12月25日日曜日: “鞍馬の火祭り”本番(暫定投稿)
12月17日土曜日: “鞍馬の火祭り”プロローグ
《10月22日(土)-2》
叡山電鉄鞍馬線の混雑した車内。みんな目的は今夜の火祭り。

鞍馬駅。

ギャラリー。

町並みの一番奥にある温泉の前庭。

雨だ……


ものすごい雨。まるで嵐。

【だから呟いてみた……】
17:07
鞍馬火祭り、消防車、雷、土砂降り、雨宿り、出てきたおうちの方「椅子どうぞ」嬉しいな。こんな雨は初めてだとか、「でもやみます」って、根拠は「祭り」だから。
若干小降りになってきたような。

まず、提灯に明かりが灯りはじめる。

そして……
雨が止んだ。

だから……
17:29
本当に雨止んだ!
本番はこれから。娘はまだ来ない。
画像が多くて、記事が重くなった。本番は別の記事にする。
叡山電鉄鞍馬線の混雑した車内。みんな目的は今夜の火祭り。

鞍馬駅。

ギャラリー。













町並みの一番奥にある温泉の前庭。

雨だ……


酷くなってきた。

雨宿り

ものすごい雨。まるで嵐。

【だから呟いてみた……】
17:07
鞍馬火祭り、消防車、雷、土砂降り、雨宿り、出てきたおうちの方「椅子どうぞ」嬉しいな。こんな雨は初めてだとか、「でもやみます」って、根拠は「祭り」だから。
若干小降りになってきたような。

まず、提灯に明かりが灯りはじめる。


そして……
雨が止んだ。

だから……
17:29
本当に雨止んだ!
本番はこれから。娘はまだ来ない。
画像が多くて、記事が重くなった。本番は別の記事にする。
12月16日金曜日: 京都にて「検出効率」を考える
《10月22日(土)-1》
大震災から226日目……
朝起きて、まず線量計を見た。

娘を見送って、僕は呟き始めた。
【この日呟いたこと……】
8:33
只今京都御所近く。時代祭は雨につき明日に順延。鞍馬の火祭りは午後6時から。
今夜、僕は、47年ぶりに鞍馬へ行く。47年前は親父に連れて行かれた。その親父の49日を先日済ませた。今日は娘と向こうで待ち合わせている。
こんな日ぐらい、パソコンから離れればいいのに、あんまり低くないこの部屋の線量がいけないのだ。
9:56
セシウムを体に取り込まないようにするためにナトリウムを採れって、僕、医者からできれば塩分摂取0にしろくらい言われているのに。3.11以来、合併症にさせられちゃったようなもんだ。
あんまり気の利いた呟きじゃあない。でも、このところのなんとも落ち着かないこの感覚を、合併症になぞらえて考えてみたいと、ずっと僕は思っている。
“測ってガイガー!”のサイトで、この近所の測定地点を探してみた。
そしてふたつ見つけた。

僕は線量計も持って部屋を出た。
まずは鴨川の橋の上。サイトでは一ヶ月以上前の9月10日、0.05μSvと低い数値。あまり聞いたことのない線量計であったが……

REDAXは相変わらず高い。信頼しているシンチのDoseもしかし0.10μSv、おいおい、全く違うじゃないか。
もう一箇所、相国寺の門前。サイトの数値は0.08、これは政府公認、堀場のRadiの計測数値。

ほう、やっぱり堀場とDoseは同じような値を出す。
結局のところ、なんだか落ち着かない測定結果で、気分は晴れない。
昨晩の深夜にデジカメに収めた画像なのだが、ネットでこんな番組を見ていたのだ。
ニコニコ生放送 「緊急報告!アナタの食べ物は大丈夫?~放射線による食品汚染の実態に迫る~」

