1月24日月曜日: 山猫合奏団と東京奏楽舎をチャンプルー
カテゴリ: M.A.P.縁の人たち
今日は、5月のしんゆり芸術祭に向けての合わせでした。
⇒山猫合奏団Official_Blogの記事
(※白石准のブログ記事から画像を拝借)

前列にはNEWメンバー、チューバの古本大志君とベースの稲垣護さんです。
そのあと、東京奏楽舎との合同新年会を魯園菜館で行いました。
今日は白石准がいるから、てっきりカメラ小僧になって写真を撮りまくるだろうと、昨年暮れのM.A.P.のお疲れさま会でうまく撮影できなかった料理の写真もと期待していたのだけれど、最近、准ちゃん、やっぱり自分の本職は音楽だったと思い出したようで、残念ながら画像なし、いえいえ、山猫合奏団をプロデュースするM.A.P.としてはそれでいいのです。
ただ、喜多見を応援するM.A.P.としては、美味しそうな料理の画像を紹介して魯園菜館の宣伝もしたかったのだけれど、それはまたの機会にね。
今夜の魯園菜館も、ちょっと空いてて少し心配。中華の名店の味と比べてはいけません。魯園菜館は本場中国の家庭料理のお店です。そう思って味わえばとってもおいしい。そんな中華をこの値段で食べられるのだから、もっともっと混んでいて欲しい店なのです。ココの料理は、お店が賑やかな方がきっとおいしいはずだから。
今日はマスターがいました。そのマスターを囲んでお店の前で記念撮影しました。三笑亭夢丸師匠は別件で、菅野恵子さんは子育てで残念ながら不参加、古本大志君はお仕事で先に帰られて、全員でとはいきませんでしたけれど。

アップ。

喜多見で山猫合奏団と東京奏楽舎をチャンプルーにする、それはM.A.P.の目指してきたところ、高山正樹は密かにいろいろと画策しているようです。
若い名田綾子さんを山猫合奏団のおじさんたちとチャンプルーしてみました。

具のバランスが悪いなあ……
喜多見駅の改札前で名刺交換する桃原健一くんと白石准ちゃんです。

では、お時間のある方、もう一軒行きましょうか。
⇒山猫合奏団Official_Blogの記事
(※白石准のブログ記事から画像を拝借)
前列にはNEWメンバー、チューバの古本大志君とベースの稲垣護さんです。
そのあと、東京奏楽舎との合同新年会を魯園菜館で行いました。
今日は白石准がいるから、てっきりカメラ小僧になって写真を撮りまくるだろうと、昨年暮れのM.A.P.のお疲れさま会でうまく撮影できなかった料理の写真もと期待していたのだけれど、最近、准ちゃん、やっぱり自分の本職は音楽だったと思い出したようで、残念ながら画像なし、いえいえ、山猫合奏団をプロデュースするM.A.P.としてはそれでいいのです。
ただ、喜多見を応援するM.A.P.としては、美味しそうな料理の画像を紹介して魯園菜館の宣伝もしたかったのだけれど、それはまたの機会にね。
今夜の魯園菜館も、ちょっと空いてて少し心配。中華の名店の味と比べてはいけません。魯園菜館は本場中国の家庭料理のお店です。そう思って味わえばとってもおいしい。そんな中華をこの値段で食べられるのだから、もっともっと混んでいて欲しい店なのです。ココの料理は、お店が賑やかな方がきっとおいしいはずだから。
今日はマスターがいました。そのマスターを囲んでお店の前で記念撮影しました。三笑亭夢丸師匠は別件で、菅野恵子さんは子育てで残念ながら不参加、古本大志君はお仕事で先に帰られて、全員でとはいきませんでしたけれど。
アップ。
喜多見で山猫合奏団と東京奏楽舎をチャンプルーにする、それはM.A.P.の目指してきたところ、高山正樹は密かにいろいろと画策しているようです。
若い名田綾子さんを山猫合奏団のおじさんたちとチャンプルーしてみました。
具のバランスが悪いなあ……
喜多見駅の改札前で名刺交換する桃原健一くんと白石准ちゃんです。
何故か笑って見守る宇夫方路女史と稲垣護さんです。
では、お時間のある方、もう一軒行きましょうか。
12月18日土曜日: 本当に融合することの難しさ
【You Go 麻生 vol.5~ぼくらはみんないきている~】
カテゴリ: M.A.P.縁の人たち
You Go 麻生~ぼくらはみんないきている~
今回は第5回だと聞きました。継続は力、頑張ってるなあ、頭が下がります。
⇒第4回の時の記事
今年は去年のように案内を頂いたわけではないのですが、ちょっと気になることがあって、ノコノコと出かけて行ったのです。
ひとつは、山猫合奏団の楠定憲氏が出演するというので、楠さん、ちゃんとやっているかな、ということ。

そしてもうひとつ、プロの舞台人が、いわゆる市民の方々とどういうふうに一緒に舞台を作っているのか。

前回見せてもらった時は、そうした苦労についてはすっかりひとごとでした。でも今年は違います。来年、川崎の市民劇に参加したり、狛江市の公民館で三線の発表をしたりと、以前の僕なら絶対にありえない挑戦をすることになって、その中で、アマチュアの方々とともに作る表現の場について、いろいろと考えるところがあって、それで今回はそのあたりをきちんと見たい思ったのです。しかし……
今年の舞台は、昨年と比べると、ずいぶんと洗練されていました。楠さんの参加も、舞台を厚くしていました。さすがプロというパフォーマンスで、山猫合奏団のプロデューサーとしてホッとしました。
舞台装置も照明も、昨年とは比べ物にならないくらいに凝っていました。
ただ、去年は障がいを持っている方々が数多く出演していらっしゃいましたが、今回は二人だけというのが残念でした。
確かに、去年はもっと学芸会のようでした。この催しを立ち上げた頃は、さらにバタバタだったと聞きました。でもそれだけに、とても時間のかかることを、コツコツ一生懸命やっているんだろうなあと感心していたのです。
もし、昨年と同じような方々の構成で、今年の舞台の出来だったとしたら、その「進化」に、僕は無条件に拍手喝采したことでしょう。しかし実際は、できる人たちが手馴れた技術を持ち寄って、それらを簡単な交通整理で融合ならぬ結合させて仕上げた舞台、そんな印象を受けてしまったのでした。
つまり、プロやそれに準じた人が多く参加するようになって、逆に障がいを持つ人たちが減って、結果的にそれで舞台が洗練されたということなのではないか。
もちろん、そうした人たちが進んで参加したいと思えるような催しにまで育てあげたということは大変なことで、それについては敬服します。もしかすると、それこそがYou-Go(融合)という目的だったのかもしれません。でもねえ……
川崎市民劇は来年4回目ですが、毎回毎回、前回よりも質の高いものをという周囲の期待と、それに答えなければという主催者側の意気込みが、市民劇の規模を大きくしてきたようです。
しかしその結果、プロの役者が増え、いわゆる一般の市民の方々の参加を難しくしている、つまり対外的な評価が高まる一方で、肝心なことを損なっているのではないか、そんなふうにも感じているのです。
もしかすると、“You Go 麻生”も、川崎市民劇と同じような状況になっていくのではないか、それが少し気にかかったのです。ドドはどう考えているのだろう。前回まで参加していて、今回参加をしなかった人たちは、いったいどんな存在なのだろう……

