【沖縄通信 No.1】(担当:金城)
宇夫方さんの踊りの発表会に初めて行って来ました。
「華の松竹梅」看板

場所は琉球新報ホール。
琉球新報ホールの緞帳

はっきりとは覚えていないんですが、前にこの場所へ来たのは確か30数年前?
当時、組踊を習っていた母方の伯父と私の姉二人の発表会のとき。あの頃のおぼろげな印象では、大きなホールだなと思ってたんですが、今となっては随分と狭いというか、こじんまりとしたホールです。

楽屋の前にて。上原克代さんと宇夫方さんです。
上原克代さんと宇夫方路さん

3日連続公演の2日目。この日だけで18の演目が演じられるプログラム。最高賞を受賞した人数の多さから、その歴史と人材の厚みを感じさせます。
連続してこれだけの演目を鑑賞するのは私にとって初めてのコトでした。「芸能」と「工芸」の密接なつながりと琉球王朝時代がこの場所の文化の最盛期だったコトを再確認した気がしました。今後はもう少し、琉舞や組踊の鑑賞の機会を増やしていきたいものです。
(金城史彦)

【宇夫方本人からの報告】
上原克代さんは亡くなったの喜納初子大先生(つまり私の先生の先生)のお弟子さんです。去年わたしが教師の免許を頂いたとき、上原さんは師範になられました。今回の公演では「浜下りてぃ語ら」で相手役をやらせていただきました。ありがとうございました。
(ちなみに、今回の公演は最高賞以上の方々が一堂に会して行われています。日舞の場合は「名取」と「教師名取」という二段階で、特にそれを取得するためのルールがあるわけではありませんが、琉球舞踊は新聞社のコンクールに参加して「新人賞」「優秀賞」「最高賞」を順番に受賞することが必要で、さらにそれから先、その実績に応じて「教師」「師範」「会主」と段階を踏んで上がっていくのです。)
上原克代さん、「ブログデビュー、たのしみー」
今後はどんどん出てくださいね。6月の公演の時もよろしくお願いしまーす。

公演が終わってから、会場近くのおでんやさんへ。
沖縄のおでんにはやっぱり「てびち」が入ってなきゃね。
沖縄のおでん てびち
あしたのてびちがスタンバイ。(宇夫方路)

【東京の高山のコメント】
「松竹梅」って、確かにおめでたいことを三つ並べているわけですが、こっちの感覚だと特上・上・並って感じなんですよね。今日は二日目でしょう、ということは……
沖縄にはそういう文化、ないのかなあ。
(元は中国の「歳寒三友」が伝わったもの。単なる符牒、つまり言ってみれば順番を表すだけで、うまいまずいの順位はありませんでした。特上・上・並じゃお客様に申し訳ねえってんで、江戸の蕎麦屋あたりが、松竹梅を使ったとか使わねえとか。とすりゃあ、“華の松竹梅”は、本来の正しい使い方ってことですな。まあ、異論も色々とあるようですが。)
(高山正樹)