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7月29日水曜日: 《1984年7月23日のメモ》

カテゴリ: 《過去のノート》
堂々めぐり。
だから、生活不能者。

カテゴリ: 《過去のノート》
明るく、そして大きな窓から吹き込んでくる爽やかな風が
一緒に住む決意を二人のもとに運んで来たというなら

その窓に
まず純白のレースのカーテンを掛けなさい

硝子は一点の曇りも無いように
桟には一時も埃の無いように
よく磨いておきなさい

君達は子供なのだが
それは全くそうなのだが

人として生きていく佇まいということを
少しばかりの先輩として
僕は伝えておきたかったのです

   つまり

   僕の部屋の窓には
   あの懐かしい風が訪れることは
   もう永久にないだろう

   薄汚れた、たったひとつの窓

   つまり

   だから

   せめて君達は

カテゴリ: 《過去のノート》
朝のノートを修正してみる……

僕と交渉を絶って 死んでしまった自然。
あの風景たちの 捨て去られた思い出。

無感受性と幸福との 悲しい共犯関係。

抜け出すのは 容易ではない。
抜け出す気も ない。


カテゴリ: 《過去のノート》
漫談を聞きたくて、お前に会いに来たわけではない。だから思わず叫んだのだ.
「バカヤロー!」

「私は真実のみを、血まなこで、追いかけました。私は、いま真実に追いつきました。私は追い越しました。そうして、私はまだ走っています。真実は、いま私の背後を走っているようです。」

大笑いさせられたのさ。笑いすぎて苦しくなった。
「苦しみ多ければ、それだけ報いられるところ少し。」
最早許しがたい。腹が立ってきた。
「バカヤロー!」
もうやめた。断然やめてやる。いやらしいアイロニーと卑屈な物言いの連続、とてもついていかれない。こんなイヤな奴と友だちじゃなくて、ホントによかった。ああアホらしい、やめたやめた。悪口言うのも嫌になった。だから、悪口やめて、誉めてやる。

正しい解釈などありえない。解釈した人間の数だけ解釈がある。
「パンドラの匣」。
なんてこれ見よがしな題名なのだ。文句三昧。で? 
いい。実にいい。この上なく魅力的な間違いだらけの解釈。

「わび、さび、しをり」などよりはるか上位に「かるみ」を置いたという死を越えた晩年の芭蕉。

露の世は露の世ながらさりながら

植物の蔓の伸びていった先に何があるのか…
「伸びて行く方向に陽が当たるようです」
何故か、ともかくいい。そんな春の心境なのだ。

カテゴリ: 《過去のノート》
「交渉のない、死んだ自然」
あの風景たち。

無感受性と幸福との悲しい関係。

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