もちろん、入場料は無料の公演。じゃないと、助成金を貰えないのかな。そのあたりの事情はよく分からないけれど。聞けば楠氏も装置を作ってくださった方もノーギャラらしい。楠さん、ノーギャラでの出演はダメだよってちょっと言いたくなりました。それはなぜでしょう。
また、今回の公演が成功したのは、斉藤隆介氏の物語に追うところも大きいのだと思います。切り絵作家の滝平二郎さんはもうずいぶん前にお亡くなりになりましたが、その娘さんを知っているだけに、ちゃんとそれらの関係の方々に連絡したのかなあ。
そんなふうに、去年はちっとも気にならなかったことが、今回は気になりました。
いろんなこと言ってゴメンナサイ。つまり、そのくらい質の高い舞台であったからこそ妙なことが気になった、ということにして、どうか許してください。
既に来年の日程が決まっているらしい。さて、今後どういう方向に向かって展開していくのか、もう少し見守ってみたいと思っています。
今回は第5回だと聞きました。継続は力、頑張ってるなあ、頭が下がります。
⇒第4回の時の記事
今年は去年のように案内を頂いたわけではないのですが、ちょっと気になることがあって、ノコノコと出かけて行ったのです。
ひとつは、山猫合奏団の楠定憲氏が出演するというので、楠さん、ちゃんとやっているかな、ということ。
そしてもうひとつ、プロの舞台人が、いわゆる市民の方々とどういうふうに一緒に舞台を作っているのか。
前回見せてもらった時は、そうした苦労についてはすっかりひとごとでした。でも今年は違います。来年、川崎の市民劇に参加したり、狛江市の公民館で三線の発表をしたりと、以前の僕なら絶対にありえない挑戦をすることになって、その中で、アマチュアの方々とともに作る表現の場について、いろいろと考えるところがあって、それで今回はそのあたりをきちんと見たい思ったのです。しかし……
今年の舞台は、昨年と比べると、ずいぶんと洗練されていました。楠さんの参加も、舞台を厚くしていました。さすがプロというパフォーマンスで、山猫合奏団のプロデューサーとしてホッとしました。
舞台装置も照明も、昨年とは比べ物にならないくらいに凝っていました。
ただ、去年は障がいを持っている方々が数多く出演していらっしゃいましたが、今回は二人だけというのが残念でした。
確かに、去年はもっと学芸会のようでした。この催しを立ち上げた頃は、さらにバタバタだったと聞きました。でもそれだけに、とても時間のかかることを、コツコツ一生懸命やっているんだろうなあと感心していたのです。
もし、昨年と同じような方々の構成で、今年の舞台の出来だったとしたら、その「進化」に、僕は無条件に拍手喝采したことでしょう。しかし実際は、できる人たちが手馴れた技術を持ち寄って、それらを簡単な交通整理で融合ならぬ結合させて仕上げた舞台、そんな印象を受けてしまったのでした。
つまり、プロやそれに準じた人が多く参加するようになって、逆に障がいを持つ人たちが減って、結果的にそれで舞台が洗練されたということなのではないか。
もちろん、そうした人たちが進んで参加したいと思えるような催しにまで育てあげたということは大変なことで、それについては敬服します。もしかすると、それこそがYou-Go(融合)という目的だったのかもしれません。でもねえ……
川崎市民劇は来年4回目ですが、毎回毎回、前回よりも質の高いものをという周囲の期待と、それに答えなければという主催者側の意気込みが、市民劇の規模を大きくしてきたようです。
しかしその結果、プロの役者が増え、いわゆる一般の市民の方々の参加を難しくしている、つまり対外的な評価が高まる一方で、肝心なことを損なっているのではないか、そんなふうにも感じているのです。
もしかすると、“You Go 麻生”も、川崎市民劇と同じような状況になっていくのではないか、それが少し気にかかったのです。ドドはどう考えているのだろう。前回まで参加していて、今回参加をしなかった人たちは、いったいどんな存在なのだろう……
もちろん、入場料は無料の公演。じゃないと、助成金を貰えないのかな。そのあたりの事情はよく分からないけれど。聞けば楠氏も装置を作ってくださった方もノーギャラらしい。楠さん、ノーギャラでの出演はダメだよってちょっと言いたくなりました。それはなぜでしょう。
また、今回の公演が成功したのは、斉藤隆介氏の物語に追うところも大きいのだと思います。切り絵作家の滝平二郎さんはもうずいぶん前にお亡くなりになりましたが、その娘さんを知っているだけに、ちゃんとそれらの関係の方々に連絡したのかなあ。
そんなふうに、去年はちっとも気にならなかったことが、今回は気になりました。
いろんなこと言ってゴメンナサイ。つまり、そのくらい質の高い舞台であったからこそ妙なことが気になった、ということにして、どうか許してください。
既に来年の日程が決まっているらしい。さて、今後どういう方向に向かって展開していくのか、もう少し見守ってみたいと思っています。
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12月10日金曜日: 新しい蕾
《白石准が撮ったコンケン・アイ》
咲いていたハイビスカスがいつしかしぼんで、新しい蕾がついています。

ふたつ、告知しました。
宇夫方路の琉球舞踊の公演と
山猫合奏団のしんゆり芸術祭の公演と
暫定記事がたくさん残っているにしても、とりあえずやっとブログが現実に追いつきました。
これから山猫合奏団の明後日の公演の会場へ、合わせに行きます。
ちょっと遅刻かな……。
【12日11日追記】
合わせの画像一枚だけ山猫合奏団のBlogにアップ。
⇒http://lince.jp/lince/topics/snowman…
【12日14日追記】
その後、楠定憲氏と白石准氏を連れてコンケン・アイに行きました。

本日は、白石准が自慢のカメラで撮影した画像でお送りいたしましょう。
今日のお通し。

アップ3連発!

今日の刺身。

やっぱりアップ3連発!

基本的に、今日は食事に来たのです。だから、先月お昼に食べたグリーンカレーとか……

タイ風チャーハンとかを頼んだのです。

8月に食べた時の画像には目玉焼きが乗っかっています。今日だって乗ってたんですけどね、「オレは炭水化物は食べないけど、卵は食べる」と言って、静止する間もなくパクッといっちゃった奴がいてね、今日は目玉焼きなしの画像です。卵の黄身と絡めて食べるのが旨いのにねえ。といっても、これを頼んだ楠氏はネバネバ系が苦手で、卵の半熟もダメだから、まあいんですけどね。ともかく、食べ物に関してはお子ちゃまばかりで弱ったもんだ。おやじさん、呆れ顔。
ともかく肴が旨いので……

「食い」ではなく、完全に「飲み」の態勢にスウィッチが切り替わった。
そうなると、白石准はパカパカと普通の居酒屋とおんなじペースで注文を始める。もはや減塩もプリン体もどこへやら。
シンプル豚バラ白菜鍋(これで1人前1,000円)とか……

箱ウニ(こいつもなんと一箱900円)とか。

高山正樹なら、ここでは他に食べたいものがあるので決して注文しないであろうメニュー。しかし、これがまたなかなか旨い。ウニもしかり。
「安いもんは仕入ねえからよ」
ついにトムヤムクンまでいっちゃった。

