今度の美術館での公演ですが、CDの販売はNGです。公共事業だからなんだってさ。意味わかんない。実はギャラも無茶苦茶安い。これも公共事業だから。冗談じゃない。
そういうわけで少人数のバージョンになった。その上、会社で受けた仕事だから、僕のギャラは無しです。できることなら断りたかったが、小銭でも喉から手が出るほど欲しい。でも、あんまり安売りすると、きちんと払って呼んでくれたところに失礼になる。それもまずい。 ダンピングは、出来る限りやるべきではないのです。難しくて情けなくて辛い判断でした。

諸悪の根源は、アマチュア音楽家のボランティアかも。これって、日本にホントの文化が根ざさないひとつの要因ではないのかとまで思ってしまう。

「読み聞かせのお母さんグループ」ってやつも同じ。仲良しサークルの中だけで遊んでいるのなら構わないが、タダで読み聞かせの会なんかを、保育園とか老人ホームに訪問してやっちゃ絶対にダメなのだ。
これってなかなか理解してもらえないんだけどね。

プロとアマチュアの違いを、はっきり理解してくれている人たちばかりならば、アマチュアがいくら活動しても構わない、むしろ裾野を拡げてくれるのは有難い。でも、本物を知らない人たちがとても多いという状況でそれをやってしまうと、アマチュアのものをタダで見たり聞いたりできるのだから、わざわざお金を出してまでプロのものを見たり聞いたりする必要はないという発想がまかり通ってくる。そうなったら、僕はもう辞めるしかなくなってしまいます。

また、そのうち書きます。