《7月23日(土)-2》

【この日呟いたこと】
11:06
アイルランドにフィドルという楽器があることを今朝のBSで知った。バイオリンと全く同じ楽器だが奏法は沖縄の三線の早弾きにものすごく似ている。
まるで打楽器。似ているのは奏法だけではない。人々と音楽の濃密な関係。いずれブログに書く。これから沖縄に向かいます。戻りは8月6日の予定。


あの大震災から135日目……
富士山か……。
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僕は、一度も富士を美しいと思ったことがなかった。だが、太宰治の富獄百景を読んで以来しばらくの間、富士を見つけると、真剣に眺めてみるようになっていた。何故だが今日はそんなことを、太宰の言葉とともに思い出した。

「実際の富士は、鈍角も鈍角、のろくさと拡がり、東西、百二十四度、南北は百十七度、決して、秀抜の、すらと高い山ではない」
「ふと、この山を見つけても、そんなに驚嘆しないだらう。ニツポンのフジヤマを、あらかじめ憧(あこが)れてゐるからこそ、ワンダフルなのであつて、さうでなくて、そのやうな俗な宣伝を、一さい知らず、素朴な、純粋の、うつろな心に、果して、どれだけ訴へ得るか、そのことになると、多少、心細い山である」

沖縄への飛行機、熟睡しているのが常なのだが、この日は起きていた。昼の便ということもあるが、どうしても沖縄へ着く前に読み終えておきたいものがあったのだ。
大城立裕氏の新作「普天間よ」。
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 ⇒毎日新聞に掲載された「普天間よ」のこと
 ⇒朝日新聞に掲載された「普天間よ」のこと
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胸が熱くなった。何故か…、説明し難い。いずれ、言葉が見つかれば、その時に別途記事にて書く。

カミサンの実家。
着けばまず、沖縄タイムスに目を通す。「普天間よ」のことが、大きく取り上げられていた。
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「沖縄の心 ゆるがぬ深さ」
そりゃそうなのだが……
それから、今日からキジムナーフェスタが始まったという記事も。
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といって、特にそれらのことを話題にすることも無く……
虚ろな「深さ」に戸惑っている暇もなく、オリオンビールは夏バージョンなのだ。
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