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11月20日金曜日: 羅針盤のない航海

対馬丸記念館。
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美しい女性はすぐアップにしたがるM.A.P.after5の悪い癖。
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うれしきミステリー。

納品を終えて首里へ。コンビニに寄る。
できることならば、全てにおいてよき航海であることを願っているのだが。
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沖縄でコンビニといえば「ローソン」か「ファミリーマート」。セブンイレブンはない。
僕にとって、ここ沖縄は、船に乗って来るか、空を飛んで来るかでしかたどり着くことのできない場所なのだということをあらためて思う。それから、僕の妻の、愛する故郷に歩いて帰れぬ場所に住むということの決意。
そして、この島を闊歩する故郷を持たぬ若者たちの喧騒。
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まず、乾いた喉を潤して、あらためて「対馬丸」に向かおうと思っている。
「本当に伝えるべきことは何なのか」
座礁を避けて蛇行している間に、目的地を見失ってはならない。

ただ、頼れる羅針盤がない。
ゴーヤーは、もう大きくはならないので、収穫しました。
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色合いが似ているので、あの久米明氏が老婆となって朗読する稀有な作品、“おきなわおーでぃおぶっく”の“ノロエスト鉄道”と一緒に並べてみました。

鳥力中央研究所に行きました。
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泡盛「ヤンバルクイナ」、日本酒「鳥海山」はまだないの? 「白鶴」とか、サントリーは全部、つまらない駄洒落? 考えてみれば酉(鳥)にさんずいをつけると酒ですね。ということは、酒ならなんでもいいってことでしょうか。

そして朝採ったゴーヤーを進呈しました。
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小さくてごめんなさいね。

今日はちょっと炭のはなしを。
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備長炭とは何か。いろいろあるようですが、樫を使って高温(1000℃:木炭は600℃程度)で焼き、白い素灰を掛けて消火する白炭。備長炭というからにはこのくらいの条件は揃っていてもらいたい。でも勝手な解釈で、本来の定義を無視したものも出回りだして、そこで自己防衛のために、紀州備長炭なるブランドが立ち上がったということらしい。紀州備長炭は、硬度15度以上(例えば鉛は1度、鋼が20度)、ウバメガシを使った和歌山県産のものに限ります。
でもナナカマドを使った炭が最高級というはなしもある。居ながらにして世界中のものを手に入れられるようになって、なんとも買い物の難しい時代となりました。
(とはいえ、炭は危険物扱いで、航空輸送できるのは「紀州備長炭」だけなんだとか。つまり、炭については選択肢が限られるってこと?)

マングローブを使った「南洋備長」という硬い炭もあるらしい。でも、塩分が含まれていて、鉄瓶が錆びることもあるとか。天然の塩が注目されている現代、この南洋備長炭、使いようによっては……

東南アジアで、自家用に丁寧に作られるマングローブ炭は大変上質なものでした。しかし、戦争中に大量生産がはじまり、その後も輸出向けの炭を作るために森は伐採され続け、日本へもたくさん入ってきています。その中には粗悪品もあり、悪い評判も聞きます。また、炭とは関係ないのですが、マングローブはエビの養殖場を確保するためにも伐採されています。そこで育てられたエビの殆どが日本に輸出されるのです。こうして何よりも大切な海の森が失われていきます。

ああ、どうしたらいいかわからなくなってきたので、この辺でおしまい。
ただ、紀州備長炭で焼いた焼き鳥は、とてもおいしいということだけは間違いありません。丁寧に作ったものを、大切に頂く、それしかないのかもしれません。

帰り際、高田さんからお米を頂きました。
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うれしい!
高田さんのご実家ではお米を作っていらっしゃるのだそうです。
小さなゴーヤーがお米に変わりました。まるでわらしべ長者みたい。

そのお礼というわけではないのですが、“鳥力中央研究所”のサブカテゴリーを作成しました。


今回の旅の大きな目的は、楽天市場の沖縄mapに作品を出してくださる皆さんと、会って話をすること。
その最後がJUDO CHOP!
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いつも寝ている看板猫のチャミ、ついに目覚めた一瞬を捕らえた。
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うふふ……