この番組で早野龍五氏が使用していたスライドが、朝、ネットに公開されていた。
⇒http://www.slideshare.net/RyuHayano/nicohou
この中で、放射線スペクトルの読み取り方が解説されている。
放射性分子が崩壊する時に出すエネルギーは、核種によって違う。そこで、どれだけのエネルギーの放射線を何回拾ったかによって、放射性物質の汚染の種類と、汚染度合いを測るというのが測定器の仕組みである。
ただ、どんなに優秀な測定器でも、検体から放出される放射線を全て拾えるわけではない。そのくらいのことは知っていた。しかし、それは100個出た放射線のうち何個捉えることができるかというようなことだろうと思っていたのだが、どうもそんな単純なことではなかったらしい。
確かに検体から出た放射線の何%かは測定器に当らない。これを早野氏は「ハズレ」という。また測定器に当っても、そのまま抜けていってしまう場合があり、これを「透過」という。測定器は「ハズレ」にも「透過」にも反応しない。
放射線が測定器に当った場合、測定器はどれだけのエネルギーを持った放射線が何個当ったかを記録することになる。そのデータは、横軸にエネルギー、縦軸に個数を表示するグラフにされる。つまり「横軸の数値」×「縦軸の数値」が放射線の強さの総量となるわけだが、重要なのは横軸のどの場所に山(ピーク)があるかによって、核種が特定するということなのである。
しかし、測定器が核種固有のエネルギーをきちっと記録するのは、放射線が測定器にちゃんと当った場合のみで、これが「大当たり」なのだが、ところが必ずしもきちっと当らない。ちょっと当って滑って逃げていってしまったりする。これを「コンプトン散乱」、早野氏は「当て逃げ」と呼ぶ。この「当て逃げ」は、どのくらい滑ったかによってエネルギーの数値はまちまちである。もちろん「大当たり」の場合よりは小さいが。
もうひとつ、測定器とは反対側の鉛の壁に跳ね返ってその後で測定器に当る場合もあって、これを「とばっちり」と早野氏は名づける。エネルギーはもちろん「大当たり」よりだいぶ低いが、解説のグラフを見る限り、エネルギーの数値はおおむね一定のように思われる。
氏はこれ以外の場合を説明してはいないが、きっと「とばっちり」の中にも、さらに測定器にちょっと当って滑っていく奴もあるに違いない。
加えて、放射線の核種は一種類ではない。それらが複雑に絡み合っているので、明確な数値を読み取ることなど不可能ということのようだ。
ともかく、例えばもしセシウムに汚染されているのならば、グラフの横軸のセシウム固有のエネルギー位置にピークが現れるはずである。しかし、単純にその位置の縦軸がセシウムの量を著しているわけではない。そこからセシウム以外の分を差し引かなければならない。
バックグラウンド(空間放射線)の影響は鉛の器の中に検体を入れることで遮断できるが、問題は検体に自然に含まれるカリウムの「当て逃げ」で、これをきちんと読み取って引いてやらないと、正確な数値が得られないということらしいのだ。
もちろん、実際の測定では、もっと複雑な要素があるに違いない。この番組では、そのくらい測定は難しいものだということも説明したかったのであろうか。その点はなかなか面白かった。しかしである。
どうも番組の場を支配する緩い雰囲気は、間違って測定するとセシウムの数値を高く評価してしてしまいますよ、最近結構そういう測定が多くて、本当はそれほど汚染されていないのに、だから素人の測定は弱っちゃうよね、みたいな感じに満ちていた。
そこで、部屋に戻った僕は、またPCからツイッターで早野氏にこんな質問をしてみたのである。
13:04
セシウム自体の「はずれ」とか「透過」とかはどのように拾っているのでしょうか?
カリウムの影響を考慮できないような人が計測しているというのならば、「はずれ」とか「透過」を忘れて、数値を低く発表する場合だってありそうなことではないか、僕はそう思って敢えて聞いてみたのである。
すると早野氏から、すぐに次のような返信があった。
「当たり/(はずれ+透過+当たり+当て逃げ+とばっちり)= 検出効率」
フォローの多い有名人から返信があったりすると、途端に何人かが反応する。
「先生質問!楽しい物理の授業」
いったいこういう方は、これで何が言いたかったのだろう。よく分からないが、僕は少し違うことを考えていたのである。
僕はさらに続けて聞いてみた。
13:22
それ(検出効率)は計測機器によって違うのでしょうか。核種によっても違うのでしょうか。
残念ながら氏からもう返事は無かった。
ネットで検索したら、こんな記述を見つけた。
「線源から放出される放射線の数に対する検出器の計数値の比。Sを線源の放射能(Bq)、rをスケーラ等の放射線検出器で得られる計数値cps(カウントパーセコンド)とすると、検出効率εはε=r/Sで与えられる。検出効率εは、幾何学的影響(線源と検出器間の距離)、線源の影響(線源の自己吸収)、検出器の影響(検出器自身の固有の効率)等の種々の因子を含む」
答えていただけなかった理由がわかるような気がする。つまりかなり複雑なのだ。ツイッターで簡単に答えられるようなものではなさそうである。
しかし、僕が問題だと思うのは、検出効率が「検出器自身の固有の効率」にも影響されるということだ。これは、いったい誰がどうやって決めるのか。どんなに正確にスペクトルを読み取っても、検出効率が任意では、それが動いてしまえば全く違う結果がでるということではないか。
例の堀場の線量計は、低めに出るように調整されているという噂が絶えない。食料の汚染を測るためにあちこちで使われ始めた測定器の検出効率に、もし仮に恣意的な要素が加味されているとしたら、そんなことがあっても不思議でないような日本なのである。
僕は全くの素人である。間違っていたら、是非ご指摘いただきたい。
13:33
(合併症の続き)3.11以来、沖縄のことがなかなか考えられなくなった。合併症にたとえてみたくなった。3.11以前は「オキナワ」と「ゲンパツ」は同じ図式で考えられたのに、「フクシマ」は同じ処方箋では処理できなくなったというようなこと。いずれブログに書く。
13:39
(合併症の続き、その2)考えてみれば、一役者でありたいと思うことと沖縄を考えること、そして芝居と音楽、どちらも処方箋の違う病にかかった合併症だったのかもしれないなあ。
僕はやっとパソコンを閉じて、鞍馬へ向かった。もちろん線量計を持って。
大震災から226日目……
朝起きて、まず線量計を見た。

娘を見送って、僕は呟き始めた。
【この日呟いたこと……】
8:33
只今京都御所近く。時代祭は雨につき明日に順延。鞍馬の火祭りは午後6時から。
今夜、僕は、47年ぶりに鞍馬へ行く。47年前は親父に連れて行かれた。その親父の49日を先日済ませた。今日は娘と向こうで待ち合わせている。
こんな日ぐらい、パソコンから離れればいいのに、あんまり低くないこの部屋の線量がいけないのだ。
9:56
セシウムを体に取り込まないようにするためにナトリウムを採れって、僕、医者からできれば塩分摂取0にしろくらい言われているのに。3.11以来、合併症にさせられちゃったようなもんだ。
あんまり気の利いた呟きじゃあない。でも、このところのなんとも落ち着かないこの感覚を、合併症になぞらえて考えてみたいと、ずっと僕は思っている。
“測ってガイガー!”のサイトで、この近所の測定地点を探してみた。
そしてふたつ見つけた。


僕は線量計も持って部屋を出た。
まずは鴨川の橋の上。サイトでは一ヶ月以上前の9月10日、0.05μSvと低い数値。あまり聞いたことのない線量計であったが……

REDAXは相変わらず高い。信頼しているシンチのDoseもしかし0.10μSv、おいおい、全く違うじゃないか。
もう一箇所、相国寺の門前。サイトの数値は0.08、これは政府公認、堀場のRadiの計測数値。