ああ、器の縁を拭いてから撮影すべきだったなあ。
楠さんも准ちゃんも、今までトムヤムクンを旨いと思ったことがないらしいが、これは旨いと言ってました。その批評の信頼度は不明。でも確かに旨い。高山正樹が保障します。

今日のアイちゃん。

それからアイちゃんが撮った写真。

被写体が悪い。
そして最後に高山正樹は、サザエを注文。
「サザエはダメだな、焼きならいいけど」
「焼きでいいよ」

ふーん、いいカメラが欲しくなった。
そして……
ふたつ、告知しました。
宇夫方路の琉球舞踊の公演と
山猫合奏団のしんゆり芸術祭の公演と
暫定記事がたくさん残っているにしても、とりあえずやっとブログが現実に追いつきました。
これから山猫合奏団の明後日の公演の会場へ、合わせに行きます。
ちょっと遅刻かな……。
【12日11日追記】
合わせの画像一枚だけ山猫合奏団のBlogにアップ。
⇒http://lince.jp/lince/topics/snowman…
【12日14日追記】
その後、楠定憲氏と白石准氏を連れてコンケン・アイに行きました。
本日は、白石准が自慢のカメラで撮影した画像でお送りいたしましょう。
今日のお通し。

アップ3連発!

今日の刺身。

やっぱりアップ3連発!

基本的に、今日は食事に来たのです。だから、先月お昼に食べたグリーンカレーとか……

タイ風チャーハンとかを頼んだのです。

8月に食べた時の画像には目玉焼きが乗っかっています。今日だって乗ってたんですけどね、「オレは炭水化物は食べないけど、卵は食べる」と言って、静止する間もなくパクッといっちゃった奴がいてね、今日は目玉焼きなしの画像です。卵の黄身と絡めて食べるのが旨いのにねえ。といっても、これを頼んだ楠氏はネバネバ系が苦手で、卵の半熟もダメだから、まあいんですけどね。ともかく、食べ物に関してはお子ちゃまばかりで弱ったもんだ。おやじさん、呆れ顔。
ともかく肴が旨いので……

「食い」ではなく、完全に「飲み」の態勢にスウィッチが切り替わった。
そうなると、白石准はパカパカと普通の居酒屋とおんなじペースで注文を始める。もはや減塩もプリン体もどこへやら。
シンプル豚バラ白菜鍋(これで1人前1,000円)とか……

箱ウニ(こいつもなんと一箱900円)とか。

高山正樹なら、ここでは他に食べたいものがあるので決して注文しないであろうメニュー。しかし、これがまたなかなか旨い。ウニもしかり。
「安いもんは仕入ねえからよ」
ついにトムヤムクンまでいっちゃった。

ああ、器の縁を拭いてから撮影すべきだったなあ。
楠さんも准ちゃんも、今までトムヤムクンを旨いと思ったことがないらしいが、これは旨いと言ってました。その批評の信頼度は不明。でも確かに旨い。高山正樹が保障します。

今日のアイちゃん。

それからアイちゃんが撮った写真。

被写体が悪い。
そして最後に高山正樹は、サザエを注文。
「サザエはダメだな、焼きならいいけど」
「焼きでいいよ」

ふーん、いいカメラが欲しくなった。
そして……
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11月17日水曜日: ばりき屋で肉を食う
山猫合奏団のことは山猫合奏団のブログで書くのですが、話題の流れを作る都合で、本日はこっちでちょいと御報告。
“どんぐりと山猫”を30年も一緒にやっていると、合わせは一回さらっと流して終わりなのである。というわけで、早々に龍谷寺での合わせを切り上げて、喜多見で打ち合わせ。この打ち合わせも早々に切り上げそうになる男ども(はじめ「音子供」と変換されて妙に納得した)を、宇夫方路がなんとか押しとどめ、あっちこっちにハナシが飛ばないようにして、どうにか必要な相談を終えて(白石准がゲストの写真の件を覚えているかどうかがちょいと不安なのだが)、お待ちかね、ホルモン焼き屋へと繰り出した。
歩いて4分。ばりき屋です。
8月に来た時はあんまり食べられなかったのだが、今日は准ちゃんがいるから大丈夫でしょう。
准ちゃんが“白石准の部屋”にこの日のことを早々にアップしているので、そちらをご覧遊ばせ。
⇒http://lince.jp/juninho…
今日は新兵器を使って撮影してみることにしました。高山正樹がNHKの街角情報館に出演して宣伝したライト。

そうして撮った「ぶつレバー刺」。ばりき屋お勧めの一品です。

基本的に、ばりき屋の店内はとても明るいので、ライトなんか必要なさそうですなあ。
では、ライト使ったりホワイトバランスいじくったり、もうどれがどうやって撮影したものだかワケがわからない画像を取り混ぜて。若干ピンボケなのは、白石准の焼くテンポと食うテンポが早いので、ゆっくりじっくりカメラを構えている隙がないのです。
もうひとつのお店の売りが「にんにくハラミ」。

値段はちょいとお高め。
にんにく好きの白石准はこれだけでは飽き足らず、メニューにはないにんにく焼きを頼んでみた。「いいですよ」と言って出してくれたのはゴロンとにんにく丸ごと一個。炭火の上はニンニクづくし。

頼んで

頼んで……

焼いて食って。

楠定憲氏は相変わらず少しズラしてわが道を行く。

でもセンマイは確かに焼物より刺しの方が旨いね。
「そうだろ、そうだろ」

これだけコテコテなものを食っておいて、健康のためにちょっとぐらい野菜を頼んでみても焼け石に水なのではあるが……

しまった、塩気を抜いてもらうのを忘れていた。
もう一個高山正樹用に塩抜きを注文。

問題なし。
ついでにレバー刺しもタレなしゴマ油だけを注文。

全く問題なし。ということは、新鮮ないい肉を使っている証拠だね。
話した話はなかなかご披露しにくいものもある。要するに本道から外れた人生を送ってきた男たちの悲哀に満ちた強がり。30数年、それほど年がら年中会っていたわけではない。何年も会わないなんてこともあった。会うときはいつも仕事。ほとんど遊んだ記憶はない。でもそれは、その仕事がそんじょそこいらの遊びよりも楽しい時間だったからに違いない。どうやらこのまま死ぬまでこんな調子かなあ、なんてのんびりしちゃあいられない。
ユッケ刺し!
「これもタレなしにしますか」
「もちろん!」
「生タマゴは」
「そのくらい乗っけておいてよ」

肉の味だけで十分です。
パクチーのサラダ。

トマトと胡瓜の奴豆腐。

全てドレッシング抜き。
間もなく、残っていた仕事を片付けて、事務所から宇夫方女史がやってきた。彼女だって人生は裏街道? しかしこと肉に関しては本道をまっすぐに行く。
カルビとロースをご注文。

