09/04/23
: 沖縄のお土産&【うりずん】の薀蓄
【オキナワンクラフト“うりずん”と“シーサーえかきうた”】
カテゴリ: 沖縄のことを…
お土産、その1
新しい100店シリーズ。

これ、観光客用のガイドブックではありません。地元の人に向けて編集されているもので、沖縄県内でのベストセラーです。わざわざ沖縄まで行って、ラーメンなんか食べないよといわれるかもしれませんが、どっこいこのシリーズを眺めていると、コテコテの沖縄っぽさなんか全く売り物にしていないのだけれど、それだけにさり気ない沖縄が感じられて、とても素敵なのです。
沖縄民謡が流れる店で沖縄ソバを食べるのもいいけれど、このシリーズを頼りに、自然体の沖縄を見つけて訪れてみるのもお勧めです。
⇒販売サイトへどうぞ!
その他の土産ばなし。
“しよん”の長池さんの作品が「オキナワンクラフト“うりずん”」でご覧になれます。

会場は京都の左京区にある“ギャラリー花いろ”です。

京都市左京区鹿ヶ谷桜谷町47番地
Tel・Fax 075-761-6277
5月2日から10日まで、11:00~17:00、開催です。
出展される皆さんです。
陶芸 金城有美子
漆芸 謝敷 眞起子
紅型 田中 紀子
紅型 金城 宏次
織物 長池 朋子
木工 西石垣 友里子
ガラス 屋我 平尋
外間守善氏の著作に「うりずんの島」という本があります。
そのことは、去年記事に書きました。
⇒http://lince.jp/hito/hokamashuzen…
その「うりずんの島」の前書きには、こう書かれています。
「『うりずん』というやわらかなリズムを聞くだけで、沖縄の島に住む人々の心はうるおいなごんでいく。
旧暦の二月頃から三、四月にかけ、枯れ枯れの冬期をくぐりぬけた大地が、ひそやかに黒土を盛り上げ、心の疼きを示そうとするその頃の季節が『うりずん』である。」
「枯れ枯れの冬期」という表現が、なんだか沖縄らしくないと感じてしまうとしたら、やっぱりステレオタイプの沖縄のイメージを疑ったほうがいいのかもしれません。
なんだかむしろ、沖縄は、古い大和が残る京都と、とても似合うという気もしてくるのです。
ちなみに、私、高山正樹は、小学校の3年間、京都の朱雀第二小学校に通っていました。
山陰本線沿いの学校で、木造二階建ての校舎の教室の窓から、校庭を隔てた向こう側に、大量の煙を噴き上げて走る蒸気機関車を、よく眺めていたことを思い出します。
まるで、夢のよう……
どうぞ足を運んでくださいといいたいところですが、京都近辺にお住まいの方で、このサイトを読んでくれている人っているのかなあ。
できれば僕も、懐かしい京都の街で沖縄の作品に触れてみたいのだけれど、忙しくて行けそうもありません。残念です。
最後に、井上真喜ちゃんからメールが届きました。
公演おつかれさまでした!
路さん、お美しかったですよ!!!!
さてさて
友人が「シーサーえかきうた」の動画を
YOU TUBEにアップしてくれました!
良かったらお仕事の合間にちょい見してくださいませ~
高山さんにも宜しくで~す!
真喜
真喜ちゃんの作品です。沖縄のテレビで放映中!
【おまけ】(2011年8月12日に追記)
『沖縄大百科辞典』では「うりずん」ではなく「うりづん」として載っている。
「おれづむ、うりづみともいう。旧暦2、3月のころをいうことば。大地が潤い、麦の穂の出る時節で、このころに吹く風を〈ウリヅンベー(うりづん南風)〉という。対語は若夏。」
※但し、沖縄の古謡クェーナのひとつである「ウリジンクェーナ」の項の表記は、「ウリヂン」とはなっていない。ここにも大和の古語とウチナーグチの語源と、ウチナーグチの表記と発音の微妙な問題がありそうな気配がある。
新しい100店シリーズ。