ほう、やっぱり堀場とDoseは同じような値を出す。
結局のところ、なんだか落ち着かない測定結果で、気分は晴れない。
昨晩の深夜にデジカメに収めた画像なのだが、ネットでこんな番組を見ていたのだ。
ニコニコ生放送 「緊急報告!アナタの食べ物は大丈夫?~放射線による食品汚染の実態に迫る~」

この番組で早野龍五氏が使用していたスライドが、朝、ネットに公開されていた。
⇒http://www.slideshare.net/RyuHayano/nicohou
この中で、放射線スペクトルの読み取り方が解説されている。
放射性分子が崩壊する時に出すエネルギーは、核種によって違う。そこで、どれだけのエネルギーの放射線を何回拾ったかによって、放射性物質の汚染の種類と、汚染度合いを測るというのが測定器の仕組みである。
ただ、どんなに優秀な測定器でも、検体から放出される放射線を全て拾えるわけではない。そのくらいのことは知っていた。しかし、それは100個出た放射線のうち何個捉えることができるかというようなことだろうと思っていたのだが、どうもそんな単純なことではなかったらしい。
確かに検体から出た放射線の何%かは測定器に当らない。これを早野氏は「ハズレ」という。また測定器に当っても、そのまま抜けていってしまう場合があり、これを「透過」という。測定器は「ハズレ」にも「透過」にも反応しない。
放射線が測定器に当った場合、測定器はどれだけのエネルギーを持った放射線が何個当ったかを記録することになる。そのデータは、横軸にエネルギー、縦軸に個数を表示するグラフにされる。つまり「横軸の数値」×「縦軸の数値」が放射線の強さの総量となるわけだが、重要なのは横軸のどの場所に山(ピーク)があるかによって、核種が特定するということなのである。
しかし、測定器が核種固有のエネルギーをきちっと記録するのは、放射線が測定器にちゃんと当った場合のみで、これが「大当たり」なのだが、ところが必ずしもきちっと当らない。ちょっと当って滑って逃げていってしまったりする。これを「コンプトン散乱」、早野氏は「当て逃げ」と呼ぶ。この「当て逃げ」は、どのくらい滑ったかによってエネルギーの数値はまちまちである。もちろん「大当たり」の場合よりは小さいが。
もうひとつ、測定器とは反対側の鉛の壁に跳ね返ってその後で測定器に当る場合もあって、これを「とばっちり」と早野氏は名づける。エネルギーはもちろん「大当たり」よりだいぶ低いが、解説のグラフを見る限り、エネルギーの数値はおおむね一定のように思われる。
氏はこれ以外の場合を説明してはいないが、きっと「とばっちり」の中にも、さらに測定器にちょっと当って滑っていく奴もあるに違いない。
加えて、放射線の核種は一種類ではない。それらが複雑に絡み合っているので、明確な数値を読み取ることなど不可能ということのようだ。
ともかく、例えばもしセシウムに汚染されているのならば、グラフの横軸のセシウム固有のエネルギー位置にピークが現れるはずである。しかし、単純にその位置の縦軸がセシウムの量を著しているわけではない。そこからセシウム以外の分を差し引かなければならない。
バックグラウンド(空間放射線)の影響は鉛の器の中に検体を入れることで遮断できるが、問題は検体に自然に含まれるカリウムの「当て逃げ」で、これをきちんと読み取って引いてやらないと、正確な数値が得られないということらしいのだ。
もちろん、実際の測定では、もっと複雑な要素があるに違いない。この番組では、そのくらい測定は難しいものだということも説明したかったのであろうか。その点はなかなか面白かった。しかしである。
どうも番組の場を支配する緩い雰囲気は、間違って測定するとセシウムの数値を高く評価してしてしまいますよ、最近結構そういう測定が多くて、本当はそれほど汚染されていないのに、だから素人の測定は弱っちゃうよね、みたいな感じに満ちていた。
そこで、部屋に戻った僕は、またPCからツイッターで早野氏にこんな質問をしてみたのである。
13:04
セシウム自体の「はずれ」とか「透過」とかはどのように拾っているのでしょうか?
カリウムの影響を考慮できないような人が計測しているというのならば、「はずれ」とか「透過」を忘れて、数値を低く発表する場合だってありそうなことではないか、僕はそう思って敢えて聞いてみたのである。
すると早野氏から、すぐに次のような返信があった。
「当たり/(はずれ+透過+当たり+当て逃げ+とばっちり)= 検出効率」
フォローの多い有名人から返信があったりすると、途端に何人かが反応する。
「先生質問!楽しい物理の授業」
いったいこういう方は、これで何が言いたかったのだろう。よく分からないが、僕は少し違うことを考えていたのである。
僕はさらに続けて聞いてみた。
13:22
それ(検出効率)は計測機器によって違うのでしょうか。核種によっても違うのでしょうか。
残念ながら氏からもう返事は無かった。
ネットで検索したら、こんな記述を見つけた。
「線源から放出される放射線の数に対する検出器の計数値の比。Sを線源の放射能(Bq)、rをスケーラ等の放射線検出器で得られる計数値cps(カウントパーセコンド)とすると、検出効率εはε=r/Sで与えられる。検出効率εは、幾何学的影響(線源と検出器間の距離)、線源の影響(線源の自己吸収)、検出器の影響(検出器自身の固有の効率)等の種々の因子を含む」
答えていただけなかった理由がわかるような気がする。つまりかなり複雑なのだ。ツイッターで簡単に答えられるようなものではなさそうである。
しかし、僕が問題だと思うのは、検出効率が「検出器自身の固有の効率」にも影響されるということだ。これは、いったい誰がどうやって決めるのか。どんなに正確にスペクトルを読み取っても、検出効率が任意では、それが動いてしまえば全く違う結果がでるということではないか。
例の堀場の線量計は、低めに出るように調整されているという噂が絶えない。食料の汚染を測るためにあちこちで使われ始めた測定器の検出効率に、もし仮に恣意的な要素が加味されているとしたら、そんなことがあっても不思議でないような日本なのである。
僕は全くの素人である。間違っていたら、是非ご指摘いただきたい。
13:33
(合併症の続き)3.11以来、沖縄のことがなかなか考えられなくなった。合併症にたとえてみたくなった。3.11以前は「オキナワ」と「ゲンパツ」は同じ図式で考えられたのに、「フクシマ」は同じ処方箋では処理できなくなったというようなこと。いずれブログに書く。
13:39
(合併症の続き、その2)考えてみれば、一役者でありたいと思うことと沖縄を考えること、そして芝居と音楽、どちらも処方箋の違う病にかかった合併症だったのかもしれないなあ。
僕はやっとパソコンを閉じて、鞍馬へ向かった。もちろん線量計を持って。
12月14日水曜日: 京都に着いた日の夜に
《10月21日(金)》
大震災から225日目……
京都に向かう新幹線の中。

