08/12/29 : 《83/7/19のノート》「統一の意思」のメモ
カテゴリ: 《過去のノート》
「物質から精神が生まれそしてそれは混沌である」
この一節の中に全ての誤謬の萌芽がある。だがそれは、論理の誤謬を意味しない。人間の逃れられない誤謬の原因を正確に表現しているに過ぎない。ただ、虚無と無限という対極の要素を内包した定理を始原として、その上に構築される《統一の意思》は、その論理の末に再び混沌が立ち現れることを示すこと以外に矛盾から逃れる道はない。
しかしそれは、虚無と無限との間の世界で、パスカルの言うところの中間者としての人間が、理念としての「始まり」から、やはり理念としての「終わり」へ向けて、非可逆的に歩む行程を、ひとつの弁証法的な実存のあり方として示唆することに他ならない。
僕は僕の感情を、片付けてしまいたいと望んでいる。
一方で、決して片付けてはならないと考えている。
深奥さへの憧憬を、絶対に失ってはならないと考えている。
この一節の中に全ての誤謬の萌芽がある。だがそれは、論理の誤謬を意味しない。人間の逃れられない誤謬の原因を正確に表現しているに過ぎない。ただ、虚無と無限という対極の要素を内包した定理を始原として、その上に構築される《統一の意思》は、その論理の末に再び混沌が立ち現れることを示すこと以外に矛盾から逃れる道はない。
しかしそれは、虚無と無限との間の世界で、パスカルの言うところの中間者としての人間が、理念としての「始まり」から、やはり理念としての「終わり」へ向けて、非可逆的に歩む行程を、ひとつの弁証法的な実存のあり方として示唆することに他ならない。
僕は僕の感情を、片付けてしまいたいと望んでいる。
一方で、決して片付けてはならないと考えている。
深奥さへの憧憬を、絶対に失ってはならないと考えている。