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昨日の8月6日から始まっているのですが……
彫刻家・金城実氏の東京滞在イベント「沖縄を忘れた日本」
……のお知らせです。
先日、沖縄の読谷にある金城実さんのアトリエに伺った時にご案内されていたのですが、今日まで多忙で告知できませんでした。陳謝。
●金城実彫刻展「島の土から」
期間:8月6日(金)~8月21日(土)12時~19時
(但し本日7日は休み)
会場:GALLERY MAKI(Tel・Fax:03-3297-0717)
日比谷線・東西線茅場町駅、3番出口下車隅田川方向へ徒歩7分
E-mail:gallerymaki@hotmail.com

●パネルトーク「差別の構造~沖縄という現場」
金城実/石川文洋(写真家)/鎌田慧(作家)/辛淑玉(人材育成コンサル
タント)、他に知花昌一(読谷村議)も参加予定。
日時:8月7日(土) 14時~17時 ※今日です!
参加費:500円
場所:日本教育会館8階第3会議室(Tel:03-3230-2831)
都営新宿線・半蔵門線神保町駅A1出口下車徒歩3分

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●映画「チビチリガマから日本国を問う!」上映&トーク
日時:8月13日(金)17時30分開場上映18時~
場所:新川区民館7号室
参加費:1,000円
トーク:金城実/小倉戸利丸(富山大学教員)/西山正啓(記録映画作家)


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ややこしいことのふたつめ
Bar“土”のマスターごうさんの日記を、ごうさんに許可を貰って、ここに「沖縄通信」として転載します。

【沖縄通信 No.6】(from ごうさん)
第27回 6・23 国際反戦沖縄集会で
「大和から来た人たちは沖縄で活動しないで、大和に帰ってください」
「大和で活動してください」
演説の終わりで、Uさんは、このことを強調して演壇から下りた。

司会のHさんが
「ここにはいろんな考え方の人が集まっていますので、Uさんのように考えてる人もいますね」
と、フォローすると、
会場前列から「Uの意見を弱めるような発言をするな」と、声が上がった。

「Tさん、それなら、壇上に上がって、自分の意見を言ってください」
Tさんは壇上に上がり、更に民族主義的な、大和排斥的なことを言ったらしい。

聴衆の中の一人として、知花昌一が声を上げた。

「Tさん、やまとんちゅうにもうちなんちゅうにもいろんな人がいる。
排斥するよりも、力を合わせて運動を展開していくほうが活路が開けるんじゃないだろうか?
実際、辺野古新基地建設阻止運動は大和から来た人たちが半数以上いて、運動を支えている。
うちなーのことはうちなんちゅうでやる、と言ってるあなた自身、現地に行って、行動してるの?」

と知花昌一が問いかけると、Tさんは
「確かに知花さんは現地に行って戦ってるけど、うちなんちゅのみんなが知花昌一になれるわけじゃない」
と言い放って、議論はちょんちょん。

という一幕があって、その夜、金城実アトリエで、そんなこんなを議論した。

チェ・ゲバラはアルゼンチン出身だが、カストロやキューバの人たちから迎え入れられ、キューバ革命の大いなる力になったのではないか?

人頭税廃止運動を展開し、琉球王国によって課せられた重い人頭税に苦しんでいる宮古島の人々を重税から開放した。運動の中心人物は新潟出身の中村十作ではなかったか?

今、沖縄から靖国を問う裁判、靖国訴訟を支え続けてくれてる人々のほとんどは大和から来てる人たちだ。

だから、大和だウチナー(ウチナーで括ってしまったら、ヤイマーもミャーコも排除されるのだが)だのと、こだわりを捨て、世界規模で沖縄の基地のことなどを考える方向性をもっと浸透させなければ。
それをみんなに解ってもらうためにはどうしたらいいのか?

沖縄の住民の人たちのパワーをもともっと引き出すには何が必要なのか?
ということなどなどを、深夜まで、酒を酌み交わしながら、非国民的男どもは延々と語り合ったのだ。

しかし、沖縄県民は今回の選挙で
変節を繰り返してるあい子さまを選び、筋金入りの山城さんを見放したのだ。
いったい自分たちの将来を...

投票率は全国最下位。
あの県民大会などの怒りをどこに持って行けばいいのか解らなくなったのか?
日本にもアメリカにも沖縄にも民主主義は死語なのだろうか...

