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大城立裕先生のお宅に伺う前に、又吉健次郎さんの工房“金細工またよし”に寄りました。沖縄タイムス賞を受賞されてから初めてですね。この度はおめでとうございました。

房指輪の七つの房、その意味にまつわる秘密、だんだんと大袈裟な感じになってきましたが、その解読は今しばらくお待ちくださいませ。

それから、婚礼用房指輪と踊りに使う房指輪の違いについて、それも前にお話ししました。そして又吉健次郎さんは、踊り用の房指輪は作っていらっしゃらないということもお伝えしました。

楽天市場の沖縄mapでは、又吉さんに御無理をお掛けできないので、房指輪は扱っていないのですが、画像だけお借りしました。又吉さんの婚礼用の房指輪がこちらです。
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そして又吉さんが大切にされている作者不明の古い房指輪。(画像再掲載)
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一方、踊り用の房指輪……
まず喜納の会の先生から借りた房指輪。(画像再掲載)
喜納の会の先生から借りた房指輪

ジュードーチョップで作ってもらった房指輪。(画像再掲載)
ジュードーチョップの房指輪

踊り用の房指輪は鎖が長いのです。鎖まで全て銀の手作りとなると、鎖がくっついてしまって難しい。それが又吉さんが踊り用の房指輪を作らなかった理由でした。その説明を少し補足すると、1個1個の鎖の小ささが問題なのです。
ならば鎖をちょっと大きくすればいい、というわけでインターネット初登場、宇夫方路が注文して、そして出来上がった…
又吉健次郎作・踊り用房指輪がこれです!
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確かに、古典を踊るには又吉さんの房指輪はちょっと存在感がありすぎるのかもしれません。でも創作舞踊ならOK。これを付けて踊れるような作品を、いつか絶対に作ろうと、宇夫方路は心に決めたのでした。

木箱の蓋の裏には、又吉さんの琉歌が書かれています。
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神々ぬ月日
ひだてぃなく照やい
光風水に
花や咲かち

踊りには二つ必要なんです。
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一組60,000円なり。
「高いかもしれないけれど、これは代々持ち続けられるものだから、大事にしてください。どうもありがとう。」
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いえいえこちらこそありがとうございました。健次郎さんが作られた指輪、大切にしたいと思います。

そしてちょっとサプライズなお話。
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あのCoccoが、先日、突然に又吉さんの工房にやって来た。又吉さんの房指輪をつけて歌いたい。
Coccoに、健次郎オジイは言いました。
「君は、いつかココに来ると思っていたよ」
ふたりだけの不思議な会話、でも、このふたりならありそうな会話。
Coccoが又吉さんの房指輪をつけて歌う姿は、まもなく彼女のステージで見ることができるはずです。



最後にもうひとつ。
又吉さんのところに大城立裕先生から沖縄タイムス賞受賞のお祝いの葉書が届きました。でも、おそれ多くてまだ返事を出してないとおっしゃっていました。では、そのことは、今日、大城先生にお伝えしておきますね。
(宇夫方路、ゴーストライターMT)