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1月11日火曜日: 具合悪しです……

一昨日の夜から、身体の具合がおかしくなってきた。どうやら体のあちこちが痛いのは、自転車で転んだだけの理由ではなかったみたい。昨日は果物以外何一つ喉を通らなかった。発熱でヒーヒー唸っていた。ようやく今日のお昼ごろから少し回復の兆しあり、なんとかお粥を食べた。

今しがた智内さんから新宿にいるのだがという電話があった。智内さんのお誘いはいつもこんな調子だ。流石に今日これから出掛けるのは無理、残念ながらお断り申し上げた。
しかしその智内さんの電話が布団から出るきっかけを作ってくれた。まず、血圧を調べてみた。上が117で下が80。なんだかな、ネタにならない数値で詰まらない。

ボチボチ個人の確定申告の時期だ。いやそれよりも、昨年働いてくださった方々に源泉徴収票を作成して送らなければならない。それを昨日やる予定だったのに、それが出来なかった。またしばらく連日予定が入っている。さて困った。
さらに今日は、預り源泉の納入期限の日、支払う金額を帳簿から自動的に計算するシステムなのだが、僕の入力作業が間に合わず、仕方なく宇夫方女史に報酬明細から一々計算して支払の処理を頼んだ。計算間違いがないか心配である。

てなことをPCに向かって打っているうちに吐き気がしてきた。なんだかフラフラする。書きかけのブログの記事を今日中にいくつかアップしてみようと思っているのだが、はてさて……

熱い日本茶ばかり飲んでいる。
「あわもり」と書かれた湯呑み

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1月 9日日曜日: ムーチーを食べました


《高山正樹》
午後の今頃になって、昨日自転車で転んであちこちぶつけたところが痛くなってきました。もう仕事やめて帰ろうっと。だいたい今日は日曜なんだしね。
でも、性懲りも無く、自転車乗って帰るのです。

途中、多摩川に掛かる橋から、多摩の横山を撮影してみたのですが、曇っているのか靄っているのか、よく写りませんでした。
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《宇夫方路》
今日は関りえ子琉球舞踊研究所の稽古始め。
関先生がムーチーを持ってきました。
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ムーチーはカーサ(月桃の葉)に包んで蒸します。
「昔はもっと大きかったよね~」と、ウチナーンチュの皆さん。
最近は大きな葉っぱが少なくなってきて、それにつれてムーチーも小さくなっているそうです。
ムーチーの日には少し早いですが、稽古前にみんなで頂きました。
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※みんなが小さくならなくてもいいでしょうに……(高山)

伊計島にはこのカーサムーチーの風習がないのだそうです。伊計島は沖縄本島中部勝連半島の東にあるいくつかの島のひとつで、本島から見て一番奥にある島です。今でこそ「海中道路」が島々を繋いで、伊計島も本島と車で行き来できますが、昔はもちろん船でなければ渡れませんでした。そのため、カーサムーチーの風習が伝わらなかったんだそうです。ひとつ手前の島ではあるのにね、と伊計島出身の関優子さんが言ってました。

石川市(現うるま市)出身の佐藤さんは、小さい頃遠くに見えた伊計島は、てっきり無人島だと思っていたのだそうです。

《高山正樹》
「ムーチーの日」は旧暦の12月8日です。去年は1月22日がそれにあたっていました。その日の記事に「鬼餅」のことを詳しく書いてあるので、どうか読んでくださいね。
 ⇒R-16的「【鬼餅】のはなし

その他にもムーチー関連の記事はいくつかあります。
 ⇒沖縄通信no.3
 ⇒月桃の使い道
 ⇒金城さんが作ったムーチー
※ムーチーのカテゴリ、作ったほうがいいのかなあ……

昨年、“この日何の日沖縄篇”というカテゴリを作って、一年間で主な沖縄の行事を全部紹介しようと企んだのですが、後半息切れしてしまいました。今年あらためて仕切り直ししようと思っているのですが、今年の旧暦の1月1日は2月3日です。それまでにどうしようか考えることにします。

ともかく沖縄のムーチーの日は、新暦の年が開けてから行われ、さらに大和の餅のイメージもあって、僕なんかずっと正月の風物詩みたいに思っていました。でもムーチーは「師走(シワーシ)ムーチー」ともいうように、本来は年の暮れの行事なのです。

さて今年の(というか去年かな)旧暦12月8日は1月11日、つまりあさってです。さてその日に昨年の「この日何の日沖縄篇」の締めに「ムーチーの日」のことを書くかどうか、只今思案中です。


