この日記は、2月の7日に書いている。

7日は「なのか」と読む。だが、「なぬか」が正しいのか。
よく分からぬが、「なぬか」が転じて「なのか」になったというから、「なぬか」の方が「なのか」より古いらしい。

「49日(しじゅうくにち)」は「なぬか」が7つである。そのひとつ目を「初七日」という。
「初七日」の次が「49日(しじゅうくにち)」なのではない。沖縄では七日毎に、「になんか」「みなんか」…と、七回の法事(?)がある。このことは、いずれ書く。今日はそのことではない。

7日は「なぬか」なのか「なんか」なのか。駄洒落のように、いい加減な話であることに違いはないが、今日はこの話題でもない。

今日? 本当の今日は1月の8日(ようか)ではなく2月の7日である。「社長とは呼ばないで」が、ひと月遅れになりそうだから、慌てて書いているのである。 つまり、本当は2月の沖縄への旅から帰ってきて、それからこれを書いているのである。

大城立裕氏に御教授頂いた話。自作の「ノロエステ鉄道」の「三月三日」は、「さんがつみっか」ではなく、「さんがつさんにち」と読むのだと。かつての沖縄ではそうだったのだと。

沖縄の年配のインテリは、大城立裕の「立裕」を、「りつゆう」と読み、また、そう呼ぶ。しかし、大城立裕御本人は、「たつひろ」であることに拘っているように見える。

本当の今日は、娘の誕生日である。
かみさんの実家で、「いつ帰るのか」と聞かれたから、「むいかに帰る」と答えたら、「ろくにちね、ななにちは、なちる(娘の名)の誕生日やしね」と言われた。
「ああ、そうか」と言ったら笑われた。本当は、叱られたのかもしれない。

そういえば、沖縄の人は会った時すぐに、「いつ帰るのか」と聞くから、内地から来た者は歓迎されていないのかなと勘違いするという話が、10年くらい前、よくあったのだが、最近はあんまり聞かれなくなった。この類の話にも流行があるらしい。
しかし、本当は、歓迎されていると思うほうが、もしかしたら勘違いなのかもしれない。

ところで、この「社長とは呼ばないで」というブログの表題のところに、「最初の記事に行け!」と書いてあるが、それは最初の記事を読めば理解できるということではない。最初から順番に《全部》読まないと、理解できないぞという意味なのであるということを、沖縄の大切な友の一人に伝えておこう。
友の名は「三太郎」。嘘。嘘から出た誠。
そうしたら、そのうち、友達ひとりもいなくなったりして、そして本当に歓迎されなくなったりして……
「いつまでいるの」と聞かれたら、危ないサインかな?

本当のこととは、なんなのか。

春彦さん、お帰りなさい……
どこから? あるいは、どこへ?

三太郎曰く、「さっぱり、わからん」

それが正しい読み方なのである。