「え? いや、僕、猫は嫌いですよ…」
「いえ、好きなんでしょ」
「嫌いだよ」
「屈折してますにゃあ」
「君に言われる筋合いはにゃい…、あれ…」

JUDO CHOPのストラップ!
楽天市場“沖縄map”で販売開始!
http://item.rakuten.co.jp/okinawamap…

でも、もっと他の事も考えているのです。はたしてどうなりますことやら……

旅の続きへ



飛行機が30分近く遅れて那覇に到着。
そのまま首里に向かい太鼓の稽古。
その後、まずホテルにチェックイン。東京の事務所からデータを送ってもらって、金城くんとの待ち合わせの時間まで、ちょっと仕事。

今日、金城君に案内してもらったのは、“JUDO CHOP”(ジュードーチョップ)というかわいいお店。
国際通りから、若者向けフッションのお店が並ぶ浮島通りを抜けたところにある。

店内には手作りのアクセサリーがたくさん。全て一点もの。
でも、中には量産できそうな(ちょっとずつ表情は違うのでしょうが)沖縄をテーマにした売れ筋お手頃プライス携帯ストラップなどもあります。
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なるほどソーキの肉ね。突起物は骨だ!肉の形がダチ瓶に似てる?
今、流行りのあぐー豚。よく見ると、肉の部位が書いてある。レバーとか…
マヤーは猫です。食肉ではありません。

店の奥では、織物を作っています。
織物は一旦機織り機にかけると織り上がるまで次のものが作れない。だから量産は難しい。良いものを作りたいけれど、値段が張って売れなければ仕方がないし。

「例えばショールみたいなものを作って売ったらどうだろう、それはいいかも、と、そう思ったらまずとっとと作ってみる。頭で考えて、躊躇ばかりしていては、何も始まらないからね。」
最近、高山正樹はそんなふうに考えるようになったらしい。もう少し早くそのことに気がついていればねえ。
金城くんも、すこし考える時間を少なくしてさ、あなた自身の作品を、早く作って見せてね。

看板猫のチャミです。
看板猫のチャミ
いつでも眠っているんだそうです。
「ネコ」は「寝る子」だからネコっていうんだとか。
じゃあ「マヤー」は?

遅れましたが、沖縄第一日目の報告でした。

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朝一、対馬丸記念館再訪、“カクテル・パーティー”納入。
時間がちょっとあるので…
福州園へ

あら休園。
福州園休園

じゃあ、ということで識名園へ

途中、与儀公園の脇を通ったので……
与儀公園
休憩中(?)のおじさん二人と、よく見えませんが「フレンド」という赤い看板を撮影してみました。
夜、女性一人で歩いても安心な公園。なぜ?
男性の場合は100円ライター2回カチカチが合図だとか。何の?
ミステリー。

識名園、おや休園。
識名園休園

残念。そうだ、せっかくここまで来たんだから識名壕を覗いてみましょう。
今回は、お家の方にご挨拶ができました。でも灯を持っていないので、ちょっと入口を見るだけです。前回の画像は中から撮影したものです。
識名壕入口 
識名壕の御嶽
ここに休園なんかありません。毎日の生活の中に祈りがあるのだから。
振り返れば、ここにも生活の匂いがするこんな風景が拡がっています。
街並
前回の識名園と識名壕の記事を読む。

お昼。
沖縄タイムスで教わった「てぃあんだー」で食事、そばタイムです。
てぃあんだーのソバ

さあ、食べるわよ、長島さん!
路さん戦闘開始 長島さんは写真撮ってから
長島さん。お久しぶりです。長島千加さんは白石准ウォッチャーです。山猫合奏団沖縄誘致を画策してくださっていたりするのですが、夕刊がなくなるくらいの不景気で、なかなか「ムチカシー」、じゃない「ムチカサン」。

てぃあんだー
ご馳走様でした。 …ん?
 
売切れ次第で完売
「売切れ次第で完売」って、この看板、なんか変じゃない?