今日は旧暦の12月8日、鬼餅(ムーチー)です。

【沖縄からの第7報】

夜7時。新都心へ。
沖縄語を話す会の“チーム琉球”(というふうに命名されたらしい)の勉強会にちょっとお邪魔してご挨拶してきました。

この日初めてお会いした二人、澤岻弥生(たくしやよい)さんと赤嶺智視(あかみねともみ)さんです。
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今日はムーチーの日。澤岻さんは家で作ったムーチーを持ってきていました。

私は9時からリハーサルなので、本当に挨拶だけしてすぐに失礼しました。
今度は是非ゆっくりと。

忙し忙し……


鬼餅といえば…
先日の喜多見の沖縄語を話す会で、金城さんからお手製ムーチーを頂きました。
 ⇒http://lince.jp/hito/mutimuti…
初孫ができて初めてのムーチーだったので、たくさん作って、親戚に送った、そのお裾分けで頂いた。

それから、大崎の「本家沖縄語を話す会」の忘年会でやられた紙芝居の台本が鬼餅(ウニムーチー)のハナシだった。
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鬼餅の由来なら、この物語を解説すればよい。だが、それがなかなか難しい。全編ウチナーグチということもあるのだが、それよりも何よりも、テレビだったら放送コードに引っかかりそうなハナシなのである。

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前回(第3回)の喜多見で沖縄語を話す会は、去年の12月3日、事務所の小部屋でやりました。
12月14日、アサヒタウンズに紹介記事が掲載されると、多くの方からお問い合わせがあり、12月25日の忘年会を兼ねた“金城さんの沖縄料理を食べる会”をご案内したところ、たくさんの方にお越しいただきました。

そして本日、今年最初の“喜多見で沖縄語を話す会”の日がやってきました。
大盛況です。この短い期間でこんなふうになるなんて、きっとこれが「うちなーぐち」の力なんですね。
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ところで、M.A.P.after5ウチナーグチ講座のほうがちっとも進んでいませんなあ。
ということで、ここらでちょちょいと半母音のお話を。

【沖縄語の音韻講座、プロローグ(4)】
沖縄語の音韻講座を始めから読む
半母音も、言語学的に突き詰めればなかなか難しく、様々な考え方、説明の仕方があるようですが、ここでは日本語と沖縄語を考える上で必要なことだけ、簡単に説明いたします。厳密じゃないと怒らないでくださいませ。
日本語の母音は、あ・い・う・え・お の五つ。それに子音(k・S・T……)がくっついたものがあって日本語の音が出来ているわけですが、その子音と思しきものの中に、半母音がふたっつ混ざっています。それがWとYです。
この2個の子音が他の子音と違うところは、このWとYは、母音と他の子音の間に挟まって機能する場合があるということです。例えば、ひゃ(hya)とか、びゅ(byu)とか。
この母音と子音の間に挟まる[y]については、日本語と沖縄語に特に違いはないので、もう忘れてください。しかし[w]の方はそうはいかない。日本語の50音表には、母音と子音に挟まる[w]は見当たりませんが、沖縄語にはあるのです。それが[kw]と[gw]です。

そこで、前回の沖縄語の音韻講座プロローグ(3)の50音表に、この新たな2行を加えることにしましょう。

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この日の川岸さんのお土産、シークァーサー。
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さあ、これで沖縄の50音表が完成して、いよいよ音韻講座の本編に入れるのか、と思いきや、そうはいかないのです。
母音と子音に挟まれない場合の、つまり他の子音と同じ使われ方の[y]と[w]と、本来の母音と、こいつらが、沖縄語の音韻において、もっとも曲者なのです。結論から言うと、この沖縄語における半母音と母音は、それぞれ声門破裂音とそうでない場合とを分けなければいけないのです。

「あぬ うとー うとぅ うっちょーん」(あのご主人は評判がいい)
「うとー」「う」は破裂しない。「うとぅ」「うっちょーん」「う」は破裂する。

富久さんの頭も、破裂寸前です。
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声門破裂音については次回に詳しく。
沖縄語の音韻講座、プロローグ(5)へ
とりあえず声門破裂音のサブカテゴリーだけ作ってみました。
今日もあっちへ脱線、こっちに転覆。そのあたりは五味さんのブログへ。
 ⇒この日の五味さんの記事 

そういうわけで、肝心要のお勉強の方は、たったふたつの構文を習っただけで終ってしまいました。
うちなーぐち講座《8》

くれー、ぬーやが。(此れは何?)
くれー、ムーチーやん。(此れは餅だ)

