08/09/24 : 《1985年1月のノートの抜粋》
カテゴリ: 《過去のノート》
忙しいくて、だから活字から遠ざかっている。
目が疲れる。ひとつ伸びをして、緑色のゼラチンを眼鏡に張り付けてみる。
「どうだい、エメラルドの国でも見えるかい?」
〈檸檬の重さ〉……ちょっと言ってみただけ。
充実感? 嘘だ、単に時間が満たされているというだけのこと。
つまり、〈檸檬の重さ〉とは程遠いということ。
連日の徹夜。疲れている。僕の時間が無い。
「貯金局。そこに出ている役人は非常にいい男だが、貯金局を軽蔑して無用の長物だと思っている。……そのくせやっぱり勤めている。」
(「チェーホフの手帖」)
僕は常に隔たっている。納得がいかないから隔たっている。隔たっているから少しは自分が見える。
「客観的ってことかね」
「客観的とは力のない飾りもののこと」
「自分が見えなくなるような、そんな熱い仕事がしたいんだ」
目が疲れる。ひとつ伸びをして、緑色のゼラチンを眼鏡に張り付けてみる。
「どうだい、エメラルドの国でも見えるかい?」
〈檸檬の重さ〉……ちょっと言ってみただけ。
充実感? 嘘だ、単に時間が満たされているというだけのこと。
つまり、〈檸檬の重さ〉とは程遠いということ。
連日の徹夜。疲れている。僕の時間が無い。
「貯金局。そこに出ている役人は非常にいい男だが、貯金局を軽蔑して無用の長物だと思っている。……そのくせやっぱり勤めている。」
(「チェーホフの手帖」)
僕は常に隔たっている。納得がいかないから隔たっている。隔たっているから少しは自分が見える。
「客観的ってことかね」
「客観的とは力のない飾りもののこと」
「自分が見えなくなるような、そんな熱い仕事がしたいんだ」