亘さん、本番前なのでウーロン茶。
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うそ。内緒で泡盛入り。むふふ……

噂に聞く新宿歌声喫茶“ともしび”初体験です。
今日は、ここで新城亘さんのミニコンサートが開かれるというのでやってきたのです。そういう機会でもない限り、近づき難い世界?
雨なので、お客さんはだいぶ少なめ。いつもはこんなもんじゃないらしい。
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(通常は撮影禁止ですが、特別に許可を得て掲載しています。)
皆さん、歌集を持っている。これを持っていなければダメというシステム。まだ買っていない人は、100円で借りることもできます。それ以外は基本的に居酒屋と変わりません。

いよいよ新城亘さんのミニコンサートがスタート。
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ピアノはともしびの人。笛は宮良政子さん。
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宇夫方路さんもサンバで飛び入り参加です。サンバといってもブラジルのサンバじゃあありません。三枚の板で出来ているリズム楽器。三板と書いて「サンバ」です。
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体制が変わって、昔の歌声喫茶との連続性は特に強くないとのことですが、それでもなかなかコメントしにくい感じなのです。「沖縄を返せ」とか「リムジン河」とかのイメージ、表層を撫でるようにノスタルジックに語って済ませたくはありません。
元来ロシア民謡とマルクスのテキストは、全く相容れないものなのではないでしょうか。沖縄民謡だって同じことではないのかな、なんて。
でも、酒さえあれば文句はない、気持ち良く酔えればみんな友達、そういうことですよね、亘先生。
僕らの場合、ツマミが歌ではおさまらず、ゴーヤーチャンプルーなんかを注文してみたのです。
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へえ、上条恒彦とか、さとう宗幸とかも歌声喫茶出身なんだ。そう聞かされれば、ははあ、なるほどねというところもあります。
それから、やまだじんという懐かしき名前。30年近く前、じんさんとは旅公演でご一緒したことがあるのです。夜には麻雀卓を囲んだりして。お世辞にも麻雀はあまりお上手ではありませんでしたが。じんさんも「灯(ともしび)」で歌っていた方だったんですね。
そのじんさんが、昨年暮れ、難病の筋萎縮性側索軟化症を発症され、そして年が明けての1月17日、お亡くなりになられたということを、ともしびに置いてあった一枚のチラシで知りました。亘さんも……
「若い頃、じんさんには色々と教えてもらった」

なぜか、今ここで亘さんとこうしていることが、不思議に思えてしかたがないのでした。
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(高山正樹)

果たして再訪することがあるのかないのか、それはミステリー。