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カテゴリ: 《頭痛日記》
いよいよ医者のお世話になるか。東京へ帰ったら医者に行くと、昨晩、決心した。だが、怠惰がその決心を挫かぬ用心に、医者に行くことをあいつと約束した。

今日の朝は頭痛なし。が、やがて一発ズキンと来れば、それから後はいつもと同じ。
煙草を止めても、吸ってみてもだめ。アンメルツ、アリナミン、昼寝、うたた寝、熟睡、風呂、サウナ、気晴らしの会話……、全て効果なし。東京へ戻れば医者に行く、そう自分に言い聞かせることが、今のところ一番効き目がある。

なんとなくの不安、それはきっと、漠とした《死》の恐怖が滲み出てくるのだ。もう、あの頃のように子供ではないから、恐怖がはっきりした形で現れることなどもうないが、決して解放されたわけでもない。解放されるわけもない。

カテゴリ: 《頭痛日記》
頭痛は、結局のところ、目論見に反して煙草を止める前よりひどくなった。禁煙してびっくりするほど体調は良くなったが、それは頭部以外の身体に限った事で、体がすっきりした分だけ頭痛に対しては敏感なってしまったようだ。頭痛のイライラが増し、さらに煙草の禁断症状のイライラがそれに重なるのだから、たまったものじゃない。たまらず、ついに煙草を精神安定剤として服用する事にした。
正味三日の禁煙。本当の三日坊主。
しかし、おかげで〈煙草を吸い続ける〉という志は捨てずにすんだというわけだ。ざまあない、じゃない、間違えた、ざまあみろ。

「三日坊主も持続も、どっちも怠惰の結果」

うるさい!