※6・23 国際反戦沖縄集会の会場にぼくはいなかったので、やりとりの正確さ詳しさが欠けてるだろうと思います。


【11月17日に追伸】
僕はこのごうさんの日記を転載するにあたり、この出来事について、何かを言おうとずっと考えていました。でも、なかなか書けずにいました。
この頃、多くの沖縄の人たちが大和を憎み始めているという印象を強く受けていました。だから、知花昌一さんの発言に救われた思いがして、そのことを書きたかったのですが、Uさんの名誉を傷つけることなく書くにはどうしたらよいかと考えていたのです。

さらにある日のこと、「やまとんちゅ」の運動家に寛容であった知花さんが、「もう独立しかないのではないかと思い始めている」と発言された場に居合わせることになりました。とうとうココまできたかと、その時僕は思いました。権力に対する闘争である限り、共闘は可能でしょう。しかし、独立運動となれば話は別です。支援はできても、知花さんの立つ場所とこちらとの間には、絶望的な溝が横たわっている、そんなことを考えていたら、ますますコメントできなくなっていきました。
(※その日の記事も、まだアップできずにいます。)

その頃から、沖縄のために活動している「やまとんちゅ」に対して、度々疑問を感じるようになりました。しかしなかなか説明しがたい。どういえばいいのでしょう、例えば活動家たちは、自分の考えの正しさを、あまりに天真爛漫に信じ過ぎているのではないか……

結果僕は、Uさんの「民族主義」に激しい嫌悪を感じながら、その一方で、Uさんの気持ちを尊重したいという思いに駆られるようになりました。
しかしUさんは、そういう僕と、「天真爛漫な活動家」とを全く区別しないでしょう。僕はUさんから拒絶されているのです。

だから、もう黙って転載だけしておくしかないと思ったのですが、結局少し語り過ぎてしまいました。

でも、これでようやく、辺野古のことを書く準備ができました。

旅の続きへ



第一夜に続き……
狛江市中央公民館第4会議室。

西山正啓監督が撮った沖縄
~その原点と今~
【連続上映会】第二夜
《ゆんたんざ未来世シリーズ》
チビチリガマから日本国を問う!(2010年/106分)

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第二夜が終わって総括するなどと言ったけれど、とても総括などできそうにありません。ただ、とても観客が少なかったということ。私たちの力が足りなくて、西山監督には申し訳ない気持ちで一杯です。
何度でも言います。私たちは特定の主義主張を支持するつもりはありません。ただ、知っていただきたいだけ。そのあと、あらためて考えていただければそれでいい。そんな思いでたくさんの方々とお会いしてきました。でも、私たちが一生懸命拡げようとしてきた輪とは、いったいどんなものなのでしょうか。

これからも、今のまま進めていっていいのかなあ……。

トボトボと、“中む食堂”まで歩いていきました。
今日も塩ソーキを食し……
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イカ墨の塩辛の乗った豆腐をつつき……
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きっといいんです。今日来てくださらなかった方々にも、みんなそれぞれ生活があり、もちろん事情もあり、そんな中、わざわざ足を運んでくださった方々にただただ感謝すべきなのです。

初登場の鈴木修さんです。
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文学座の研究所にいらした方。共通の知り合いも結構いるみたいです。そんな彼とどうして知り合ったのか、それは追々お話する機会もあるでしょう。
加藤新吉さんに、マージャンの負け5,000円、未払いなのを思い出した……)

今日の酒は菊乃露です。
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何があろうとも、飲み且つ食えば、笑顔になるのが人間の性。
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みんなで笑顔の写真を撮りました。ハンサム・マーキーさん、今日も来てくださいました。でもね……
「普天間の県外移設は初めから無理だよ」
笑ってはいるけれど、沖縄の人たちの思いは単純ではないのでした。

お隣で飲んでいた方々。
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狛江で生地と型紙のお店をやっている皆さんです。笑顔だったのでイチャリバチョーデーの感覚で、写真撮っちゃったのでした。

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なんだかオリンピックみたい。
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さかさまだけど。
明日のゴーヤーの芽へ

きみはずいぶんおっきくなったねえ。
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けっしてないがしろにしているわけではないのだが。
しあさってのゴーヤーの苗へじゃあ、いってくるね。

狛江市中央公民館、第4会議室にて。

西山正啓監督が撮った沖縄
~その原点と今~
【連続上映会】第一夜
ゆんたんざ沖縄(1987年/110分)