もちろん塩なし。塩は小皿でもらう。
塩無しばかりを頼んで気が付いたことがある。このお店、結構いい素材を使っていたのだということ。それが塩やタレでかえって殺されてしまうのではもったいない。
そこで提案。タレに漬け込んだホルモン系は難しいけれど、そのほかのものはなるべく味付けを控えて、各テーブルに選りすぐりのタレ、こだわりの調味料を揃えておくというのはどうだろう。
もうひとつ、肉を味わってもらいたいなら、おじさんとしてはやっぱり箸休めのメニューにもう少しバリエーションが欲しいなあ。
なんてね、偉そうなことを言いました。

おじさん、踵に体重がかかり過ぎてるよ。
食い過ぎたんだよ。
おひとりさま4,500也。高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、肉をタレでごまかすチェーン店のような後味の悪さは一切ありませんでした。
本道も外道も関係なし。

死ぬまで楽しく行ければいい。終電車にはまだ間があるみたいだから。

“どんぐりと山猫”を30年も一緒にやっていると、合わせは一回さらっと流して終わりなのである。というわけで、早々に龍谷寺での合わせを切り上げて、喜多見で打ち合わせ。この打ち合わせも早々に切り上げそうになる男ども(はじめ「音子供」と変換されて妙に納得した)を、宇夫方路がなんとか押しとどめ、あっちこっちにハナシが飛ばないようにして、どうにか必要な相談を終えて(白石准がゲストの写真の件を覚えているかどうかがちょいと不安なのだが)、お待ちかね、ホルモン焼き屋へと繰り出した。
歩いて4分。ばりき屋です。
8月に来た時はあんまり食べられなかったのだが、今日は准ちゃんがいるから大丈夫でしょう。
准ちゃんが“白石准の部屋”にこの日のことを早々にアップしているので、そちらをご覧遊ばせ。
⇒http://lince.jp/juninho…
今日は新兵器を使って撮影してみることにしました。高山正樹がNHKの街角情報館に出演して宣伝したライト。
そうして撮った「ぶつレバー刺」。ばりき屋お勧めの一品です。
基本的に、ばりき屋の店内はとても明るいので、ライトなんか必要なさそうですなあ。
では、ライト使ったりホワイトバランスいじくったり、もうどれがどうやって撮影したものだかワケがわからない画像を取り混ぜて。若干ピンボケなのは、白石准の焼くテンポと食うテンポが早いので、ゆっくりじっくりカメラを構えている隙がないのです。
もうひとつのお店の売りが「にんにくハラミ」。
値段はちょいとお高め。
にんにく好きの白石准はこれだけでは飽き足らず、メニューにはないにんにく焼きを頼んでみた。「いいですよ」と言って出してくれたのはゴロンとにんにく丸ごと一個。炭火の上はニンニクづくし。
頼んで
頼んで……
焼いて食って。
楠定憲氏は相変わらず少しズラしてわが道を行く。
でもセンマイは確かに焼物より刺しの方が旨いね。
「そうだろ、そうだろ」
これだけコテコテなものを食っておいて、健康のためにちょっとぐらい野菜を頼んでみても焼け石に水なのではあるが……
しまった、塩気を抜いてもらうのを忘れていた。
もう一個高山正樹用に塩抜きを注文。
問題なし。
ついでにレバー刺しもタレなしゴマ油だけを注文。
全く問題なし。ということは、新鮮ないい肉を使っている証拠だね。
話した話はなかなかご披露しにくいものもある。要するに本道から外れた人生を送ってきた男たちの悲哀に満ちた強がり。30数年、それほど年がら年中会っていたわけではない。何年も会わないなんてこともあった。会うときはいつも仕事。ほとんど遊んだ記憶はない。でもそれは、その仕事がそんじょそこいらの遊びよりも楽しい時間だったからに違いない。どうやらこのまま死ぬまでこんな調子かなあ、なんてのんびりしちゃあいられない。
ユッケ刺し!
「これもタレなしにしますか」
「もちろん!」
「生タマゴは」
「そのくらい乗っけておいてよ」
肉の味だけで十分です。
パクチーのサラダ。
トマトと胡瓜の奴豆腐。
全てドレッシング抜き。
間もなく、残っていた仕事を片付けて、事務所から宇夫方女史がやってきた。彼女だって人生は裏街道? しかしこと肉に関しては本道をまっすぐに行く。
カルビとロースをご注文。
もちろん塩なし。塩は小皿でもらう。
塩無しばかりを頼んで気が付いたことがある。このお店、結構いい素材を使っていたのだということ。それが塩やタレでかえって殺されてしまうのではもったいない。
そこで提案。タレに漬け込んだホルモン系は難しいけれど、そのほかのものはなるべく味付けを控えて、各テーブルに選りすぐりのタレ、こだわりの調味料を揃えておくというのはどうだろう。
もうひとつ、肉を味わってもらいたいなら、おじさんとしてはやっぱり箸休めのメニューにもう少しバリエーションが欲しいなあ。
なんてね、偉そうなことを言いました。
おじさん、踵に体重がかかり過ぎてるよ。
食い過ぎたんだよ。
おひとりさま4,500也。高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、肉をタレでごまかすチェーン店のような後味の悪さは一切ありませんでした。
本道も外道も関係なし。
死ぬまで楽しく行ければいい。終電車にはまだ間があるみたいだから。
11月13日土曜日: 夢丸with東京奏楽舎“かがみ”
《深川江戸資料館公演のご報告》
カテゴリ: M.A.P.縁の人たち
三笑亭夢丸with東京奏楽舎の深川江戸資料館公演“かがみ”が無事終了しました。
~作曲にあたって~ 名田 綾子
「元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲」
今回、落語と音楽のコラボレーションに参加させていただくことになり人生で初めて落語の世界に触れることができました。演芸場で生の落語を見て、クラシック音楽の演奏会とは一味違う自由で明るい雰囲気、会場が一体となってワッと笑う時の何とも言えない楽しさ、そして何より噺家さんたちのプロフェッショナルな話芸・・・。その時その瞬間の面白さと、同時にものすごい緊張感!すっかり魅了されてしまいました。
落語には「出囃子」があるということも知りました。噺家さんのいわば専用のイメージソング。夢丸師匠の出囃子は「元禄花見踊り」の一節。普段寄席では三味線や太鼓などの和楽器で演奏され、とっても素敵な雰囲気があります。
