東日本大震災から68日目……

【この日呟いたこと】

10:03
今日締め切りの原稿がどうしても書けない。拝み倒して期限を延ばす。諸々あって小生とっくにメルトダウン。水蒸気爆発寸前。それでも今日、市民劇の思い出し稽古に行く。

14:16
胃瘻ってご存知ですか。原子炉のイラストを見ると、胃瘻を思い起こす。とってもたくさんの子供たちの未来の命。たったひとりの老人の明日の命。



稽古場に行けばヘラヘラしている。何故なら、そうする以外にいたたまれない気持ちから逃れることができないから。
僕は、今この時に語るべきことを語ろうとしない。もちろん、名もない老人のことを語っても詮無いことだが、沖縄のこと原発のことも同じように詮無いことなのか、詮無いことだと思えてしまうような芝居作りの現場、「お前はそれでいいのか」と、過去の記憶たちから、僕は責めたてられている。彼らの声から逃れるために、僕はずっとヘラヘラしている。

「かくなるうえは、この琵琶にのせて……」
どんな思いで唸っているのか、誰も知らない。知らせることもしない。それでいい。

“ごじゅうかい”って、五十歳以上の会なんですか?
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NewFace。護柔一さんは今回の市民劇の「ベーシスト」である。
「稽古場で、耳を澄ましてごらん。あの人たちの声高なおしゃべりの合間に、護柔さんが稽古場の片隅で刻み続けているリズムが聞こえてくるはずだから。」
三浦義村を誰よりもどっしりと演じる。
累計49人、役名+スタッフ紹介:35名1団体+10名。

俺の年? さて、歳なんて、忘れちまった……
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思い出し稽古。
必死に、何かを忘れようとしていた。

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