沖縄タイムスと琉球新報から最近の新聞がドッと届きました。
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販売の準備もできました。
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上映前、お約束の三線の演奏です。
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ひとつのエピソード。
この日、隣の部屋では、近隣にお住まいのシルバー世代の方々が、囲碁を楽しんでいらっしゃいました。その中のお一人が、私たちの企画の貼り紙を見て声を掛けてくださいました。
「沖縄のことはとっても気になっていてねえ」
「そうですか、それなら是非ご覧になってください」
「この人たちは、日の丸に反対している人たちなの、ふーん。僕はね、日本人なら日の丸を大切にしなければいかんと思うんだ。」
そう言って、こちらの話は一切聞こうともなさらずに去っていかれました。
僕はここで、日の丸の是非について語ろうとは思いません。ただ、たとえば日本を愛し、素直に日本人として日の丸を掲揚できるようになりたいのだが、どうしてもそれができない、日の丸を強制的に押し付けられることを、どうしても感情的に受け入れることが出来ない、そういう人たちがいるのだということ、そして一番重要なことは、そういう人たちが、なぜそう思わざるえを得ないのか、その背景にある歴史を、まず知って頂きたいと思うのです。その上で、あらためて日の丸のことについても考えてほしい。
至極もっともらしく、自分の国の国旗に敬意をはらうのは当たり前だという単純な「モラル」を振りかざして、日の丸を見るだけで震えがくるほどにも心に深い傷を負っている人々の感情を理解することを、その入り口で拒否するような「日本人の良心」に、僕は憤りを覚えるのです。
「自分の国の国旗に敬意をはらうのは当たり前」だというなら、その前に、自国民をこれほどまでに長きにわたって他国の影響下に置いておくような国が、「当たり前の国」といえるのかを問うて頂きたいと思うのです。
 ⇒知花昌一さんと日の丸のこと

本日の映画から。
ありし日の丸木位里さんです。
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丸木位里・俊ご夫妻が“沖縄戦の図”(佐喜眞美術館所収)を書かれた際、実際に沖縄戦を体験された方々にポーズをとってもらって描いたという話は、何かで読んで知っていました。まさにその場面が、この映画の中に納められているのです。

上映会の総括は、第二夜が終わった後で。

別の総括(要するに飲んだよというご報告)なら毎日でも。
泡盛の封を開けたら、まずキャップに注ぎ、酒の神様に供える。
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ハンサム・マーキーさんです。
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こんなメンバーです。
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僕も写りたい……
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あらトミヒサさん。あんなにご自身のブログで辛辣なことをお書きなのに、UCLAのTシャツを着ちゃったりなんかして、それってあり?
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シドロモドロ……

決してカツアゲされているわけではありません。
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アヤシイ関係でもありません。
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でも、叱られました。
「もっと早くからちゃんと宣伝しなくちゃだめだ」

ハンサム・マーキーさんについては、とても一言ではご紹介できそうにもありませんので、追々ね。

大槻紀子さんです。本日はお骨折り、ありがとうございました。
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そして、お疲れさまでした。

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この度、西山正啓監督の「シリーズ未来世」の新作、「チビチリガマから日本国を問う!」が完成し、現在東京の各地で連続上映会が開催されています。
 ⇒西山正啓監督の新作完成
この映画は去る4月6日から9日にかけて、金城実、知花昌一両氏が首相官邸前で行った普天間基地移設に対する緊急直訴行動を記録したものです。
M.A.P.は、来る5月28日に、この映画の上映会を急遽主催することといたしました。

金城実氏・知花昌一氏の今回の行動は、決して機を衒ったものではなく、お二人の長きに亘っての地道で持続的な活動の一環です。M.A.P.としては、そのことも併せて是非知っていただきたく、28日の「チビチリガマから…」上映に先駆けて、5月26日に「シリーズ未来世」の原点とも言うべき“ゆんたんざ沖縄”も上演させていただくことにしました。
 ⇒緊急告知!M.A.P.主催の上映会

“ゆんたんざ沖縄”は、西山監督が1986年から沖縄読谷村に滞在して「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」製作、強制集団死遺族の証言、読谷高校の卒業式で繰り広げられた「日の丸」強制に抵抗する高校生たちの行動を記録したドキュメンタリー映画です。

西山正啓監督が撮った沖縄
~その原点と今~
【連続上映会】

5月26日
ゆんたんざ沖縄(1987年/110分)

5月28日
《ゆんたんざ未来世シリーズ》
チビチリガマから日本国を問う!(2010年/106分)