この元禄花見踊りのメロディーを元にして、クラシックの音楽形式のひとつである「変奏曲」なんて作ってみたら面白いんじゃない?という、かるーい冗談から始まり、いつの間にか本当にやる運びになり・・・(笑)、さてさてどうしよう!?思いっきり「和」のテイストの曲を、クラシックの「洋」の楽器と形式で・・・・。でも、これも落語の世界とクラシック音楽の世界のコラボレーション。しかも絶対に他にはないはず!どうせやるなら元禄花見踊りのメロディーが日本から世界へ飛び出すような面白い曲にできないかな?そうして完成した変奏曲。
花見踊りのメロディーが、リズムを変え、調を変え、拍子を変え、テンポを変え、えっ!そんなとこまで行っちゃうの!?というところまで自由気ままに旅をしていきます。突拍子もないところまで行ってしまっても、なぜか聴こえてくるメロディーは花見踊り。でもなんか違う!?・・・皆さまにも一緒に変奏の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
落語×音楽コラボレーション「かがみ」
寄席で夢丸師匠の「かがみ」というお噺を聞かせていただき、ぜひこの題材で曲を書きたい!と思いました。痛快でありながらほろりとさせられ、時代は違いますが主人公が嫁入り前の女の子、ということでなんとなく親近感が湧き(笑)、世界に入り込んでしまいました。
コラボレーションするにあたり「落語」と「音楽」をどのように両立するかメンバーで話し合う中で、お噺の前に「かがみ」の世界を音楽だけで表現する組曲をやったらどうか?というひらめきが生まれました。まずは物語の中に出てくる登場人物それぞれのテーマ曲を聴いていただいてお客様に自由なイメージ作りをしていただき、そのあと音楽と共に落語を聴いていただいてイメージが完結する、という新しい試みです。お美代、おとっつぁん、辰っつぁん、新吉、おっかさん、そして「この世で見たこともないきれいな化け物」とは一体・・・?さあ、「かがみ」の世界へようこそ!
プログラム
【第一部】
古典落語“辰巳の辻占”
三笑亭 夢丸
元禄花見踊りと変奏曲についての前説
モーツァルトの“きらきら星変奏曲”
菅野 恵子(ピアノ)
高山 正樹(いかがわしい大学教授風の男)
元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)
《休憩》
【第二部】
コンサート“組曲 かがみ”
落語とクラシックのコラボレーション“かがみ”
三笑亭 夢丸
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)
スタッフ
音響:渡邉 禎史
舞台監督:楠 定憲
制作:㈱M.A.P.
プロデュース:高山 正樹
協力
日本音楽家ユニオン
(社)落語芸術協会
公益財団法人江東区文化コミュニティ財団江東区深川江戸資料館
【第一部】
古典落語“辰巳の辻占”
三笑亭 夢丸
元禄花見踊りと変奏曲についての前説
モーツァルトの“きらきら星変奏曲”
菅野 恵子(ピアノ)
高山 正樹(いかがわしい大学教授風の男)
元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)
《休憩》
【第二部】
コンサート“組曲 かがみ”
落語とクラシックのコラボレーション“かがみ”
三笑亭 夢丸
菅野 恵子(ピアノ)
桃原 健一(オーボエ)
大島 純(チェロ)
名田 綾子(作曲)
スタッフ
音響:渡邉 禎史
舞台監督:楠 定憲
制作:㈱M.A.P.
プロデュース:高山 正樹
協力
日本音楽家ユニオン
(社)落語芸術協会
公益財団法人江東区文化コミュニティ財団江東区深川江戸資料館
~作曲にあたって~ 名田 綾子
「元禄花見踊りの主題による7つの変奏曲」
今回、落語と音楽のコラボレーションに参加させていただくことになり人生で初めて落語の世界に触れることができました。演芸場で生の落語を見て、クラシック音楽の演奏会とは一味違う自由で明るい雰囲気、会場が一体となってワッと笑う時の何とも言えない楽しさ、そして何より噺家さんたちのプロフェッショナルな話芸・・・。その時その瞬間の面白さと、同時にものすごい緊張感!すっかり魅了されてしまいました。
落語には「出囃子」があるということも知りました。噺家さんのいわば専用のイメージソング。夢丸師匠の出囃子は「元禄花見踊り」の一節。普段寄席では三味線や太鼓などの和楽器で演奏され、とっても素敵な雰囲気があります。
この元禄花見踊りのメロディーを元にして、クラシックの音楽形式のひとつである「変奏曲」なんて作ってみたら面白いんじゃない?という、かるーい冗談から始まり、いつの間にか本当にやる運びになり・・・(笑)、さてさてどうしよう!?思いっきり「和」のテイストの曲を、クラシックの「洋」の楽器と形式で・・・・。でも、これも落語の世界とクラシック音楽の世界のコラボレーション。しかも絶対に他にはないはず!どうせやるなら元禄花見踊りのメロディーが日本から世界へ飛び出すような面白い曲にできないかな?そうして完成した変奏曲。
花見踊りのメロディーが、リズムを変え、調を変え、拍子を変え、テンポを変え、えっ!そんなとこまで行っちゃうの!?というところまで自由気ままに旅をしていきます。突拍子もないところまで行ってしまっても、なぜか聴こえてくるメロディーは花見踊り。でもなんか違う!?・・・皆さまにも一緒に変奏の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
落語×音楽コラボレーション「かがみ」
寄席で夢丸師匠の「かがみ」というお噺を聞かせていただき、ぜひこの題材で曲を書きたい!と思いました。痛快でありながらほろりとさせられ、時代は違いますが主人公が嫁入り前の女の子、ということでなんとなく親近感が湧き(笑)、世界に入り込んでしまいました。
コラボレーションするにあたり「落語」と「音楽」をどのように両立するかメンバーで話し合う中で、お噺の前に「かがみ」の世界を音楽だけで表現する組曲をやったらどうか?というひらめきが生まれました。まずは物語の中に出てくる登場人物それぞれのテーマ曲を聴いていただいてお客様に自由なイメージ作りをしていただき、そのあと音楽と共に落語を聴いていただいてイメージが完結する、という新しい試みです。お美代、おとっつぁん、辰っつぁん、新吉、おっかさん、そして「この世で見たこともないきれいな化け物」とは一体・・・?さあ、「かがみ」の世界へようこそ!
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10月16日土曜日: 高山正樹「紅い手」を読む
【怪奇幻想朗読百物語 第八夜】(youTubeにアップ)
先日告知した朗読会、午後5時開演。その1時間ほど前に、会場入り。立川駅から歩いて12分。Cafeばくだん畑。