密封された列車の中。高速で疾走する新幹線、最低でもワンサイクルで数値を出すガイガーと5分しなきゃ安定しないシンチで何が分かるというのか。無力であることを思い知るために線量計をふたつも買ったのかと、ここのところずっとそう思っている。
午後7時。

大きな拍手が沸き起こった。修学旅行なのかな。なにか支援団体でもあるのかな。たくさんの関係者らしき大人が改札の外でお出迎え。子供たちの固い笑顔。なんだか、涙が出てきた。

午後9時を回っている。
枡形商店街の餃子の王将。M.A.P.after5、3回目の登場。

でも入ったのは初めて。

国産米と外国米。おまえはどっちに軍配をあげるのか,、関西人は? 静岡を越えたあたりかね、分岐点は。
隣のおじさんが大盛りライスを頼んだので、思わず撮ってしまった。

深夜の娘の下宿にて。

京都はあんまり低くないって話は、前から聞いていたんだけれどねえ。君の財産は、今年の春、ここ、京都にいたということ。
大震災から225日目……
京都に向かう新幹線の中。

密封された列車の中。高速で疾走する新幹線、最低でもワンサイクルで数値を出すガイガーと5分しなきゃ安定しないシンチで何が分かるというのか。無力であることを思い知るために線量計をふたつも買ったのかと、ここのところずっとそう思っている。
午後7時。

大きな拍手が沸き起こった。修学旅行なのかな。なにか支援団体でもあるのかな。たくさんの関係者らしき大人が改札の外でお出迎え。子供たちの固い笑顔。なんだか、涙が出てきた。


午後9時を回っている。
枡形商店街の餃子の王将。M.A.P.after5、3回目の登場。

でも入ったのは初めて。

国産米と外国米。おまえはどっちに軍配をあげるのか,、関西人は? 静岡を越えたあたりかね、分岐点は。
隣のおじさんが大盛りライスを頼んだので、思わず撮ってしまった。

深夜の娘の下宿にて。

京都はあんまり低くないって話は、前から聞いていたんだけれどねえ。君の財産は、今年の春、ここ、京都にいたということ。
12月14日水曜日: 分からないことに苛立っている
《10月20日(木)》
大震災から224日目……
β線にも反応するというRADEX1706の数値が、ともかく揺れる。そして線量の高い僕の書斎兼寝室で測ると、0.18程度の値が出ることもある。川崎市が対応基準としている放射線の数値は0.19、ほぼ同じ、もっともその基準は親切にすぎると、川崎市は他の行政から批判されているらしい。因みに横浜市は0.59である。つまり、0.18なんてガタガタ騒ぐような値ではないということなのかもしれない。
さらに、例えば3月15日の新宿の線量は0.8だったというし、あるいは5月3日の福島県双葉郡の放射線量は1.7であったというのだから、0.18なんてきれいなもんだ。
しかしこういう比較がいけないのだろう。
「なぜわざわざ福島県の線量と比べる必要があるのか、福島は危険だがここは大丈夫とでも言いたいのか」
首都圏も危険だと考える人たちからも、福島を安全という人たちからも、双方から批判されそうである。
「自分さえ安全であればいいという身勝手なデータだ」
RADEX1706の数値はやはり揺れる。本当なら複数回測って平均を取る必要があるらしい。DoseRAE2の方はPCに繋いでログを取ることができるのだが、RADEXはずっと見ていなければならない。しかしそんな悠長なことをやっているほどヒマではない。それでもポンと数値が跳ね上がる瞬間がやはり気になる。
RADEXは、線量が高くなると警告音が鳴る。デフォルトで0.3μSv/h以上で鳴るように設定されている。今までは、この書斎の線量が高くても、また大きく揺れても、警告音が鳴ったことはない。そこで設定値を変えてみた。

0.2くらいでどうだろう。

準備完了。

さて早速に。

RADEX、七変化。案の定時々警報がピッピと鳴る。といって表示が0.2を上回ることはない。瞬間0.2を越えるらしいが、一定時間の平均にするとそれ以下ということか。それでもピッピコピッピコ鳴った後は、数値が高めになる。しばらくこの状態で使ってみよう。
その間、Doseはおとなしくずっと0.11μSv/hを示していた。

ちょいとRADEXで、書斎のあっちこっちを測ってみることにした。
まずガラスが閉まっている本棚の中。

特に変わったことはない。部屋の中のいつもと同じような傾向である。
布団やソファーや座布団なんかはどうなんだろう。

ちょいと高いような気もするが、あんまり変わらない。
ネットあたりに何か情報はないものかと探してみたのだが。
なんでもDoseRAE2は表面の小さな+印のところで測っているらしい。

RADEX1706の方は裏面の格子の奥にガイガー管が入っている。1706は上位機種なので左右2本。

そこでこんな風に測ってみたりしたのだが、特に変化なし。

俺はいったい何をやっているんだろう。
ネットで、昨日19日発売の週刊文春に、築地や大手スーパーで売られている海産物の汚染を調べた結果が載っているという情報があったので、手に入れた。