料金:(カンパ制)
場所:狛江市中央公民館第4会議室(両日とも)

(小田急線狛江駅徒歩3分)
時間:18時15分開場 19時開演 (両日とも)

この機会に、是非ともこの2作品をご覧頂き
沖縄の心を深く理解するきっかけにしていただければと願うものです。


26日には、開演前に三線の演奏をお届けする予定です。
また、今回の上映会は急遽決定したため、残念ながら当日西山監督のご都合がつかずおいでいただくことができません。そこで本編の上映終了終、17日に開催された上映会での監督とお客様の質疑応答の模様を撮影した映像を、ご覧いただけるよう準備しています。

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すでにご紹介した西山正啓監督の最新作「チビチリガマから日本国を問う!」ですが、わがM.A.P.でも、5月28日の水曜日に上映会を主催することになりました。
さらにそれに先駆けて26日には「ゆんたんざ沖縄」の上映会も行います。

急遽作成したチラシです。
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テキストによる詳細の告知記事は追ってアップする予定です。



カテゴリ: 沖縄のことを…
去る5月14日に、西山正啓監督からこんなメールが届いていました。

4月6日~9日、首相官邸前で金城実、知花昌一さんが座り込んで、緊急直訴行動したのはご存知でしたか。私は4月1日沖縄入り、チビチリガマの慰霊祭を取材後、彼らに同行して東京に行き密着取材となりました。そこでお願いしていた上映会の件ですが、今回の座り込みと25日読谷村で行われる県民大会までを撮影した緊急報告ドキュメントを見ていただきたいと思っています。
5月末までが正念場、マスコミがなかなか取材しないので、上映会を通して一人でも多くの人たちに現場の雰囲気を伝えたいと思っています。
西山正啓 拝


金城実さんと知花昌一さんの座り込みのことは、ある方から教えていただいていたので、知っておりました。
 ⇒怪しいメールが教えてくれたNEWS(4/9)

そして、その作品が出来上がったようです。
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(西山さんから届いたチラシ)

また、完成したこの記録映画についての記事が、本日の東京新聞に掲載されました。
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写真に写っているのは知花昌一さんと金城実さんです。
(新聞は前回の東京新聞同様、読谷出身の比嘉くんに頼んで新聞を入手。比嘉くん、いつもありがとう。)

少し遅くなってしまいましたが、M.A.P.after5でも、本作品の上映会のお知らせをいたします。

記録映画「ゆんたんざ未来世~チビチリガマから日本国を問う!」
東京連続上映会日程(名古屋以外は上映終了後、西山監督のトークあり)
●5月17日(月)開場18時30分 上映19時~
  会場:世田谷千歳烏山「らくだとTUBO」
   (京王線千歳烏山下車徒歩5分 TEL:03-5313-8151)
  主催:今とこれからを考える一滴の会
●5月19日(水)上映19時~
  会場:駒込琉球センター「どうたっち」
   (TEL・FAX:03-5974-1333)
●5月21日(金) 上映19時30分~
  会場:三鷹はちのこ保育園
   (三鷹市野崎3-22-16 TEL:0422-32-3081)
●5月22日(土) 上映14時~
  会場:津田塾大学・小平キャンパス1112教室
   (西武国分寺線・鷹の台下車徒歩8分)
  主催:沖縄関係学研究会
  共催:近現代東アジア研究会
  問合せ:e-mail:tinsagu@vvfm.Mm-m.ne.jp
●5月29日(土) 上映14時~
  会場:名古屋YWCA403号
   (地下鉄栄駅下車徒歩5分)
  主催:不戦へのネットワーク(052-731-7517)

そしてM.A.P.でも
上映会を主催すべくただ今検討中
M.A.P.だからこそできる上映会を緊急模索中

…なのです。まもなく告知?