怪奇幻想朗読百物語 第八夜

僕は3度目になる。
⇒1度目:2009年2月20日 遠藤周作「蜘蛛」
⇒2度目:同年3月14日 夏目漱石「蛇(永日小品より)」
そして本日の演目は……
●矢内のり子「悋気の火の玉」
●河崎卓也「もう半分」
●高山正樹「紅い手(夢丸新江戸噺し)」
開場間際、矢内さんと河崎さんが最後の確認をしている。

河崎さんの台本を、ちょっと見せていただいた。

「おまえ」→「おめえ」
「だいいち」→「でえいち」
これ、沖縄語とおんなじ音韻変化である。ウチナーグチの音韻講座を丹念に読んでくださっている方なら(そんな方がいらっしゃるのかどうか)、聞覚えのある話だろう。
こうした落語の言葉(江戸弁)が、台本にどう書かれているのかが知りたかったのだ。なるほど、ルビを振っているんだな。
僕はまだどう読むか決めかねている。
【11月29日にようやく追記】
先にやられたお二人の朗読(?)を聞きながら考えた。「紅い手」は派手な噺ではない。おかしな噺でもない。だから結局、普通に静かに読むしかないと思っていたのだが、急遽それはやめることにした。僕は会場をできる限り明るくしてもらった。そして……
行きつけの飲み屋、開店前の仕込みの時間。時間を持て余した落語家が少しばかり早く店にきてしまった。そこで新作落語の練習を始める。奥で仕込みをしているだろう女将さんに聞こえるような声で。
僕は先日お亡くなりになったばくだん畑の奥様が、この会場のどこかで聞いていてくださるというイメージを、その設定にダブらせた。
落語の内容は、街道沿いの居酒屋に立ち寄った男が、その店の女将さんに、なぜ江戸を逃げてきたのかを語るという形で進んでいく。実際の落語なら、落語の中の「地の文」は、時に主人公の男性が話しているようでもあり、あるところは落語家の言葉として書かれていたり……、しかしこの場では、稽古している落語家が読んでいる台本に書かれた単なる地の文なのである。
こんな複雑な構造にして、それを枕で喋って、落語を朗読するという困難さを煙に巻くことにした。
果たしてそれは成功したのかどうか。お亡くなりになった奥様に、楽しんでもらえる出来栄えだったのかどうか。
僕は、この日のことを書きあぐねていたのだが、観に来ていた山猫合奏団の楠定憲氏が翌日、なぜか「宮澤賢治考」で僕の朗読をネタにしてトットと書いた。
⇒宮澤賢治考「読むも語るも」
その記事に、やっぱり観てくれた白石准氏と河崎卓也氏がコメントをつけてくれたが、僕は未だにそれには何も答えていない。
ありがたいことに、文芸評論家の大友浩さんがいらしてくださった。そして、10月21日のご自分のブログで取り上げてくださった。過分な評価に恐縮している。
⇒芸の不思議、人の不思議「『紅い手』の朗読」
終演後、少しだけだが大友さんとお話することができた。
「落語は、熊さんだろうが大家さんだろうが、その言葉の出所はいつも落語家本人なのです。だから、つっかかろうが言い間違えようが、傷にならない。話す度に違う芸なのです。」
これを聞いて僕は考えた。今も考えている。
実はこの記事だが、なんとか三笑亭夢丸with東京奏楽舎の深川江戸資料館公演の前にアップしたかった。しかしそれができなかった理由がここにある。ひとつの音符の間違いが傷になるクラシック音楽と、ミスが傷にならない即興性の強い落語という芸、それを対等に合体させることは、論理的に不可能なことなのではないか。こんなネガティブなことを、プロデューサーが本番前に書いてはいけない。せめて本番を見極めたうえで書こうと思ったのだ。
だが結局、それについてはいまだ語れない。そして、考え続けている。
先に出て、立川の駅近くの居酒屋で待っていてくれた楠氏と白石氏。

何を話していたのか、今となっては思い出せない。
怪奇幻想朗読百物語 第八夜
僕は3度目になる。
⇒1度目:2009年2月20日 遠藤周作「蜘蛛」
⇒2度目:同年3月14日 夏目漱石「蛇(永日小品より)」
そして本日の演目は……
●矢内のり子「悋気の火の玉」
●河崎卓也「もう半分」
●高山正樹「紅い手(夢丸新江戸噺し)」
開場間際、矢内さんと河崎さんが最後の確認をしている。
河崎さんの台本を、ちょっと見せていただいた。
「おまえ」→「おめえ」
「だいいち」→「でえいち」
これ、沖縄語とおんなじ音韻変化である。ウチナーグチの音韻講座を丹念に読んでくださっている方なら(そんな方がいらっしゃるのかどうか)、聞覚えのある話だろう。
こうした落語の言葉(江戸弁)が、台本にどう書かれているのかが知りたかったのだ。なるほど、ルビを振っているんだな。
僕はまだどう読むか決めかねている。
【11月29日にようやく追記】
先にやられたお二人の朗読(?)を聞きながら考えた。「紅い手」は派手な噺ではない。おかしな噺でもない。だから結局、普通に静かに読むしかないと思っていたのだが、急遽それはやめることにした。僕は会場をできる限り明るくしてもらった。そして……
行きつけの飲み屋、開店前の仕込みの時間。時間を持て余した落語家が少しばかり早く店にきてしまった。そこで新作落語の練習を始める。奥で仕込みをしているだろう女将さんに聞こえるような声で。
僕は先日お亡くなりになったばくだん畑の奥様が、この会場のどこかで聞いていてくださるというイメージを、その設定にダブらせた。
落語の内容は、街道沿いの居酒屋に立ち寄った男が、その店の女将さんに、なぜ江戸を逃げてきたのかを語るという形で進んでいく。実際の落語なら、落語の中の「地の文」は、時に主人公の男性が話しているようでもあり、あるところは落語家の言葉として書かれていたり……、しかしこの場では、稽古している落語家が読んでいる台本に書かれた単なる地の文なのである。
こんな複雑な構造にして、それを枕で喋って、落語を朗読するという困難さを煙に巻くことにした。
果たしてそれは成功したのかどうか。お亡くなりになった奥様に、楽しんでもらえる出来栄えだったのかどうか。
僕は、この日のことを書きあぐねていたのだが、観に来ていた山猫合奏団の楠定憲氏が翌日、なぜか「宮澤賢治考」で僕の朗読をネタにしてトットと書いた。
⇒宮澤賢治考「読むも語るも」
その記事に、やっぱり観てくれた白石准氏と河崎卓也氏がコメントをつけてくれたが、僕は未だにそれには何も答えていない。
ありがたいことに、文芸評論家の大友浩さんがいらしてくださった。そして、10月21日のご自分のブログで取り上げてくださった。過分な評価に恐縮している。
⇒芸の不思議、人の不思議「『紅い手』の朗読」
終演後、少しだけだが大友さんとお話することができた。
「落語は、熊さんだろうが大家さんだろうが、その言葉の出所はいつも落語家本人なのです。だから、つっかかろうが言い間違えようが、傷にならない。話す度に違う芸なのです。」
これを聞いて僕は考えた。今も考えている。
実はこの記事だが、なんとか三笑亭夢丸with東京奏楽舎の深川江戸資料館公演の前にアップしたかった。しかしそれができなかった理由がここにある。ひとつの音符の間違いが傷になるクラシック音楽と、ミスが傷にならない即興性の強い落語という芸、それを対等に合体させることは、論理的に不可能なことなのではないか。こんなネガティブなことを、プロデューサーが本番前に書いてはいけない。せめて本番を見極めたうえで書こうと思ったのだ。
だが結局、それについてはいまだ語れない。そして、考え続けている。
先に出て、立川の駅近くの居酒屋で待っていてくれた楠氏と白石氏。
何を話していたのか、今となっては思い出せない。
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9月 4日土曜日: お供だらけの山猫合奏団
カテゴリ: M.A.P.縁の人たち
岡山と言えば桃太郎。

右肩に乗っているのが雉。かざした手と足元にいる鳥は生きた鳩である。
ちょいと気がついたことがある。
わが山猫合奏団のメンバーであるが……

申・酉・戌しかいないのである。
人見共ちゃんだってそうだ。詳しくは言わないが。

もとより桃年なんてないのだけれど、それにしても桃太郎がいない。みんなお供、だからいつも珍道中なんだ。やっと分かった。
ところで、ドラさんの干支は何だろう。もしかすると桃太郎?
(血液型は何の意味もないと思っているので不問。)
楠氏はこれから劇団アトムの稽古。
大島君は狛江のエコルマホールでオケの演奏会。
高山正樹と宇夫方路は、代田橋で稽古。
白石准氏だけはちょっと残って奥山茂氏と遊ぶらしい。
ちなみに奥山氏も申・酉・戌の範疇。
右肩に乗っているのが雉。かざした手と足元にいる鳥は生きた鳩である。
ちょいと気がついたことがある。
わが山猫合奏団のメンバーであるが……
申・酉・戌しかいないのである。
人見共ちゃんだってそうだ。詳しくは言わないが。
もとより桃年なんてないのだけれど、それにしても桃太郎がいない。みんなお供、だからいつも珍道中なんだ。やっと分かった。
ところで、ドラさんの干支は何だろう。もしかすると桃太郎?
(血液型は何の意味もないと思っているので不問。)
楠氏はこれから劇団アトムの稽古。
大島君は狛江のエコルマホールでオケの演奏会。
高山正樹と宇夫方路は、代田橋で稽古。
白石准氏だけはちょっと残って奥山茂氏と遊ぶらしい。
ちなみに奥山氏も申・酉・戌の範疇。
9月 3日金曜日: 一年ぶりの天神山文化プラザ
【子ども劇場初体験“岡山市子どもセンター”】
カテゴリ: M.A.P.縁の人たち
去年の9月15日以来、一年ぶりの天神山文化プラザです。
いつもと、どことなく違うリハーサル風景。

トロメラーイ!

