今日の稽古は夜、明日は朝から稽古。そこで車を置いて帰ることにして、やっと夜の“たきどぅん”です。五味さんと一緒に行きました。
“たきどぅん”のヒラヤーチーです。
たきどぅんのヒラヤーチー
ニラも入っているけれど、基本的には極めてシンプル。我が家で出てくるヒラヤーチーと同じように薄い。
「そう、これこれ」、という感じ。
それでいて実に旨い。乗っている鰹節が相当上等なのではないでしょうか。
このシンプルさが、韓国料理のチゲとは似て非なるものにしているのです。
さて、ヒラヤーチーは「ヒラヤーチ」なのか「ヒラヤチー」なのか、結論はまだです。
まだそんなこと言ってるの、どうでもいいでしょうとお考えの向きもおありかと思いますが、そうでもない。「ー」はウチナーグチの特徴。きちんと表記することにけっこうこだわっている方々も多いのです。
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ゴーヤーを「ゴーヤ」なんて言おうものなら目くじら立ててけしからんなんていう人もいるくらい。
ちなみに、沖縄語辞典には[goojaa]と発音指示があります。

ところが、『沖縄大百科事典』の「ニガウリ」の項にはこう書いてあるのです。
(沖)ゴーヤー、(宮)ゴーラ、(八)ゴーヤ
つまり、八重山では「ゴーヤー」ではなく「ゴーヤ」が「正しい」ということですかね。八重山毎日新聞で「ゴーヤー」と表記したら、老人クラブから指摘され、「ゴーヤが正しい。地元の新聞社は気をつけてほしい」とおしかりを受けたという記事が掲載されたくらい。

お店でこのゴーヤーの話をしていたら、奥からマスターが出てきて話に加わった。なにしろ竹富島は石垣島と西表島の間にある島、八重山文化圏ですからね。
「沖縄でゴーヤーっていうのを聞くと、何か違うなあと思うさ」

曲がったゴーヤー
さて、ココまでならちょっと詳しい方ならご存知の話です。ところがココからがM.A.P.after5のめんどくさいこだわりどころ。
マスターによると、「ゴーヤ」というのもちょっと違う。「ヤー」と長ったらしく伸ばしはしないけれど、短く切ってしまうのでもない、「ゴーヤァ」という感じなのだそうです。

(余談ですが、「ゴーヤー」には別の意味があります。[gooii]と同じ。ネタばらしは控えますが。)
“たきどぅん”には、沖縄本島とは違う沖縄があります。
使われている食器にも八重山の細帯(みんさー)に使われる模様が。
細帯の模様が使われている器
「いつ(五)の世(四)までも末長く幸せに」
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今日は、マスターからたくさんの興味深い話を聞きました。ご紹介したいのは山々だけれども、公開の場、やっぱり私達もきちんと勉強してご報告したいと思っています。

“ナーベーラーンブシー”です。
ナーベーラーの味噌炒め
 ⇒ナーベーラーのこと
八重山では「ナベーラ」らしい。水臭くて苦手という方もいらっしゃいますが、この味噌炒めを食べたら変わるかもしれません。麦味噌に宮古の赤味噌を加えたあわせ味噌で味付けしてあります。赤味噌は日々発酵が進んで、今日のこの味はもう二度とないらしい。でも、だんだん旨くなるんだからOKですよね。味噌がなくならなければ食べられます。是非一度ご賞味を。
先日、鳥力中央研究所でお米を頂きましたが、今日はこの赤味噌をお土産に頂きました。
宮古の赤味噌
他じゃあ手に入らない貴重なお味噌。すごくうれしい!
その上、前回食べられなかったサーターアンダギーも、今日はたくさんお土産にしてくださいました。
サーターアンダギー
ああ、気がつけば電車がなくなりそうだあ!
ご馳走様でした。また来ます!
皆で撮影
たきどぅんの魔除け兼招き猫のマスター、本日、たけみママから生シーサーと命名されましたとさ。


たけみママは、お隣のテーブルでナイチャーと思しき沖縄タウンの関係者と、どうしたら沖縄タウンを盛り上げることができるのかと色々お話をしていらっしゃるようでした。何かいいアイデアはないものか。
マスターの八重山の話に耳を傾ければ、そこの多くのヒントがあったような気がするのです。沖縄を看板にして売るならば、まず沖縄に興味を持って、深く知ろうとすることからしか始まらない。でも、残念ながら、あまり興味を示されなかったようにお見受けしたのですが。
間違っていたならばごめんなさい……。

今日は鉄人28号でした。
道路に書かれた鉄人28号
これ見て分かる人は、沖縄タウン常連? でも、沖縄とは関係ないですよねえ……

【この日、五味さんが撮影してくださった稽古風景】
(10/22追記)
東放学園レインボースタジオ。
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火鉢の「灯入れ」。
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Qシート?
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