもんだ。ちったあ勉強しろってんだ。」
「なーに言ってやんでえ、そんな思い出なんか、ねーくせに」
「あーあ、やっぱり見透かされてるわけね」
(事実の会話を元に、高山正樹自ら脚色してみました。)

というわけで、夜のムッシュ&マンマのご紹介!
いち…
いち

にの…
に

さん!
さん

「やってられるか。またくるぜい!」
「あした来やがれ!」



12月17日水曜日: La Port初登場

人類館の波音の追加録音を終えて、喜多見に戻った時はもうお昼過ぎ。

喜多見駅の改札を出て右(南)の方へ出ると、正面に見えるお店…
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“La Port”です。
スパゲッティーでも食べようっと。
ランチはペペロンチーノ、カルボナーラといった定番の限定メニュー。
うん、おいしい。
「ごちそうさまでした」
イカ納豆スパとか、ハンバーグスパとか、そんな軟弱メニューを増やせば、ここでお昼を食べる頻度も増えそうですが、たぶんムッシュ、ベトベトした皿洗ったり、ひき肉こねたり、そんなめんどくせいことやってられるかと言いそうですな。でも、やるのはマンマだったりして?

では、そのムッシュとマンマのご紹介。(マンマは当然左側の方ですからね。)
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“マッシュルーム”と“ご飯”じゃないよ。
そうだムッシュ、“マッシュルームスパゲッティー”に“洋風ネコマンマ”なんて新メニューはいかがですか?

近々、今度は夜におじゃましますね。

おまけ。
お昼、La Portの店内でナニゲに聞こえるテレビの音声。お昼の小堺一樹の番組、ゲストのほしのあきというタレントさんが持ってきたスウィーツのお土産、それは喜多見の駅のすぐそばのお店で買ったものだとか。
それでは、と、La Portを出て、そのお店に直行。
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4個残っていたそのスウィーツを買い占めて、おやつに会社のみんなで食べました。
ごちそうさま。
あれ、小堺一樹の番組の題名って「ごちそうさま」だっけ、「いただきます」だっけ?え?違うの…
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あん、写さないで…
スウィーツン…、ごきげんよーん…
あ、「ごきげんよう」だ。



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高山正樹 Masaki Takayama
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