08/11/15 : 《1983年の僕を1994年の僕が解釈する:5》
カテゴリ: 《過去を解釈する》
もはや〈本郷〉にも学生運動など無く、ましてや〈駒場〉の近くの高校に〈政治的〉な何かがあろうはずもなかった。ただ民青の残党がどぶ鼠のように活動しているだけ、だが、というより、だからこそ、《サークル》のような〈甘ったるい〉ものじゃなく、〈尖った〉《徒党》を組まねばならぬと思った。しかし挫折した。僕らの〈主張〉に「君たちの言う事はよく分かるが、受験が近いからね」と答える連中、こいつらに〈過激な〉政治的言葉など無力だと思った。だが、〈主張〉などあったのだろうか。「僕らのやるべき事は政治ではない」と僕は言った。挫折したからそう言ったのではない。こんなこと、はじめからわかっていたはずだ、と僕は思っていた。
(1994/5/28)