さて、お仕事の始まりです。金城君も合流。
沖縄テレビへ。
船越義輔さんは営業部長。
「対馬丸」は大城立裕・嘉陽安男・船越義彰の共著ですが、義輔さん、その船越義彰氏の御子息でいらっしゃいます。そんな繋がりで、大城立裕さんからご紹介して頂いたのです。
船越義輔さんを囲んで
長島さんが撮影。ちょいと笑顔が足りないなあ。みんなちょっとお疲れかな。
ここでもちょっとおもしろいお話を伺いました。これも近いうちにOfficial_Blogにてご報告します。お楽しみに。)

商用でおきなわ堂へ。商談のお相手はいしだ文栄堂卸部の部長さん。
はいしだ文栄堂卸部の部長さん
いよいよ始動!ミステリーの解明はすぐそこです!

で、人類館はどうしたかというと…
本日入荷のPOP
あれ本日入荷?納入したのは1日なのに。でも、確かにこのほうが新鮮味があって、すぐにでも買いたくなるね。せっかく作ったPOPも、一日だけ使ってポイじゃもったいないし。魚屋さんではないので賞味期限偽装ではないよね。許される範囲の営業努力ということで見逃してください。

と、大城立裕氏より携帯に電話あり。
「できたけど、今日来ないの」
確かにお願いしていたことがあったのですが、相変わらずお早い対応に感謝。「来ないの?」とおっしゃられれば、行かないわけにはいきません。
「飛んで参りますとも」

本日の大城立裕さんです。
大城立裕と高山正樹
というか、高山君、だんだん厚かましくなってません。
大城先生の「呆れたもんだ」という感じの笑顔。

記念撮影です。奥様が撮ってくださいました。
大城立裕先生を囲んで

長島さんとは、ここでお別れ。次は、きっと白石准を連れてきますね。

金城君に案内してもらって桜坂劇場へ行きました。
桜坂劇場のOfficial_Site
ここのホールで「どんぐりと山猫」とかできないかな。「ウラジロガシと西表山猫」版。
市民講座でも、何かできるかもしれない。宇夫方路の日舞教室なんてのはどうだろう。高山正樹の「標準語朗読講座」とか「鼻濁音講座」とか。はたして面白がってくれるか、石もて追われるか。
(ここまで書いて八木政男さんのお話を思い出しました。これもまたそのうちにOfficial_Blogにて。)

玉城さんと待ち合わせした時間にはまだ少し時間があります。劇場の前のベンチで、しばらくボーっと、道行く人たちを眺めていました。いい季節です。内地は温暖化で季節が失われている、そして春と秋が、とても短くなっている気がします。沖縄にはその春と秋が残っている、そんなことを実感した時間なのでした。

ボチボチ行こうか。テクテクと…

沖縄カフェ「ZOU」へ。
zou
前回訪れた日」の記事

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玉城さんとプリティちえちゃん
先に来ていた玉城さんと、授業が終って駆けつけてくれたプリティちえちゃんです。
玉城さんはウチナーグチペラペラ。尊敬しちゃう。
そしてプリティちえちゃんは、ほんとうに高校の英語の先生なのです。メモなんか取っちゃって、やっぱり尊敬しちゃう。
そうか、つーこたァ、ふたりともバイリンガルかい。

「ところでちえちゃん、そのカッコで授業してきたの」
「そうだよん」

ちえちゃんはここでお帰りです。今度、具体的なこと、ゆっくりとお話ししましょう。
プリティちえちゃん
(プリティちえちゃんの本名は宮城千恵さん。説明するのがややっこしいので前の記事を読んでください。⇒http://lince.jp/hito/pritytiechan.html

「土」に行く前に、屋良文雄さんに会えるのは今日の今しかないと、急遽、屋良さんのお店の「寓話」へ電話して、屋良さんがピアノを弾く時間を確認して、さあレッツラゴーです。

よかった、間に合った。
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沖縄ジャズの真髄を、今、目の当たりにしているのです。
ドラムスも、サックスも、ウッドベースも、みんな渋かったけど、屋良さんだけを見ていた気がする。
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なんだろう、このどうしようもない自然体は……
しびれたのです。

金城君は、じのんで買った本を小脇に抱えていたのですが、それを見つけた屋良さん。
「勉強なんかしちゃだめだ」
このオジイにしか言えない深いおことばです。
屋良文雄さんを囲んで

今度一緒に、おもしろいことやりましょうと、お約束しました。
屋良文雄さんに、きっと外交辞令はありません。
白石准ちゃん、わかった? 沖縄が呼んでるよ!