くれー、ぬーやいびーが。(此れは何ですか?)
くれー、ムーチーやいびーん。(此れは餅です)
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金城さんが作ってきてくれました。間もなく鬼餅(ムーチー)。初孫ができたので、皆さんに配るためにいっぱい作ったんだって。
くゎっちーさびたん。(ごちそうさまでした)
(※あれ、「くゎ」じゃなくて「くぁ」じゃないのかって?そうなんです。「くゎ」って書いたり「くぁ」って書いたり、色んな人が色々な書き方をしているのです。これが沖縄語の表記問題です。それを何とかしようというひとつの提案が「新沖縄文字」なのです。)

9:30
沖縄ワールド、その2

紙漉工房“紙芳”
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まもなく楽天市場沖縄mapにお目見えです。

そして月桃。ウチナーグチでは「サンニン」。
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もっときれいな画像はこちら…
http://lince.jp/hito/okinawatuusin3…

最近よくお世話になる「沖縄大百科事典」にはこう書いてあります。
「観賞用として植栽され、根茎は健胃整腸、消化不良などの薬用とし、種子は仁丹の主要原料となる。葉は独特の香りがあり、鬼餅を包むムーチーガーサに用いられ、茎は結束用として利用される。」
『沖縄大百科事典』が出版されたのは1983年。つまりその頃はまだ今ほど月桃が様々な商品に使われてはいませんでした。その防虫防菌効果や吸湿性などに注目が集まって、月桃を混ぜた建材や化粧品が多く出回るようになったのは2000年以降で、その茎の繊維を混ぜた紙が作られるようになったのも、比較的最近のことのようです。

沖縄で古くからある芭蕉紙や百田紙については、またあらためてご紹介します。

ともかく、月桃は体によさそう、ならば他にも使えそう……
M.A.P.的ミステリー……

【沖縄通信 No.3】(担当:金城)

大宜味村の『第6回いぎみてぃぐま展』へ足を運びました。「いぎみ」とは「大宜味」、「てぃぐま」とは「手仕事」とか「手先が器用」といった意味です。
大宜味村WEBSITE
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大宜味村の手仕事と言えば、よく知られているのは喜如嘉の「芭蕉布」なんですが、村にはその他にも「ヤチムン」「和紙」「染色」「木工」「漆工」等々、様々なモノづくりをされている方々がいらっしゃいます。このイベントはそんなモノづくりをされてる方々の成果と、村でつくられた産品・文化を発信する場となっています。

会場となる大宜味村農村環境改善センターで、モノづくりの成果を展示即売。入口前では「陶芸玉城」の玉城望さんがろくろの実演をされてました。
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イベントのもう一つの見ものがアヤメ科の「オクラレルカ」(別名アイリス)。この辺りは水田が広がっていて、「オクラレルカ」が栽培されています。なんでも葉や切花が生け花に利用されるんだそうです。青紫色がとてもキレイです。

農村環境改善センターから「オクラレルカ」の水田へと向かいます。途中、おなじみの芭蕉畑。芭蕉には主に糸芭蕉・実芭蕉・花芭蕉と3つの種類があり、糸芭蕉は幹から採れる繊維が芭蕉布や芭蕉紙の原材料になり、実芭蕉からはバナナの実が、花芭蕉はキレイな花がといった感じでそれぞれ異なる特徴があります。
null 糸芭蕉 実芭蕉(バナナ) 花芭蕉

月桃(ゲットウ)も栽培されてました。旧暦12月8日のムーチーの行事でお餅を独特の香りのある葉で包むコトでおなじみですが、花も艶っぽくてとてもキレイです。ウチナーグチでは「サンニン」と言います。
null null 月桃の花(サンニン)

さらに歩くとアグーやヤギの姿も観られます。
アグー ヤギ

小川にはシロサギが。
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10分程歩いて「オクラレルカ」の水田に到着しました。青紫色の花がよく映える沖縄の田園風景です。
青紫色の花 「オクラレルカ」の水田

村の繁栄を願いつつ、ずっと変わって欲しくない風景だという勝手な思いが沸き起こってきます。どの場所にも言えるコトかもしれませんが「開発と環境保全」を両立させる発展は無いものでしょうか。

那覇へ帰る途中、枝振りがおもしろいデイゴの樹に出会いました。
枝振りがおもしろいデイゴの樹

沖縄ではデイゴの咲き具合で台風の襲来を占うコトがあります。水不足も心配され始めている時期です。様々な被害をもたらすと同時に、恵みの雨ももたらす台風。さて、今年の台風襲来はどんな感じなんでしょうか。
デイゴの花

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高山正樹 Masaki Takayama
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