なんで週刊誌は、10月27日発行のものを18日に発売するんだ。

いくら目を擦ってみても、眼球にへばりついたゼラチン状の物体が拭い去れない。ムシャクシャして、僕は酷く苛立っている。
大震災から224日目……
β線にも反応するというRADEX1706の数値が、ともかく揺れる。そして線量の高い僕の書斎兼寝室で測ると、0.18程度の値が出ることもある。川崎市が対応基準としている放射線の数値は0.19、ほぼ同じ、もっともその基準は親切にすぎると、川崎市は他の行政から批判されているらしい。因みに横浜市は0.59である。つまり、0.18なんてガタガタ騒ぐような値ではないということなのかもしれない。
さらに、例えば3月15日の新宿の線量は0.8だったというし、あるいは5月3日の福島県双葉郡の放射線量は1.7であったというのだから、0.18なんてきれいなもんだ。
しかしこういう比較がいけないのだろう。
「なぜわざわざ福島県の線量と比べる必要があるのか、福島は危険だがここは大丈夫とでも言いたいのか」
首都圏も危険だと考える人たちからも、福島を安全という人たちからも、双方から批判されそうである。
「自分さえ安全であればいいという身勝手なデータだ」
RADEX1706の数値はやはり揺れる。本当なら複数回測って平均を取る必要があるらしい。DoseRAE2の方はPCに繋いでログを取ることができるのだが、RADEXはずっと見ていなければならない。しかしそんな悠長なことをやっているほどヒマではない。それでもポンと数値が跳ね上がる瞬間がやはり気になる。
RADEXは、線量が高くなると警告音が鳴る。デフォルトで0.3μSv/h以上で鳴るように設定されている。今までは、この書斎の線量が高くても、また大きく揺れても、警告音が鳴ったことはない。そこで設定値を変えてみた。

0.2くらいでどうだろう。

準備完了。

さて早速に。







その間、Doseはおとなしくずっと0.11μSv/hを示していた。

ちょいとRADEXで、書斎のあっちこっちを測ってみることにした。
まずガラスが閉まっている本棚の中。



特に変わったことはない。部屋の中のいつもと同じような傾向である。
布団やソファーや座布団なんかはどうなんだろう。




ちょいと高いような気もするが、あんまり変わらない。
ネットあたりに何か情報はないものかと探してみたのだが。
なんでもDoseRAE2は表面の小さな+印のところで測っているらしい。

RADEX1706の方は裏面の格子の奥にガイガー管が入っている。1706は上位機種なので左右2本。

そこでこんな風に測ってみたりしたのだが、特に変化なし。

俺はいったい何をやっているんだろう。
ネットで、昨日19日発売の週刊文春に、築地や大手スーパーで売られている海産物の汚染を調べた結果が載っているという情報があったので、手に入れた。

なんで週刊誌は、10月27日発行のものを18日に発売するんだ。

いくら目を擦ってみても、眼球にへばりついたゼラチン状の物体が拭い去れない。ムシャクシャして、僕は酷く苛立っている。
12月12日月曜日: さて、どうしてやろうか
《10月19日(水)》
大震災から223日目……
五日ぶりに事務所の外で線量を測った。

へえ、0.06μSv/h、ちょっと低め。低いことはいいことだけれど、じゃあ今まで高めだったのは何故か、その方が気持ちが悪い。何度も言うが、外部被曝という意味では、きっと左程に問題視する数値ではないのだろう。ただ、空間を漂っているのかもしれないα線とβ線を放射する核種の存在が気になるのだ。
だが結局、僕にはその存否を知る術がない。どんなに頑張って、自分で調べて考えろといっても、ひとりやふたりの力では不可能事であるというのが、たどり着いた結論である。ならばここから先、どうするか。
自宅。雨どいの出口で測ってみた。

0.12μSv/h、それなりの数値。
「それなりってなんだ」
「それなりって、だからそれなりさ」
もちろん、こうしていつも線量計を持って、ちょいちょい立ち止まって測っているのは、最低限の危機管理だと思っているのだが、それ以上に、周りに存在する危機を、個人が察知できるものなのかどうか、それこそを知りたいと思っているのである。しかし、どうやらそいつが怪しいということがはっきりしてきたわけだ。
「だろ、だからさ、考えたってしかたないんだよ。きっと放射能なんて大したことないし、楽しくやろうぜ」
「いや、そいつは違う。お前は俺の話を聞いちゃいないらしい。俺は、リスクのことを語っているんじゃない。もっと違う何かに拘っている。」
家の中は0.05μSv/h。

「じゃあ、家の中でジッとしてりゃあいいじゃん」
「お前と遊んでも、ちっとも面白くない」
選択する道は、まだいくつもある。
それから……
1983年に、僕がショーペンハウエルを嫌悪しながら書いた日記。是非ともお読み頂きたいと思うのである。
⇒社長とは呼ばないで《1983年7月18日のノート》
【追伸】
ツイッターで僕は竹田圭吾にブロックされている。その竹田圭吾が「江川紹子さんという人は本当に凄い」と呟いたらしい。
(※以下は新ブログに転載した記事でお読みください。)
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-2456.html
大震災から223日目……
五日ぶりに事務所の外で線量を測った。

へえ、0.06μSv/h、ちょっと低め。低いことはいいことだけれど、じゃあ今まで高めだったのは何故か、その方が気持ちが悪い。何度も言うが、外部被曝という意味では、きっと左程に問題視する数値ではないのだろう。ただ、空間を漂っているのかもしれないα線とβ線を放射する核種の存在が気になるのだ。
だが結局、僕にはその存否を知る術がない。どんなに頑張って、自分で調べて考えろといっても、ひとりやふたりの力では不可能事であるというのが、たどり着いた結論である。ならばここから先、どうするか。
自宅。雨どいの出口で測ってみた。