怪しげなメールが、宇夫方女史のところに届いた。

うぶかた様

我んねー都雲(つくも)燎(りょう)やいびーん。初みてぃやいびーん。見ー知っちょーてぃ呉みそーれー。

沖縄が大好きでうぶかた様のブログで「金城さんの沖縄料理を食べる会」の記事を見ました。おいしそうですね。
私は、昨日(4月8日)所用で永田町を歩いていましたところ面白い光景にであいました。首相官邸の前に人だかりが出来ていました。人だかりの中で小父さんがサンシンを弾いていました。眺めていますとサンシン演奏がおわると真っ白い口髭と顎髭の小父さんが出てきて下駄をもって空手みたいな演舞を始めました。横で見たいた人に訊くと「下駄手」という武道だそうです。琉球では武器を取り上げられ、素手(空手)、ヌンチャク(日本の棒を女性の髪で編んだ綱で結んだ武具)、トンファー(草刈り鎌)等で敵と戦ったそうです。それが銃も刀も槍もない琉球の人達の抵抗手段だったそうです。写真の武芸も下駄を両手に持ち、戦う手段だったそうです。
この人達は「これ以上沖縄に米軍基地を作らないでください」と鳩山首相などに請願に見えた方たちだったそうで、「普天間基地を移転してください。しかし、キャンプシュワブやホワイトビーチなどへの移転は止めてください。国内ではなく(特に県内ではなく)国外(出きる限り米国)へ持ち帰ってください」と話していました。 面白い物を見ましたので、沖縄の事を取り上げてあるうぶかた様のブログに掲載して頂ければ……と思い、お便りを差し上げました。
突然の不躾なお願いをお許し下さい。

都雲 燎


そして、画像が2枚添付されていた。
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おや、三線を弾いているのは、あの知花昌一さんではあるまいか。
そして「下駄手」なる武道を披露しているのはBar「土」のブログによく出てくる金城実氏では……

しかし都雲燎(つくもりょう)という名前、どこかで聞き覚えがある。うん? もしや……
わかってきたぞ、うまいことカモフラージュしているようだが、ただ漢字を変えただけじゃないか。これじゃあ最初から分かってちょうだいといっているようなもんだ。ミステリーにもなりゃしない。むふふ。あの人らしいといえばらしい。「金城さんの沖縄料理を食べる会」の料理がおいしそうだって? あんなに食べてたくせに。
ネタ元はこれだ!http://ameblo.jp/yamaeyes…
そこから画像を一枚パクった。あの人ならきっと許してくれるだろう。
パクった画像がこれだ!
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なんと左の男性は西山正啓監督じゃあないか。そうか、知花さんや実さんと共に東京に来ていたのか。知っていれば会いに行ったのに。

はじめまして、都雲燎さん。
興味深いニュース、いつもありがとう!です。また近々お会いしましょう!

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朝、まだ薄暗い。沖縄の夜明けは遅い。沖縄が夜型社会なのは、朝からのズレが、夜まで影響しているのじゃないだろうかなんて、無責任なことを思ったりもする。会社は9時からというような、全国一律の通念がおかしいのかもしれない。

コンビニで朝飯を買う。
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おでんにホカロンなんてものも置いてある。
沖縄らしくないって? いえいえ、沖縄に移住した人たちはみんな言う。2年目からの冬は、やっぱり寒い。それは全国一律である。

パラダイス通りでごうさんを拾って、58号を北へ、レンタカーを走らす。
嘉手納を越えれば読谷である。間もなく、58号から左に折れる。そこは返還された土地。あのゾウの檻のあった楚辺通信施設の跡地。

ゾウの檻にまつわる一連の出来事も、知花昌一さんを抜きには語れないが、もしご存じない方は、是非とも調べて頂きたい。

ようやく返還された広大な土地、しかしその利用方法はまだ定まっていない。
米軍の滑走路だったところを、現在はそのまま道として使っている。
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僕らはこれから知花さんに会いに行くのだが、今日は「ゾウの檻」のあった返還された土地ことではない。
昨日の記事をお読みください。
トリイ通信基地(トリイステーション)の正面ゲート。
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僕は不信心なので、鳥居がどうされようと別段何とも思わないが、この米軍のふざけた洒落には、やはり唖然とする。沖縄における米軍のこの無神経さが、全てを象徴している。鳥居は、沖縄が所属する日本国の一つの文化でありながら、沖縄を利用し放置してきた「大和」の象徴でもある。日の丸を焼き捨てた知花昌一さんの目に、この鳥居はどのように映っているのだろうか。

この鳥居の左側に、小学校の運動会で使われるようなテントがふたつ、そこに知花昌一さんがひとりで椅子に座っていた。
「おはようございます」
「ああ」
近所の顔見知りがちょっと寄ったかのように、知花さんは至極自然に、僕らの座る場所を作ってくれた。
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ゲバ字だ。久しぶりに見たな・・・
知花さんの周りには、こんな字が書ける支援者がたくさんいる集まっているのかもしれない。でも何度でもいうが、今の知花さん自身からは、そんな空気は全く出て来ない。