本番の様子はOfficial_Blogにて。
⇒http://lince.jp/lince/acorns_history/okayamakodomo…
小夜食(こやしょく)です。

演劇業界では、よくあります。夜公演の場合、終演はかなり遅くなります。そこで、本番前にちょっとお腹に入れておく食事のこと。普通はコンビニのおにぎりなんかが配られたり、ケータリングにサンドイッチが置かれていたりという程度なのですが、全国の子ども劇場・親子劇場では、お母さんたちが心を込めて手作りの小夜食を作ってくださるところがかなりあります。
今夜の小夜食も、とってもおいしかったのです。ありがとうございました。
もう20年くらい前のこと、ずいぶんと子ども劇場を回りました。年間100箇所以上の劇場に呼ばれたこともありました。朝、宿で朝食を食べ、当然お昼もどこかで食べ、劇場に入って仕込み、やがて豪勢な小夜食(特に当時は、これでもかというような小夜食がけっこうありました)、宿に戻ってガッツリと夕食(昔は今のようにホテルではなく各劇団各地方に定宿のようなものがあって、たいがい普通の旅館でした)、それから夜な夜な夜の街に飲みに出る。毎日5食です。今となっては考えられませんねえ。今の若い人たちはあまり飲まなくなったし、それはこの業界でも同じことです。というか、山猫合奏団には若いのいないし、食べちゃいけないといわれている連中だらけ。それでもおいしければ食べてしまう、この性、誰かなんとかして!
奥山茂氏が連れて行ってくれるといえば、もうなんともならない。去年も行った“ボクデン”に今晩も繰り出したのでした。

飲み屋で美味いツマミの画像を撮影していたらきりがない。だいたいこのブログは会社のブログ、喜多見情報か、沖縄関係か、子ども劇場の小夜食か、それ以外は掲載しないつもりだったんですが、せっかくだから二つだけ。
炙った豚足。

沖縄のテビチと、ここのこの豚足以外の豚足料理は、今までのところ基本的にあんまりおいしいと思ったことはありません。別にいまさらお肌ツルツルになりたくもないし。
奥山氏はとうがらしをバリバリ食う。

新陳代謝が良くなりそうですが、痩せる効果はなさそうです。要するに食う量が多過ぎるという分かりきった話し。
しょうがねえよな、旨いんだから。草食系なんてクソ食らえ。

奥山氏と並んでいるから目立たないけど、みんな心なしか今日一日でふとったんじゃなあい?
ともかく、奥山さんに感謝です。
(あれ、奥山さんの後ろに隠れているのはだーれ?)
いつもと、どことなく違うリハーサル風景。
トロメラーイ!
本番の様子はOfficial_Blogにて。
⇒http://lince.jp/lince/acorns_history/okayamakodomo…
小夜食(こやしょく)です。
演劇業界では、よくあります。夜公演の場合、終演はかなり遅くなります。そこで、本番前にちょっとお腹に入れておく食事のこと。普通はコンビニのおにぎりなんかが配られたり、ケータリングにサンドイッチが置かれていたりという程度なのですが、全国の子ども劇場・親子劇場では、お母さんたちが心を込めて手作りの小夜食を作ってくださるところがかなりあります。
今夜の小夜食も、とってもおいしかったのです。ありがとうございました。
もう20年くらい前のこと、ずいぶんと子ども劇場を回りました。年間100箇所以上の劇場に呼ばれたこともありました。朝、宿で朝食を食べ、当然お昼もどこかで食べ、劇場に入って仕込み、やがて豪勢な小夜食(特に当時は、これでもかというような小夜食がけっこうありました)、宿に戻ってガッツリと夕食(昔は今のようにホテルではなく各劇団各地方に定宿のようなものがあって、たいがい普通の旅館でした)、それから夜な夜な夜の街に飲みに出る。毎日5食です。今となっては考えられませんねえ。今の若い人たちはあまり飲まなくなったし、それはこの業界でも同じことです。というか、山猫合奏団には若いのいないし、食べちゃいけないといわれている連中だらけ。それでもおいしければ食べてしまう、この性、誰かなんとかして!
奥山茂氏が連れて行ってくれるといえば、もうなんともならない。去年も行った“ボクデン”に今晩も繰り出したのでした。
飲み屋で美味いツマミの画像を撮影していたらきりがない。だいたいこのブログは会社のブログ、喜多見情報か、沖縄関係か、子ども劇場の小夜食か、それ以外は掲載しないつもりだったんですが、せっかくだから二つだけ。
炙った豚足。
沖縄のテビチと、ここのこの豚足以外の豚足料理は、今までのところ基本的にあんまりおいしいと思ったことはありません。別にいまさらお肌ツルツルになりたくもないし。
奥山氏はとうがらしをバリバリ食う。
新陳代謝が良くなりそうですが、痩せる効果はなさそうです。要するに食う量が多過ぎるという分かりきった話し。
しょうがねえよな、旨いんだから。草食系なんてクソ食らえ。
奥山氏と並んでいるから目立たないけど、みんな心なしか今日一日でふとったんじゃなあい?
ともかく、奥山さんに感謝です。
(あれ、奥山さんの後ろに隠れているのはだーれ?)
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7月22日木曜日: 山猫ツアー最終日
前々から行ってみたい所があった。
せっかく糸満にいるのだから、と行ってみた。
糸満市の中央市場。

沖縄の市場といえば、那覇の公設市場ばかりがクローズアップされ、観光客でごった返している。しかし流行のラー油をバーター販売していたり、いい意味でも悪い意味でも、観光客慣れを越え「観光客ズレ」してさえいる。20年前はもう少し素朴であったと記憶する。
もしかすると、ここ糸満の市場には、それよりももっと前の沖縄が残っているのではないか、そんなことを漠と思っていた。しかしそれも「オレは少し沖縄に詳しいぞ」という大和人(ヤマトゥンチュ)の勝手な視線なのかもしれないのだが。
残念ながら2台つるんだ車をうまく停められる場所がなくて、やっぱり那覇の公設市場で昼飯を食うことにしたのだが、今日のところはかえってそれでよかったのかもしれない。物見遊山な気分ではない時に、いつかゆっくり来てみようと思う。

ここにもキジムナーフェスタのビラが。なんだか遠い昔の出来事のようだ。
《那覇公設市場》
昨年の11月以来のご紹介。
物見遊山なら、ここがいい。築地と外国人観光客のような軋轢は一切ない。店と客との思惑が一致しているから。
今日の曇り空を感じさせない華やか(?)さ。

こいつはチマグーか?