0.12μSv/h、それなりの数値。
「それなりってなんだ」
「それなりって、だからそれなりさ」
もちろん、こうしていつも線量計を持って、ちょいちょい立ち止まって測っているのは、最低限の危機管理だと思っているのだが、それ以上に、周りに存在する危機を、個人が察知できるものなのかどうか、それこそを知りたいと思っているのである。しかし、どうやらそいつが怪しいということがはっきりしてきたわけだ。
「だろ、だからさ、考えたってしかたないんだよ。きっと放射能なんて大したことないし、楽しくやろうぜ」
「いや、そいつは違う。お前は俺の話を聞いちゃいないらしい。俺は、リスクのことを語っているんじゃない。もっと違う何かに拘っている。」
家の中は0.05μSv/h。

「じゃあ、家の中でジッとしてりゃあいいじゃん」
「お前と遊んでも、ちっとも面白くない」
選択する道は、まだいくつもある。
それから……
1983年に、僕がショーペンハウエルを嫌悪しながら書いた日記。是非ともお読み頂きたいと思うのである。
⇒社長とは呼ばないで《1983年7月18日のノート》
【追伸】
ツイッターで僕は竹田圭吾にブロックされている。その竹田圭吾が「江川紹子さんという人は本当に凄い」と呟いたらしい。
(※以下は新ブログに転載した記事でお読みください。)
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-2456.html
12月 9日金曜日: 喜多見の“酒菜”で真久田さんと
《10月18日(火)》
大震災から222日目……
昨日の朝、宮崎のホテルで見たNHKの朝の番組。全国からいくつかの家庭を選んで、一週間の食事の放射線量を測ったがさてその結果は、といった内容。なんだかどうしても納得がいかなくて、一日明けて呟いた。
【そして……】
11:23
例のNHKあさイチ、ホントは呟きたくないのだが…単体の商品などを測定する場合、定量限界(下限)以下をNDとするのはある意味致し方ない面もあるだろうが、3週間3食計21食調べたのなら検出限界と誤差を示した上で数値を公表すべきではなかったか。
11:25
番組の中で0.3Bqくらい検出できると言っていた。その検出限界10倍の3Bqが定量限界でそれ以下を0としたのでは?須賀川で出たセシウム134が3.66Bq/kgが最小だったというデータともピッタリ。僕、素人です。間違い指摘してください。
11:38
あさイチ追伸。例えばセシウム134と137が毎食2Bqづつ検出されていたとしてもどっちも定量限界以下だから0+0。一日だと12Bq。しかし0。2週間で252Bqも0。これでも間違いではないってことですよねえ。僕、素人です。間違っていたら指摘してください。
「定量限界」ってなんだみたいな話は、このご時勢、ちょっとネット検索すればいくらでも丁寧に分かりやすく説明してくれるサイトがあるだろうからそちらにお任せするとして、問題の一日12Bqが高いのか低いのか、それは意見の分かれるところ。ただ0.3Bqを検出できると言ってしまったら、見ている人は0は少なくとも0.3Bq以下だと思ってしまう。まだそれならいいほうで、ボソっと言っただけの「0.3Bq」を聞き逃した人にとっては0は0だ。こういうことをやられると、根本的にこの検査、信用置けるのかとなってしまうわけで。まあ、この点についても、ネットはずいぶんと賑っているので、どうぞそちらで。
しばらく空けていた書斎。その間に家人が掃除してくれたので、少しは線量が低くなるかと思ったがちっとも変わらず、やっぱり0.10から0.12くらい。線量計、宮崎便の機内で使って、壊れちまったのかと心配したがそうでもないらしい。
気まぐれにベランダに出て測ってみた。

よくわからん。それでも測り続けるよ、出来るだけさ。
もうひとつ昨日のこと。帰りの飛行機に乗る前に、沖縄タイムスの真久田さんから電話があった。東京に出張、明日(つまり今日の18日)そっち(つまり喜多見)に行く。ブログ(M.A.P.after5)に乗ってる酒菜というお店に連れていけという。
ボチボチ時間、書斎を出て喜多見に向かう。

鉢呂経産相辞任の記事のこと、自由報道協会のこと、沖縄タイムス本社の受付のこと、三線コンクールの新人賞課題曲の伊野波節のこと、新しい三線音楽のこと、前近代が残る沖縄が今日本で果たすべき役割のこと、全て後日ご報告する。暫し。
大震災から222日目……
昨日の朝、宮崎のホテルで見たNHKの朝の番組。全国からいくつかの家庭を選んで、一週間の食事の放射線量を測ったがさてその結果は、といった内容。なんだかどうしても納得がいかなくて、一日明けて呟いた。
【そして……】
11:23
例のNHKあさイチ、ホントは呟きたくないのだが…単体の商品などを測定する場合、定量限界(下限)以下をNDとするのはある意味致し方ない面もあるだろうが、3週間3食計21食調べたのなら検出限界と誤差を示した上で数値を公表すべきではなかったか。
11:25
番組の中で0.3Bqくらい検出できると言っていた。その検出限界10倍の3Bqが定量限界でそれ以下を0としたのでは?須賀川で出たセシウム134が3.66Bq/kgが最小だったというデータともピッタリ。僕、素人です。間違い指摘してください。
11:38
あさイチ追伸。例えばセシウム134と137が毎食2Bqづつ検出されていたとしてもどっちも定量限界以下だから0+0。一日だと12Bq。しかし0。2週間で252Bqも0。これでも間違いではないってことですよねえ。僕、素人です。間違っていたら指摘してください。
「定量限界」ってなんだみたいな話は、このご時勢、ちょっとネット検索すればいくらでも丁寧に分かりやすく説明してくれるサイトがあるだろうからそちらにお任せするとして、問題の一日12Bqが高いのか低いのか、それは意見の分かれるところ。ただ0.3Bqを検出できると言ってしまったら、見ている人は0は少なくとも0.3Bq以下だと思ってしまう。まだそれならいいほうで、ボソっと言っただけの「0.3Bq」を聞き逃した人にとっては0は0だ。こういうことをやられると、根本的にこの検査、信用置けるのかとなってしまうわけで。まあ、この点についても、ネットはずいぶんと賑っているので、どうぞそちらで。
しばらく空けていた書斎。その間に家人が掃除してくれたので、少しは線量が低くなるかと思ったがちっとも変わらず、やっぱり0.10から0.12くらい。線量計、宮崎便の機内で使って、壊れちまったのかと心配したがそうでもないらしい。
気まぐれにベランダに出て測ってみた。