「今度のことは、どう考えてもおかしいから、いてもたってもいられなくなって来ました。でも来たからといってどうなるわけでもない、自己満足なんですが」
そう言った僕に、知花さんは「俺だって自己満足さ」と呟いた。
はじめは、ちょっとだけ座り込みをして終るつもりだった。それがなりゆきでハンストになった。毎晩家に帰って眠れるのだと思っていた、食べなきゃいいのだろうと。
ところがそれじゃあハンストにはならないと周りから言われて、だんだんと大事になってしまった。支援者は、毎晩風呂に入ってから酒を持って集まってくる。知花さんは食べていないから、早いところ眠りたいのに、取り巻きは勝手なことを言い合って、いい加減酔っ払って深夜に帰っていく。そんなことを、知花さんは微笑みを持って話してくれた。

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クリスマスなので、鳥居の脇にはこんな看板が立てられていた。
サンタクロースのオブジェ
この基地の中に、自分の犯した罪を償おうともせずにノウノウとしている男がいるというのに。こんなオブジェは引き倒して壊さなければならない、それをやるのは知花昌一しかいない。取り巻きがそんな勝手なことを言う。なんで俺がやらんといかんのか。
もちろんこれも本当のエピソードではあるが、やっぱり笑い話である。

きっと知花昌一さんは、こうして伝説の男に仕立て上げられていったのに違いない。

知花さんは、差し入れのサーターアンダギーと水でもてなしてくださった。
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「俺が食べられないのを知っていて、食い物を差し入れに持ってくるわけさ・・・」

記念撮影しようよ。
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後から来た方が、撮影してくださった。
アップにしてみたら、みんな、妙な顔をしていると思った。
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まじめな顔して写ろうと、打合せをしたわけではないのに。
決して笑えない話をしていたわけでもないのに。

ごうさんは読谷住まいなので、ごうさんを残して、僕らは空港へ向かいます。短くて長い旅も、間もなく終わりです。

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“じんじん”を出て、ごうさんにちょいと教えてもらいたいことがあって“土”に行った。
ごうさんは不在、帰ろうとすると、大西君は僕らを引き止めてごうさんに電話をしてくれた。ごうさんは今すぐ行くから待っていろという。

「米兵のひき逃げさあ、やっぱりどう考えておかしいからさ、どうにも納得いかないからさ、明日わりと早い便で東京へ帰るんだけどね、その前に知花昌一さんがハンストしているところへ、どうしても行きたくてさ、どこでやってるのか教えてもらいたいと思って。」

去る11月7日早朝に起きた米軍トリイ基地所属の米兵によるひき逃げ死亡事件。犯人は証拠隠滅のため被害者の外間さんの血痕や髪の毛が付いた加害車両を修理工場に持ち込んだ。それで犯人が特定されたのだが、日米地位協定により犯人は逮捕を免れ、任意の取り調べも拒否。検察は犯人の引渡し要求をするという見解を示したが、いまだ動かず。このままでは、被害者への保障もママならない。

大城立裕著「カクテル・パーティー」からもう40年以上経っている。しかし、何にも変わっちゃいない。

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「じゃあ一緒に行こう」
「いいよ、場所さえ教えてくれれば」
「トリイステーションの門の前。いっしょにいこ。朝、電話で起こしてくれる」・・・

“ななしん屋”へ
明日早いのだが、下山久さんが来ていることを知っていたから。
今日は、なかじんさんもいる。
酔ってる“なかじん”は三線を弾いているのか寝ているのか null
なかじんさん、まだ失恋の痛手から立ち直っていないらしいとは、午前中に下山さんから聞いた話。でもそれには触れてはいけない。長くなるから。明日、早いんだからね。沖縄は、朝の飲酒運検問がとっても多い。4、5時間の睡眠じゃあ引っかかる。他に捕まえるべき者がいるはずなのに、などと思うのだが。

「え?、まだ捕まってなかったの?」
沖縄でも、事件の現況を知らない人たちが多い。それは日常茶飯事の出来事なので、動きがなければニュースにはならないから。だからこそ、昌一さんはハンストを始めたのだ。ここを見てくれと言うために。

それにしても、このパラダイス通りの小さな店で、こうして下山さんと飲んでいる不思議・・・
長い一日、明日のために、そろそろ幕を下ろそう。


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高山正樹 Masaki Takayama
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