08/07/28 : 《1984年の僕を1994年の僕が解釈する》
カテゴリ: 《過去を解釈する》
何かの〈きっかけ〉があって〈傍観者〉になったのではない。だいたいが〈傍観者〉になったのかどうか、それが定かでないし、それまで〈傍観者〉でなかったのかというと、それもよくわからない。つまり、何が変わったというわけではないのだ。きっと、〈傍観者〉という〈言葉〉をどこからか拾ってきて、いいもの見つけたとばかりに、都合よく使い始めただけのことなのだ。確かに、直截的に語ろうとすると、いらつく現実が〈谷底〉にはたくさんあったから、〈傍観者〉というレッテルを自らに貼りつけて、〈山のてっぺん〉で蟄居した振りをして、読書三昧の生活を正当化することができれば、すこぶる楽だったに違いない。少なくとも表面的には。
(1994/5/31)
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