太宰治の「男女同権」という小説。
如何にダメな男であるか、日本で何人と数えられるほどダメな男ではなかろうか、という事に就いて問題にされた詩人の代表作は、「われ、あまりに愚かしければ、詐欺師もかえって銭を与う」。
その詩人、「こぞの道徳いまいずこ」なる詩集を出版して、一ぺんで完全にダメになる。
「ダメのまた下のダメという謂わば『ほんものの』ダメ、という事になりまして」失脚した男の話。

どうだ、参ったか。笑うか。むせび泣くか。