「愛について、決して急がぬ事。」
そうではない。どんなに急ごうにも、どうにも急げなかった。僕を取り巻く世界の、どこを凝視しても、「愛」など、存在してはいなかった。
お前は、急ぐべきだったのだ。こうなる前に。
(1994/5/28)