よくわからん。それでも測り続けるよ、出来るだけさ。
もうひとつ昨日のこと。帰りの飛行機に乗る前に、沖縄タイムスの真久田さんから電話があった。東京に出張、明日(つまり今日の18日)そっち(つまり喜多見)に行く。ブログ(M.A.P.after5)に乗ってる酒菜というお店に連れていけという。
ボチボチ時間、書斎を出て喜多見に向かう。

鉢呂経産相辞任の記事のこと、自由報道協会のこと、沖縄タイムス本社の受付のこと、三線コンクールの新人賞課題曲の伊野波節のこと、新しい三線音楽のこと、前近代が残る沖縄が今日本で果たすべき役割のこと、全て後日ご報告する。暫し。
12月 5日月曜日: 機内での線量計測実験その2
《10月17日(月)-2》
宮崎空港。
手荷物検査、線量計ふたつ、いったいⅩ線にどんな反応を示すのか、検査官も興味深々だった。

でも、時間が短すぎたのか、機械から出てきてあっという間に元に戻ってしまったのか、数値に変化は表れず、検査官ともどもちょっと拍子抜け。さすがにもう一回、機械の中に暫らく留め置いてとまでは言い出せず、実験成果なし。
一昨日の往きの飛行機での計測値は正しかったのだろうか。帰りは上昇時から測り始めることにした。
16:10、飛び立つ前の機内の数値は……

RADEXの示す値は0.10μSv/h、DoseRAE2は0.06μSv/h、やはり往きの計測の最後の数値(宮崎空港到着時の機内の値)が異常に低かったのは、何か原因があったのだろうけれど、それが何なのか、想像もつかない。
16:14、機体上昇中。


16:16
RADEX:0.15
DoseRAE2:0.09

16:17
RADEX:0.54
DoseRAE2:0.04
※なぜかDoseの数値が下がった。

16:21
RADEX:0.71
DoseRAE2:0.05

16:21
RADEX:0.81
DoseRAE2:0.06

16:22
RADEX:1.01
DoseRAE2:0.07

16:23
RADEX:1.19
DoseRAE2:0.08

16:24
RADEX:1.26
DoseRAE2:0.10

16:25
RADEX:1.46
DoseRAE2:0.11

16:26
RADEX:1.79
DoseRAE2:0.13

16:27
RADEX:2.01
DoseRAE2:0.14
※この日のRADEXは、ここらあたりが最高値であった。

16:31
RADEX:1.97
DoseRAE2:0.20

16:31
RADEX:1.88
DoseRAE2:0.21

16:32
RADEX:1.95
DoseRAE2:0.22

16:32
RADEX:1.93
DoseRAE2:0.23
※Doseも打ち止め。
結局、上空で安定した数値は、おおよそRADEXが2μ、DoseRAE2がその1/10くらいである。いったい何故だ。
17:00頃、飛行機は下降を始めた。

17:02
RADEX:1.81
DoseRAE2:0.18

17:03
RADEX:1.55
DoseRAE2:0.18

17:04
RADEX:1.44
DoseRAE2:0.17

17:04
RADEX:1.14
DoseRAE2:0.16

17:05
RADEX:1.13
DoseRAE2:0.15

17:05
RADEX:1.06
DoseRAE2:0.15

17:06
RADEX:0.99
DoseRAE2:0.14

17:06
RADEX:0.84
DoseRAE2:0.13

17:07
RADEX:0.61
DoseRAE2:0.12

17:08
RADEX:0.54
DoseRAE2:0.11

17:09
RADEX:0.53
DoseRAE2:0.10
雲海の中で少し揺れ、17:11、やがて雲の下の海が見えてくる。


17:12
RADEX:0.29
DoseRAE2:0.07

17:16
RADEX:0.12
DoseRAE2:0.04

17:19
RADEX:0.09
DoseRAE2:0.03

17:20
RADEX:0.08
DoseRAE2:0.03

17:22
RADEX:0.07
DoseRAE2:0.02
上昇時、例えばRADEXがおよそ1.00の時、DoseRAE2は0.10に満たないが、それが下降時は0.15くらい、つまりRADEXよりDoseRAE2の方が反応が悪いということなのであろう。下降時のRADEXとDoseRAE2の数値の食い違いは、往きの計測とほぼ同じであった。それにしてもRADEXとDoseRAE2の示す値が違いすぎる。
また、着陸に向けてやはりDoseRAE2の数値が極端に下がっていく。RADEXも若干低目だがその比ではない。
着地して、機体がターミナルに移動するうちに、数値が納得できる値に近づいていった。
17:32、RADEXが0.11、DoseRAE2が0.09……

20:11、喜多見の事務所に戻って、室内で線量を測ってみた。

RADEX:0.10、DoseRAE2:0.06、いつもの見慣れた数値であった。
宮崎空港。
手荷物検査、線量計ふたつ、いったいⅩ線にどんな反応を示すのか、検査官も興味深々だった。

でも、時間が短すぎたのか、機械から出てきてあっという間に元に戻ってしまったのか、数値に変化は表れず、検査官ともどもちょっと拍子抜け。さすがにもう一回、機械の中に暫らく留め置いてとまでは言い出せず、実験成果なし。
一昨日の往きの飛行機での計測値は正しかったのだろうか。帰りは上昇時から測り始めることにした。
16:10、飛び立つ前の機内の数値は……