パラダイス通り「土」へ。
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井上真喜ちゃんと再会。
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宇夫方さん、ガサガサ何してるの、ふたりに笑われてるよ。

さらし首の薄ら笑い。
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酔っぱらいの馬鹿笑い。
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なんという一日。
(玉城さんは、限界まで付き合ってくれて、途中で走って帰りました。無事、帰れたかなあ…)
旅の続きへ

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池袋へ、芝居を観に行きました。
大島君と。

ミステリー……

宇夫方路は沖縄へ。
報告待ち。

12月20日土曜日: 朋あり遠方より来たる

歌舞伎町の喧騒……
歌舞伎町の喧騒
ほんとうに不景気なのでしょうか。いや間違いなく不景気なのでしょう。それがまともに生きていれば感じるであろう実感です。だから、この光景を眺めていると、今の不景気は唯の不景気ではなく、日本の解体の前触れであるような気がします。

朋あり遠方より来たる……
朋とは、同じ目的を持って共に活動する同志のこと。ただの友ではありません。

金城君を、12年前、彼が住んでいた南灯寮のある喜多見に、連れてきてしまいました。

「沖縄の景気はどうですか」
「変わりません」
「そうか、もうこれ以上悪くなりようがないということか」
「内地に出稼ぎに行っている人たちが戻ってくるとどうなるか」
(日本など、解体してしまったほうがいいのかもしれないね。)

金城君がいた頃の南灯寮のはなしは、いずれ彼が朋となれば、たくさんご紹介することになるでしょう。今日のところは初対面の礼儀、ここまでにしておきます。というか、過去の思い出を語っているような余裕などない、そんな気もします。

La Portにて
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La Portと南灯寮の寮生たちとのエピソードも、いずれご披露しましょうね。
ちなみに、手前の方は、MIRROR BALLのJINさんのご母堂であります。

また、楽しからずや。
未来に向けた、楽しきミステリー……


10月 7日火曜日: 神楽坂とCHICAGO

朝、神楽坂へ。
タリーズコーヒーの本社へ寄って…
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(何しに行ったかは、遠いミステリー…)

そして田中寺の下見に。
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御住職の秦さんに御説明頂き、ほほう、ここでやるんですなあ…

前回の資料を見せて頂きました。
なんと大谷康子さん。

え? こんなすごい方が、と楠定憲くんはビビってました。
高山正樹くんは「?」 知らないって、強いね。

田中寺公演のOfficial information

それから、今回ピアノを担当してくださる、かのまいさんのホームページです。
http://home1.netpalace.jp/kanomaimade/top.cgi

帰り道、こんな公園、見っけたので「宮沢賢治考」に画像をのっけました。
http://lince.jp/lince/kenji/zou.html

夜、高山正樹はCHICAGOのプレビュー公演へ。
指揮者の譜面台があって、白石准の手元が見えなかったのが残念だったとか。でも、そんなところ見てるお客さんは、殆どいませんよねえ。
(ほんとは、まわりに座っていた、業界の、たくさんの素敵な女性たちが気になって仕方がなかったらしい。)
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祭りのあと…




9月 2日火曜日: 本たちがやってくる。

事務所の棚。
高山正樹が自分の書斎から持ち出してきた本が、だんだん増えてきます。
終末が近づいてきてるのかなあ・・・

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よく見ると、ミステリーの種とヒントが・・・

色々と整理しないとね。

明日、高山は久々の地図調査です。
ちなみに、歩きの調査を「実踏調査」といいます。

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高山正樹 Masaki Takayama
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