⇒テビチとチマグーについて
高山正樹の義理の父親が大好きだった中味。中味汁に中味ソバ。

「沖縄産」の本場もの。
でも、高山正樹は苦手。曰く、でも最近は食べていないから、もしかして食べやすくなっているのかも。豆腐ようや泡盛のように。

へえ、牛の中味なんてあるんだ。でも、安い。「日本産」なのに。

日本産の牛より沖縄産の豚のほうが上等。
新宿京王百貨店の沖縄展で買って5月22日に食べた肉はこのお店の商品だった。。

新宿に来ていた親父さんに挨拶をしようと思ったのだが、残念ながらこの日は不在。(もしかすると、いつもいないのかもしれない……)
一階の市場で魚を買って二階の食堂で料理してもらうのもここの定番。

満腹。

(食い尽くされた夜行貝の殻)
⇒白石准氏のブログ(公設市場一階の画像満載)
⇒白石准氏のブログ(公設市場の二階で食ってる食ってる)
那覇空港へ。
⇒白石准氏のブログ(那覇空港の3人)
これで、山猫合奏団2010沖縄ツアーの終了です。このツアーがいい形で次に繋がっていきますように。
そうして、みんなそれぞれの活動の場へ散っていったのでした。
しかし、高山正樹と宇夫方路の旅はまだまだ続きます。
⇒旅の続きへ
せっかく糸満にいるのだから、と行ってみた。
糸満市の中央市場。
沖縄の市場といえば、那覇の公設市場ばかりがクローズアップされ、観光客でごった返している。しかし流行のラー油をバーター販売していたり、いい意味でも悪い意味でも、観光客慣れを越え「観光客ズレ」してさえいる。20年前はもう少し素朴であったと記憶する。
もしかすると、ここ糸満の市場には、それよりももっと前の沖縄が残っているのではないか、そんなことを漠と思っていた。しかしそれも「オレは少し沖縄に詳しいぞ」という大和人(ヤマトゥンチュ)の勝手な視線なのかもしれないのだが。
残念ながら2台つるんだ車をうまく停められる場所がなくて、やっぱり那覇の公設市場で昼飯を食うことにしたのだが、今日のところはかえってそれでよかったのかもしれない。物見遊山な気分ではない時に、いつかゆっくり来てみようと思う。
ここにもキジムナーフェスタのビラが。なんだか遠い昔の出来事のようだ。
《那覇公設市場》
昨年の11月以来のご紹介。
物見遊山なら、ここがいい。築地と外国人観光客のような軋轢は一切ない。店と客との思惑が一致しているから。
今日の曇り空を感じさせない華やか(?)さ。
こいつはチマグーか?
⇒テビチとチマグーについて
高山正樹の義理の父親が大好きだった中味。中味汁に中味ソバ。
「沖縄産」の本場もの。
でも、高山正樹は苦手。曰く、でも最近は食べていないから、もしかして食べやすくなっているのかも。豆腐ようや泡盛のように。
へえ、牛の中味なんてあるんだ。でも、安い。「日本産」なのに。
日本産の牛より沖縄産の豚のほうが上等。
新宿京王百貨店の沖縄展で買って5月22日に食べた肉はこのお店の商品だった。。
新宿に来ていた親父さんに挨拶をしようと思ったのだが、残念ながらこの日は不在。(もしかすると、いつもいないのかもしれない……)
一階の市場で魚を買って二階の食堂で料理してもらうのもここの定番。
満腹。
(食い尽くされた夜行貝の殻)
⇒白石准氏のブログ(公設市場一階の画像満載)
⇒白石准氏のブログ(公設市場の二階で食ってる食ってる)
そうして、レンタカーを一台だけ返しに行きました。

那覇空港へ。
⇒白石准氏のブログ(那覇空港の3人)
これで、山猫合奏団2010沖縄ツアーの終了です。このツアーがいい形で次に繋がっていきますように。
そうして、みんなそれぞれの活動の場へ散っていったのでした。
しかし、高山正樹と宇夫方路の旅はまだまだ続きます。
⇒旅の続きへ
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7月22日木曜日: 僕ら、歌うのが仕事なのです。
辺野古のことを考えながら、ペンションを引き上げるために片付けをしていました。
《恩納村》
昨夜までのゴミは、届ければルミさんが処理をしてくださるとのこと。荷物とゴミ袋を車に積み込んで、ムーンビーチ前のルミさんのお店“華絵”に向かいました。

この度は色々とお世話になりました。

ずっと「ルミさん」と呼んできましたが、本名は宮崎るみ子さんです。

近くに来たために、カメラの餌食になっていまったスタッフの皆様です。

最後にコーヒーまで頂いて、いよいよお別れです。
また、お会いできることを信じて。
あれ……

旦那さん、村会議員に立候補するの?とルミさんに聞いたら
「そうらしいね」
だって。
《糸満市》
そのあと、みんなでデジタルピアノを沖縄水産高校へお返しに行きました。
水産高校の前の道で、白石准が何かを見つけたらしい。

蟻と蝉。

アリ、見えますか?

僕たち、やっぱりアリではなさそうです。セミやキリギリスです。でもね、セミもキリギリスも遊んでいるわけではない。歌うのが仕事なのです。だから、何があっても、お客さまに楽しんでいただかなければならないのです。どんなに憂鬱なことがあっても、それを隠して舞台に上がります。ルミさんが、でっかいホテルのロビーを、美しい花で飾るように。
辺野古のこと、決して忘れているわけではありません、と、僕は一生懸命、自分を納得させようとしていたのでした。
⇒旅の続きへ
《恩納村》
昨夜までのゴミは、届ければルミさんが処理をしてくださるとのこと。荷物とゴミ袋を車に積み込んで、ムーンビーチ前のルミさんのお店“華絵”に向かいました。
この度は色々とお世話になりました。
ずっと「ルミさん」と呼んできましたが、本名は宮崎るみ子さんです。
近くに来たために、カメラの餌食になっていまったスタッフの皆様です。
最後にコーヒーまで頂いて、いよいよお別れです。
また、お会いできることを信じて。
あれ……
旦那さん、村会議員に立候補するの?とルミさんに聞いたら
「そうらしいね」
だって。
《糸満市》
そのあと、みんなでデジタルピアノを沖縄水産高校へお返しに行きました。
水産高校の前の道で、白石准が何かを見つけたらしい。
蟻と蝉。
アリ、見えますか?
僕たち、やっぱりアリではなさそうです。セミやキリギリスです。でもね、セミもキリギリスも遊んでいるわけではない。歌うのが仕事なのです。だから、何があっても、お客さまに楽しんでいただかなければならないのです。どんなに憂鬱なことがあっても、それを隠して舞台に上がります。ルミさんが、でっかいホテルのロビーを、美しい花で飾るように。
辺野古のこと、決して忘れているわけではありません、と、僕は一生懸命、自分を納得させようとしていたのでした。
⇒旅の続きへ