これ、観光客用のガイドブックではありません。地元の人に向けて編集されているもので、沖縄県内でのベストセラーです。わざわざ沖縄まで行って、ラーメンなんか食べないよといわれるかもしれませんが、どっこいこのシリーズを眺めていると、コテコテの沖縄っぽさなんか全く売り物にしていないのだけれど、それだけにさり気ない沖縄が感じられて、とても素敵なのです。
沖縄民謡が流れる店で沖縄ソバを食べるのもいいけれど、このシリーズを頼りに、自然体の沖縄を見つけて訪れてみるのもお勧めです。
⇒販売サイトへどうぞ!
その他の土産ばなし。
“しよん”の長池さんの作品が「オキナワンクラフト“うりずん”」でご覧になれます。

会場は京都の左京区にある“ギャラリー花いろ”です。

京都市左京区鹿ヶ谷桜谷町47番地
Tel・Fax 075-761-6277
5月2日から10日まで、11:00~17:00、開催です。
出展される皆さんです。
陶芸 金城有美子
漆芸 謝敷 眞起子
紅型 田中 紀子
紅型 金城 宏次
織物 長池 朋子
木工 西石垣 友里子
ガラス 屋我 平尋
外間守善氏の著作に「うりずんの島」という本があります。
そのことは、去年記事に書きました。
⇒http://lince.jp/hito/hokamashuzen…
その「うりずんの島」の前書きには、こう書かれています。
「『うりずん』というやわらかなリズムを聞くだけで、沖縄の島に住む人々の心はうるおいなごんでいく。
旧暦の二月頃から三、四月にかけ、枯れ枯れの冬期をくぐりぬけた大地が、ひそやかに黒土を盛り上げ、心の疼きを示そうとするその頃の季節が『うりずん』である。」
「枯れ枯れの冬期」という表現が、なんだか沖縄らしくないと感じてしまうとしたら、やっぱりステレオタイプの沖縄のイメージを疑ったほうがいいのかもしれません。
なんだかむしろ、沖縄は、古い大和が残る京都と、とても似合うという気もしてくるのです。
ちなみに、私、高山正樹は、小学校の3年間、京都の朱雀第二小学校に通っていました。
山陰本線沿いの学校で、木造二階建ての校舎の教室の窓から、校庭を隔てた向こう側に、大量の煙を噴き上げて走る蒸気機関車を、よく眺めていたことを思い出します。
まるで、夢のよう……
どうぞ足を運んでくださいといいたいところですが、京都近辺にお住まいの方で、このサイトを読んでくれている人っているのかなあ。
できれば僕も、懐かしい京都の街で沖縄の作品に触れてみたいのだけれど、忙しくて行けそうもありません。残念です。
最後に、井上真喜ちゃんからメールが届きました。
公演おつかれさまでした!
路さん、お美しかったですよ!!!!
さてさて
友人が「シーサーえかきうた」の動画を
YOU TUBEにアップしてくれました!
良かったらお仕事の合間にちょい見してくださいませ~
高山さんにも宜しくで~す!
真喜
真喜ちゃんの作品です。沖縄のテレビで放映中!
【おまけ】(2011年8月12日に追記)
『沖縄大百科辞典』では「うりずん」ではなく「うりづん」として載っている。
「おれづむ、うりづみともいう。旧暦2、3月のころをいうことば。大地が潤い、麦の穂の出る時節で、このころに吹く風を〈ウリヅンベー(うりづん南風)〉という。対語は若夏。」
※但し、沖縄の古謡クェーナのひとつである「ウリジンクェーナ」の項の表記は、「ウリヂン」とはなっていない。ここにも大和の古語とウチナーグチの語源と、ウチナーグチの表記と発音の微妙な問題がありそうな気配がある。
高山正樹(白石准代理人)さんのコメント