RADEXの示す値は0.10μSv/h、DoseRAE2は0.06μSv/h、やはり往きの計測の最後の数値(宮崎空港到着時の機内の値)が異常に低かったのは、何か原因があったのだろうけれど、それが何なのか、想像もつかない。
16:14、機体上昇中。


16:16
RADEX:0.15
DoseRAE2:0.09

16:17
RADEX:0.54
DoseRAE2:0.04
※なぜかDoseの数値が下がった。

16:21
RADEX:0.71
DoseRAE2:0.05

16:21
RADEX:0.81
DoseRAE2:0.06

16:22
RADEX:1.01
DoseRAE2:0.07

16:23
RADEX:1.19
DoseRAE2:0.08

16:24
RADEX:1.26
DoseRAE2:0.10

16:25
RADEX:1.46
DoseRAE2:0.11

16:26
RADEX:1.79
DoseRAE2:0.13

16:27
RADEX:2.01
DoseRAE2:0.14
※この日のRADEXは、ここらあたりが最高値であった。

16:31
RADEX:1.97
DoseRAE2:0.20

16:31
RADEX:1.88
DoseRAE2:0.21

16:32
RADEX:1.95
DoseRAE2:0.22

16:32
RADEX:1.93
DoseRAE2:0.23
※Doseも打ち止め。
結局、上空で安定した数値は、おおよそRADEXが2μ、DoseRAE2がその1/10くらいである。いったい何故だ。
17:00頃、飛行機は下降を始めた。

17:02
RADEX:1.81
DoseRAE2:0.18

17:03
RADEX:1.55
DoseRAE2:0.18

17:04
RADEX:1.44
DoseRAE2:0.17

17:04
RADEX:1.14
DoseRAE2:0.16

17:05
RADEX:1.13
DoseRAE2:0.15

17:05
RADEX:1.06
DoseRAE2:0.15

17:06
RADEX:0.99
DoseRAE2:0.14

17:06
RADEX:0.84
DoseRAE2:0.13

17:07
RADEX:0.61
DoseRAE2:0.12

17:08
RADEX:0.54
DoseRAE2:0.11

17:09
RADEX:0.53
DoseRAE2:0.10
雲海の中で少し揺れ、17:11、やがて雲の下の海が見えてくる。


17:12
RADEX:0.29
DoseRAE2:0.07

17:16
RADEX:0.12
DoseRAE2:0.04

17:19
RADEX:0.09
DoseRAE2:0.03

17:20
RADEX:0.08
DoseRAE2:0.03

17:22
RADEX:0.07
DoseRAE2:0.02
上昇時、例えばRADEXがおよそ1.00の時、DoseRAE2は0.10に満たないが、それが下降時は0.15くらい、つまりRADEXよりDoseRAE2の方が反応が悪いということなのであろう。下降時のRADEXとDoseRAE2の数値の食い違いは、往きの計測とほぼ同じであった。それにしてもRADEXとDoseRAE2の示す値が違いすぎる。
また、着陸に向けてやはりDoseRAE2の数値が極端に下がっていく。RADEXも若干低目だがその比ではない。
着地して、機体がターミナルに移動するうちに、数値が納得できる値に近づいていった。
17:32、RADEXが0.11、DoseRAE2が0.09……

20:11、喜多見の事務所に戻って、室内で線量を測ってみた。

RADEX:0.10、DoseRAE2:0.06、いつもの見慣れた数値であった。
12月 5日月曜日: (宮崎の暫定記事)
《10月17日(月)-1》
大震災から221日目……
朝。ホテル室内の線量。

RADEXは0.08で動かず、DoseRAE2の方が0.06から0.09へと触れる。こういうこともあるのか。
ともかく、建物の中で計測した数値をもってこの地域の空間線量がどうこう言っても意味はない。出発の時間までにはまだ少し間があるから、荷物をまとめて、ホテルの前の川沿いのベンチで、線量計を眺めながらのんびり風に吹かれてみることにした。

さてと、数値は……

今度はDoseRAE2が0.06μSv/hで安定。RADEXは0.09から0.13μSv/h。
東京に帰る前、観光へ。

これも、報告は後日。
大震災から221日目……
朝。ホテル室内の線量。



RADEXは0.08で動かず、DoseRAE2の方が0.06から0.09へと触れる。こういうこともあるのか。
ともかく、建物の中で計測した数値をもってこの地域の空間線量がどうこう言っても意味はない。出発の時間までにはまだ少し間があるから、荷物をまとめて、ホテルの前の川沿いのベンチで、線量計を眺めながらのんびり風に吹かれてみることにした。

さてと、数値は……

今度はDoseRAE2が0.06μSv/hで安定。RADEXは0.09から0.13μSv/h。
東京に帰る前、観光へ。


これも、報告は後日。
12月 3日土曜日: (そっと外に出て)暫定記事
《10月16日(日)》
大震災から220日目……
さてと。
本来ご報告すべきことはさておいて。
新富町文化会館の楽屋口からそっと外に出て、駐車場あたりで線量を測ってみた。

RADEXは0.09、DoseRAE2は0.07。
文部科学省の都道府県別環境放射能水準調査結果のサイトでは、宮崎県の空間線量は0.03以下ということになっているのだけれど、どういうわけだろう。
こういう徒労感が積み重なって、面倒くさくなってあきらめてしまうのが一番いけないのだと、自分に言い聞かせる。
大震災から220日目……
さてと。
本来ご報告すべきことはさておいて。
新富町文化会館の楽屋口からそっと外に出て、駐車場あたりで線量を測ってみた。

RADEXは0.09、DoseRAE2は0.07。
文部科学省の都道府県別環境放射能水準調査結果のサイトでは、宮崎県の空間線量は0.03以下ということになっているのだけれど、どういうわけだろう。
こういう徒労感が積み重なって、面倒くさくなってあきらめてしまうのが一番いけないのだと、自分に言い聞かせる。